ハイスクールB✕H プリキュアになってしまった転生者   作:ボルメテウスさん

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絶体絶命のデート

「……どうしよう」

 

「いや、本当に、どうするですか」

 

 その日、俺とツバサは頭を抱えていた。

 

 そこは、俺達の家ではなく、近くの喫茶店であり、他の四人があまり来ない場所である。

 

 ここを選んだのは、とある理由がある。

 

 それは、翌日に行われる出来事への対策だった。

 

「そもそも、なんでそんな事をしたんですか」

 

「いや、だって、いきなり誘われたんだよ、しかも断ったら断ったらで何が嫌な予感がするから」

 

 それと共に、俺はこの状況に対して頭を抱える。

 

「まさか、ソラ、ましろ、あげはさんの3人からデート誘いをさせられるとはなぁ」

 

 その一言と共に、事の経緯を思い出す。

 

 先日の戦いが終わった後、ソラからとある事を提案された。

 

「これから、きっと多くの敵と戦う事に鳴ります! そうなる前に、特訓が必要だと思います! なので、ツナさん! 今度の休み、一緒に山で修行しましょう!」

 

「えっ、嫌だけど」

 

 そう、俺は断るが、ソラは無言の圧で、こちらを見る。

 

「一緒に、修業しましょう!」

 

「……分かりました」

 

 こうして、俺は何故か、山での修行を行うことになったのだ。

 

 だが、それだけではなかった。

 

「ツナ君! 今度、カップル限定メニューがあるの!」

 

「はぁ」

 

 ソラから誘われた後、ましろからも声をかけられていた。

 

「それでね、ツナ君の分も私が頼んであげるよ! だから、私と一緒に行こう?」

 

「あーうん、その日は「この前、私との約束を破ったの、忘れたの」うっ」

 

 ましろの言葉に何も言い返せなくなり、そして、逃げ場を失った俺は渋々承諾をした。

 

 しかし、問題はそこではない。

 

 問題なのは、その後だ。

 

 今度は、あげはさんに声をかけられた。

 

「あげはさん、どっどうしたんですか」

 

「いやぁ、実はツナ君に少し頼みがあってねぇ、実は今度の休日にさぁ、買い物に行きたいんだけど、一人だと心細いからついてきてくれないかなぁって思って」

 

「いや、その日は「お願い!! 私の買い物につき合ってぇ!!」えっとぉ……はい」

 

「やった! ありがとうね!」

 

 そして、俺はまた断れずに了承してしまった。

 

 こうして、俺はデートに誘われてしまったのだ。

 

「これ、正直に話した方が良いんじゃないですか、3人共、言えば」

 

「……そんな事、言えるかっ! もしも、そんな事になったら」

 

「なったら」

 

「エルちゃんに嫌われるだろう!!」

 

 同時に、俺はエルちゃんから「つな、きらい」と言われる場面を想像していた。

 

「いや、そんな事は」

 

「だから、頼むよぉ、ツバサぁ、なんとかこれを切り抜ける術を一緒に考えてくれよぉ!!」

 

 俺は必死になって、ツバサに助けを求める。

 

「はぁ、本当に仕方ないですね、とにかく考えてみましょう」

 

「助かるよぉ!!」

 

 そのまま、俺とツバサは題して、ドキドキデート大作戦を決行する事になった。

次回のヒロインは

  • ソラ
  • ましろ
  • あげは
  • エル
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