ハイスクールB✕H プリキュアになってしまった転生者   作:ボルメテウスさん

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ツナ、戦闘不能

「いやぁ、まさか約束が重なるとは思わなかったからねぇ」

 

「だとしても、ツナさんはなんで言わなかったんですか」

 

「お前達があまりにも言わせる雰囲気じゃなかったからだよ」

 

 あの後、俺達はすぐに合流した。

 

 その際に、ソラ達から文句をかなり言われる事もあったが、これからオーディンさんが行うという会議の為の護衛を行う事になった。

 

 なぜ、それに参加しなければならないと思ったのだが。

 

「命を狙われているんでしたら、守らなければ! それがヒーローとしての役割ですから!」

 

 そう、何時もの調子でソラが言う事で、そのまま護衛に参加する事になった。

 

 そして、今現在は、オーディンさんのいる場所へと向かっている途中である。

 

「まぁ、その話は後にして」

 

「んっ?」

 

 すると、エルちゃんがいた。

 

 その表情はかなりジト目であり、俺の方を見ていた。

 

「えっエルちゃん」

 

 俺は思わず声を出してしまうと、それに気づいたのかエルちゃんもこっちを見る。

 

 そして、ため息をつくと。

 

「……つなきらい」

 

「……」

 

 その一言を聞いた瞬間、俺の足下が崩れるような感覚が襲う。

 

 それは、決して大げさな事ではなく、実際に崩れた。

 

 そして、地面に膝をつけると、自然と見上げる形になる。

 

 見上げた先には、ジト目のエルちゃんがいる。

 

 そして、少しだけ頬を膨らませていた。

 

「えっエルちゃん、これには訳があってな」

 

「うそついていていた、つな、しらない」

 

 そうぷいっと顔を背ける。

 

 同時に、俺はそのまま地面へと倒れ込んでしまう。

 

「えっ、ツナさんって、しまったぁ!?」

 

 その状態を見たソラが驚く中、俺の方へと近寄ってくる人物がいた。

 

「ふむ、これはどうしたものかな」

 

「えぇ、なんでいきなりこんな状態になっているんだ?!」

 

 俺が悶えている様子を見て、兵藤達の面々が騒いでいる。

 

「実は、ツナさんはエルちゃんのおかげで最大の力を発揮出来るのと同時にエルちゃんから嫌われると、死ぬ程のショックで普段の恥ずかしがりを遙かに超える程に死にかけるんです!」

 

「えぇ!」

 

 何やら騒いでいるようだけど、関係ない。

 

 あぁ、目の前が真っ暗になってくる。

 

「つっツナ君!?」

 

「どうせ、俺なんか」

 

「これ、どうするんだよ、どうやったら!」

 

「うぅん、エルちゃんが慰めてくれたら、回復するけど、今はエルちゃんは機嫌が悪いからねぇ」

 

 なんだか周りがうるさいような気がするが、そんな事は気にしない。

 

 そうだ、俺はエルちゃんから嫌われてしまったのだ。

 

 もう、生きる意味がない。

 

「まぁ、ここは私に任せなさい!」

 

「何か手があるのか?」

 

「まぁ、ちょっとした事だから、その少しの間、お願いねぇ」

 

 そうあげはが俺の手を引いていった。

 

「えっちょ、あげはさん!」

 

 その後ろでツバサも来ているけど、どうでも良いや。

 

 

次回のヒロインは

  • ソラ
  • ましろ
  • あげは
  • エル
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