ハイスクールB✕H プリキュアになってしまった転生者   作:ボルメテウスさん

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好きな君に

「ソラちゃん、このままじゃ、大変な事になっちゃうよ」

「いきなり、どうしたんですか、ましろさん」

 

その日、ましろは自室にソラを呼んで、とある事を相談していた。

普段から親友と言えるソラに対して、これまでにない真剣な表情で問いかける事もあり、ソラは思わず手に力を込めながら見つめる。

 

「このままじゃ、ツナ君に恋人が出来るかもしれないの!」

「恋人っ!」

 

ましろの衝撃の言葉。

それに対して、ソラの背景には稲妻が一瞬で映るような衝撃が走る。

だが、それは一瞬だけだった。

 

「それは別に良い事じゃないんですか?」

「いや、良くないよ!ソラちゃんだって、ツナ君の事は好きだよね!」

「はい、大好きですね、それはましろさんもですよね」

「うん、だからツナ君が取られるかもしれないのよ!」

「はぁ」

 

ましろの必死な言葉に対して、ソラはあまり危機感のないように呟く。

 

「でも、急にどうしてそんな事を言い始めたんですか」

「・・・この前、リアスさん達が集まった所を私達も行ったでしょ」

「はいっ、まさかこっちの世界で私達がヒーローとしての番組に出るなんて、思いませんでした!」

「まぁ、そのせいでツナ君は死にかけたけど、違う!その際にリアスさん達のを見たけど」

 

それと同時にましろの脳裏に浮かび上がるのは、そのプリキュアと並んで人気だった番組。

 

「皆、とってもおっぱいが大きかった!」

 

その一言だった。

 

「おっぱい、確かに大きいですけど、私は戦う時には不便ですから、特にいらないと思いますが」

「うぅん、この微妙な行き違い!ソラちゃんは、このままツナ君がいなくなっても良いの!」

「それは」

 

ましろは思い悩んだ末に、そのままソラに尋ねる。

 

「・・・最初は、いきなりこの世界に呼ばれた事もびっくりしましたし、その原因が彼だと言われたら、少しだけむっとしました」

「うん、それに私達は、本物じゃないかもしれないという怖さもあったね」

「だからこそ、ツナさんが言った事は今でも覚えています」

 

同時に彼女達が思い出したのは、この世界に来た際でのツナの一言。

 

『俺の間違いでここに来た以上、どんな事があっても幸せにする。そうじゃないと俺自身が許せないから』

「普段は自己中心なのにね」

「だからこそ、少しずつ知っていくツナさんの事は大好きになりました」

「だったら、ソラちゃん、これからいっぱいツナ君と仲良くなるように頑張ろう!」

「はいっ、といっても、どう頑張るんですか?」

 

そう、ソラからの言葉に対して、ましろは。

 

「・・・まずは胃から攻める?」

「えっ、お腹を攻撃ですか?」

「たぶん、違うと思うよ、ほら、美味しい食べ物で好きって伝えるとか」

「ましろさんの料理はいつもツナさんも絶賛していましたよ!」

「えっと、私達の中で誰が好きとか聞くとか」

「そんなのエルちゃんに決まっているじゃないですか」

 

そう、ましろは作戦を提案するが、意外な事にソラの言葉で次々と却下されていく。

 

「ツナ君って、意外と攻略が難しい!」

 

ましろの絶叫が、そのまま部屋に木霊した。

次回のヒロインは

  • ソラ
  • ましろ
  • あげは
  • エル
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