ハイスクールB✕H プリキュアになってしまった転生者 作:ボルメテウスさん
「レーティングゲームの見学に?」
その日、俺は迫る体育祭に向けて、練習を行っていた。
普段ならばやる気も出ないこの行事だが、この日、エルちゃんも来るのだ。
そんな特別な日は、格好良く決めたいと思い、俺は練習に励んでいたのだが、アザゼルがなぜかそんな事を言ってくる。
「お前にちょっと興味がある爺さんがいてな、そいつと会うついでに来ないか?」
「別にそれは良いけど、どうせだったら、個人的にはサイラオーグさんの試合は見てみたいかな」
これまで以上にプリキュアでの戦いが増えると考えれば、その戦いの幅を広げる必要がある。
その中でも、格闘戦が得意なサイラオーグさんの試合は見てみたい。
「まぁ、それは別の機会だ」
「ふぅん、まぁ良いけど」
「まぁ、そういう事だったら、試合の様子はビデオであるが、見てみるか」
「本当か!」
それはぜひとも見てみたい。
そういう訳もあり、俺はオカルト研究部へと招かれた。
俺がいる事に対して、珍しそうな表情をしている面々だが、俺の事情を聞くと納得した様子で、サイラオーグさんの試合を見た。
そして、その感想としては、圧倒していた。
その一言だった。
「というよりも、戦っている悪魔、どこかで見た事があるような?」
今回の試合でサイラオーグさんと戦っている悪魔。
「お前がワンパンで気絶させた奴だよ」
「・・・あぁ、エルちゃんの前で卑猥な事を言おうとした奴か」
その言葉と共に俺は思い出した。
「まぁ、それだったら、勝って当然か」
「あなたの場合は色々と規格外だけど、まぁ良いわ」
そうしていると、何やら緑色の魔方陣が現れる。
なんだ?
「やぁ、アーシア・アルジェント。会いに来たよ」
「え、えぇと……」
突然やって来た男は、他には目もくれずアーシアの元に近づくと、手を握ろうとしてくる。
だけど。
「いや、何をしているの、あんた」
「誰かな、君は」
俺はそれよりも前に出る。
「いや、いきなり会いに来たとか言っているけど、まずは挨拶だろ、普通は」
「そうね、いきなりやって来てここの主に挨拶もしないのかしら?ディオドラ」
「あぁ、すまないリアス・グレモリー。ちょっと興奮してしまってね」
そう言ったディオドラは、笑みを崩さずにそのままリアスの元に向かうと、
「早速で悪いけど、ビジョップのトレードをお願いしたい」
「とりあえず、ぶぶ漬けをどうぞ」
そのまま、俺はそれらのやり取りを見た後、そのままお茶漬けを出す。
「ぶぶ漬け?これは一体、どういう意味かい?」
「京都の礼儀です」
俺はそのままとりあえずは言う。
それに対して、リアス先輩も頷く。
「そうね、彼の礼儀、ある意味間違っていないわね」
同時にリアス先輩も同意してくれた。
「ふむ、人間界ではこのようなおもてなしがあるのか」
「えぇ、そうですね、おもてなしですね」
「間違っていませんね」
それに対して、姫島先輩も塔城さんもまた頷く。
「えっと、どういう意味なんだ?」
その最中で、ゼノヴィアは首を傾げる。
日本文化には疎いアーシアもまた首を傾げる。
まぁ、最も、仕方ないかもしれないがな。
「まぁ、ようするに、礼儀知らずはさっさと帰れという事ですよ」
「・・・ほぅ、人間がそんな事を言うのか」
そう、こちらに向けて言っているようだ。
悪魔の常識など、未だに分からない事だらけだが。
「いきなり会って、運命だとか抜かす前に常識を知ってはどうですか、上級悪魔さん?ここは人間界ですから、人間界のルールをしっかりと守りましょうか」
そう言い返す。
「そう言えば、君は確かプリキュアだったけ?君ともぜひ戦ってみたいね」
そう、笑顔で言っているけど、こいつの目の奥はよく見えるぞ。
「「はははははは」」
そこから少しの間、笑った後、ディオドラの奴は帰っていった。
「・・・なぁ、あいつって、絶対に何か悪い事をしているように見えるのは、今回は勘違いだと思うか?」
「いや、勘違いじゃないと思うわ」
これまでの経緯もあって、勘違いである可能性があると思い、聞いたが、どうやら間違いではないようだ。
次回のヒロインは
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ソラ
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ましろ
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あげは
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エル