ハイスクールB✕H プリキュアになってしまった転生者   作:ボルメテウスさん

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忠犬と気まぐれ猫

「それで、警告って、一体何を?」

 

「何、今度のグレモリー家と戦うディオドラ・アスタロト。

 

 おそらくは君は、その戦いに介入すると思ってな」

 

 それに対して、俺もソラもまた警戒しながらも。

 

「それって、つまり、何かあるんだな」

 

「さぁ、それは君に任せておくよ」

 

 それだけ言うと、そのままヴァーリはすぐに去って行った。

 

「君との戦いはこの場では相応しくないからね、またね」

 

「もう、来ないで欲しいんですけど」

 

 俺はそう言っていると。

 

「にゃははは、ヴァーリはヴァーリでとんでもない趣味があるにゃねぇ」

 

「っ!?」

 

 そうしていると、後ろから黒歌がなぜか抱きついてきた。

 

「ひゃっ、なっ何を」

 

「ふぅん、もしかして、童貞だったりするかにゃ」

 

 あの戦いの時にはあまり気にしていなかったけど、この黒歌という人、かなり色気がとんでもない。

 

 むにゅりとしている胸の感触は、俺の家にいるメンバーの誰にもない色気。

 

 あげはさんは、あげはさんでかなり凄いけど、この黒歌という人からの色気は。

 

「えっ、いや、まぁそうだけど」

 

「てっきり、プリキュアの子とやっていると思っていたけど、だったらさぁ」

 

 そう黒歌が言っていると、俺は勢い良く引き剥がされる。

 

 同時に。

 

「残念ながら、ツナさんにはそういうのは必要ありませんからぁ」

 

 それと共にグルルルっと、まるで犬を思わせるようなうねると共に、ソラが俺を抱き締める。

 

 先程までの黒歌さんと比べたら、柔らかな胸の感触はないが慣れ親しんだ香りが俺に安心を与えてくれる。

 

 そしてそんなソラに対して、黒歌は不敵に笑う。

 

「ふぅん、なるほどなるほど、まぁいいわぁ。

 

 それじゃ、ツナだっけ」

 

「はっはい」

 

 そんな俺に黒歌は艶めかしい笑みを浮かべると、言った。

 

「今度はプリキュアの子がいない場所で会おうじゃない? その時は……私の体で気持ちよくしてあげるわよぉ?」

 

「…………」

 

「…………」

 

 その言葉を聞いた瞬間、ソラの目付きが変わった。

 

 それは、俺にとって初めて見る表情であり、思わず息を飲む。

 

 だがそれと同時に。

 

(あっ、これ、まずいな)

 

 本能的にそう感じた俺は慌ててる。

 

 俺を抱き締める力はかなり強い。

 

「それじゃ、またにゃぁ」

 

 そう言い、黒歌はその場を去った。

 

 残された俺達の間には沈黙が走る。

 

 そんな中、ソラが口を開いた。

 

「ツナさん」

 

 俺は恐る恐る聞く。

 

 すると、予想通りの言葉が返ってきた。

 

 それは、いつも通りの口調なのにどこか冷たいものだった。

 

 俺は冷や汗を流しながらもなんとか答えると、そのまま黒歌とは別れた。

 

「ツナさんは、おっぱいが大きな人が好きですか」

 

「……」

 

 俺は、どう答えたら良いのか分からない。

 

「えっと、まぁ、嫌いではないです」

 

「……そうですか」

 

 そう言うと、何故かソラは黙ったまま歩き出す。

 

 これは、少しヤバいかもしれない。

 

 そして、家に帰ってくると、その事をましろにも報告されると。

 

「そっか、そっか、そうなんだぁ」

 

 何やらましろまで顔が怖い。

 

「つっツバサ、あげはさん、これってどういう状況なんですか」

 

「えっと、まぁ」

 

「ツナ君、男を見せる時だよ」

 

 そう二人はあまり頼りそうにない。

 

 とりあえず、今はエルちゃんの癒やしが必須だろう。

次回のヒロインは

  • ソラ
  • ましろ
  • あげは
  • エル
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