ハイスクールB✕H プリキュアになってしまった転生者   作:ボルメテウスさん

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修学旅行に出発

「ほらぁ、エルちゃん! 新幹線の外の景色だよ!」

 

「えるぅ!」

 

 修学旅行当日、俺はエルちゃんに新幹線の外の景色を見せていた。

 

 これまで、空を飛ぶ事は多くあったが、こうして新幹線に乗りながら見る景色。

 

 その初めての光景にエルちゃんの瞳は大きく輝かせていた。

 

「それにしてもあのツナ君にこんな小さな子がいるとは思わなかったわねぇ」

 

 そんな俺とエルちゃんの様子を見て、後ろから桐生が言っている。

 

「ふふっ、どうだ、エルちゃんの可愛さは! まさしく天使! いや、神すら越えている!」

 

「結構沈黙の多いツナ君にまさかこんな一面があるとは」

 

 何やら後ろで何か騒いでいる様子だが、そんな事は関係ない。

 

 今はとにかくエルちゃんが楽しんで貰う事が最優先だ。

 

「おぉ、ツナじゃないか」

 

「それが噂の」

 

 それと共に、俺はエルちゃんが窓に夢中になっている間に、とりあえずは害悪を排除しておいてっと。

 

「……えっ、今、何かした?」

 

「えっ何の事?」

 

 何やら桐生が言っている様子だが、知らない。

 

「おそろしく速い手刀 私でなきゃ見逃しちゃうね」

 

「あわわわ、松田さんと元浜さんが」

 

 ゼノヴィアとアーシアが何やら呟いているが、関係ない。

 

「……という事は、ここで寝ているこいつも」

 

「えるぅ?」

 

 それと共に桐生は、寝ている兵藤を見て呟いた。

 

 俺の近くの席にいた兵藤だが、座った瞬間、寝てしまっただけだぞ。

 

「あんたって、普段の印象と違って、ここまでとんでもない奴だったとはな」

 

「全く、何を言っているのか、ねぇ、エルちゃん」

 

「えるぅ!」

 

 そうしていると。

 

『間もなく京都に到着致します』

 

「おぉ、エルちゃん! 京都に到着したようだぞ!」

 

「えるぅきょうとぉ!」

 

 京都に到着すると共に、エルちゃんは窓から見える景色を見て興奮していた。

 

 うんうん、喜んでくれているようで良かったよ。

 

「では、これから自由行動に入るわけですが」

 

 そして、ホテルに向かうバスの中で先生が話し始めた。

 

「皆さん、楽しい思い出を作って下さいね」

 

 そう、ロスヴァイセ先生が言うと共に、俺達はそのまま部屋へと案内される。

 

「これは」

 

 そこは和室。

 

 豪華ではなく、簡素な作りではあるが、どこか落ち着く雰囲気のある部屋であった。

 

「ここが俺達の部屋か」

 

「本当だったら、他の生徒と似たような部屋が良いと思いましたけど、エルちゃんの安全性を考えて」

 

「まぁ、別に良いけど、それにエルちゃんも嬉しそうだからな」

 

「ふにゃあ~♪」

 

「あらあら、エルちゃんはご機嫌ですね」

 

「うむ、エル殿が喜んでいるのなら問題ない」

 

 そう言いながら、俺達は荷物を置く。

 

 まだまだ、修学旅行は始まりそうだ。

次回のヒロインは

  • ソラ
  • ましろ
  • あげは
  • エル
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