ハイスクールB✕H プリキュアになってしまった転生者 作:ボルメテウスさん
「ビバ!平和!」
俺は、その日もまた平和を堪能するように、学校を通っている。
転生者となってしまったが、未だにこの世界が何の世界か分からない。
だが、どちらにしても、今の俺はとにかく平和な日常を目的に動きたい。
そう思っていた。
「・・・」
なぜか、じっと、こちらを見つめる視線。
それが一体何なのか、俺は疑問に思った。
だが、振り返ってはいけない。
振り返ったら、ヤバい。
それが俺の本能が叫んでいた。
だが、人間、気になったら向けたくなる物。
ゆっくりと、俺は振り返る。
そこに立っていたのは、一人の青年。
銀髪の青年で、あまり見かけないが。
「やぁ、ここの学校の生徒かい?」
そう、俺が困惑していると、なぜか話しかけられた。
「まぁ、そうですけど」
俺はゆっくりと、それに頷く。
「そうか、それにしても驚いたな」
「何がですか?」
その言葉に対して、俺の脳内での警報が鳴り響く。
この男、何かがヤバい。
そう、考えていると共に、ゆっくりと口を開いた。
「俺はヴァーリ、白龍皇だ」
「・・・」
そう、向こうから名乗ってきた。
「はぁ」
そう、返答するしかない。
ヴァーリという事から、外国人だと分かる。
だけど、白龍皇って、なに?
まさか、これは、世に言う中二病なのかっ!?
「それで、俺に一体何の用だ」
「なに、君を一目見て、素直に美しいと思ったからね」
どうやら、中二病だけではなく、ホモでもあったようだ。
これは不味いな。
こういうのを相手をすれば、ヤバい。
「そうですか、ですが、俺はそういう趣味はないので」
「そう、つれない事を言わないでくれと言いたい所だけど、俺もこの後、用事があるのでね」
「はぁ、そうですが」
出来れば、2度と関わらないで欲しい。
「今度会った時には、君とは濃密な時間を過ごしたいね」
「お断りだぁ!!」
同時に俺はそのままダッシュで走り出した。
まさか、この世界、想像以上にヤバいかもしれない。
俺は急いで家に避難すると共に。
「この世界、想像以上にヤバかった!!」
「いきなり、何を言っているんですか、ツナさん」
俺の帰りと共に、ジト目で返答するのは、夕凪ツバサ。
そして、それを相手しているのは、我が家の癒しであるエルちゃんである。
「・・・ふむ、ある意味、俺と同じくヤバいかもしれないからな」
「いや、だから、どういう意味ですか」
そう、ため息を吐いているツバサ。
だけどな。
「とりあえず、エルちゃんの耳を塞いで。
こんな話、聞かせたくないから」
「一体、何の話をするつもりなんですか」
「良いから!」
それに対して、ジト目のまま、耳を塞いだ。
そして、俺は一気に思いの丈を話す。
「あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!
俺は、さっきまで学校の帰り道にいた。だけど、その道中、全く知らない男から話しかけられたんだ。その男は、俺を見て、いきなり素直に美しいや濃密な時間を過ごしたいと言い始めた。本当に、初対面の男が目の前でだ。
な… 何を言ってるのか わからねーと思うがおれも何をされたのかわからなかった… 頭がどうにかなりそうだった…催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ…もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ」
それを聞くと共に、ツバサもその意味を理解したように、背中に氷柱が刺さったような表情をした。
同時だった。
「ただいまぁ!」
そう、俺達が戦慄していると共に、明るい声であげはさんも帰ってきた。
「いやぁ、聞いて聞いて!さっき、何やらちょい悪系のオジサンが、この家の近くにいたんだよ、それで少しの間見ていると、なんだか、ツナ君を見て笑みを零していたけど、どうしたの?」
「まさか、こんな恐ろしい事になるなんて!」
「どうしてくれるんですか!僕はノーマルなんですよ!」
「うるせぇ、俺だって、ノーマルだよ!!」
同時に、理解した。
この世界、油断したら、ヤバい。
「まさか、そういうゲーム系の世界なのか!!やられてたまるかぁ!!」
「ただいまって、ツナ君がむっちゃ震えている!?」
「ツバサ君も、一体何が起きたの!?」
次回のヒロインは
-
ソラ
-
ましろ
-
あげは
-
エル