ハイスクールB✕H プリキュアになってしまった転生者 作:ボルメテウスさん
京都旅行一日目。
まず、ホテルについた後、部屋に荷物を置いた後、俺とエルちゃんに待ち受けていたのは記念撮影だった。
というのも、新幹線の移動中も、エルちゃんの存在はかなり注目を集めており、一緒に記念撮影を取りたい人がかなりの人数でいた。
「エルちゃんはこっちでも人気物だなぁ」
「えるもいっぱいしゃしんとれてうれしい!」
それと共に色々な人と一緒に写真を撮る事が出来たのが嬉しいのか、エルちゃんはかなりご機嫌な様子だった。
「いやぁ、最初は赤ちゃんが来るって聞いた時は大丈夫かと思ったけど、結構賢い子よね、何歳ぐらいのよ?」
「一歳だよ、ねぇエルちゃん」
「えるぅ!」
「一歳って、かなり賢くない」
そう言いながらも、俺達は目的地に辿り着く。
京都駅から一駅隣の『稲荷駅』。
そこから下車すると、伏見稲荷への参道へと向かう事が出来る。
鳥居を抜けると大きな門に出て、その両脇には狛犬の様な狐の像が立っている。
「きつねぇ!」
「おぉ、なかなかに立派だな」
そうしながら、エルちゃんは狐の像を見て、かなり笑顔を見せる。
「それにしても、なかなかに風情があるなぁ」
「えるぅ」
そうした京都ならではの光景を見ながら、エルちゃんもまた満喫している様子で見渡していた。
その様子はとても可愛らしく、見ているだけでも癒やされる。
「つなぁ!ちょうじょうまでぇいこう!」
「よっしゃ、行くとするか!」
すると、エルちゃんがキラキラした瞳で頂上へと行こうと言ってきた。
実際にここまでの景色に心躍るが、エルちゃんもまた一番高い所からの景色を見てみたいだろう。
「という事で、悪い!少し先に行っておく!」
「いや、別に良いけど」
「お前って、本当にエルちゃんの事になると、底なしだろ」
その言葉を最後に俺達は真っ直ぐと走る。
山の中で走るのは普段はやらないが、次々と変わる景色を見て、目を輝かせるエルちゃんを、体力の限界を感じない。
「到着!」「ついたぁ!!」
そうしている間にも、俺達は、そのまま近くにいた寺へと近づく。
「……京の者ではないな?」
そう思い手を合わせようとすると、背後から声を掛けられる。
振り返るとそこには巫女装束を着た小さな女が眉間に皺を寄せる。
複数ある尻尾を奮い立たせて精一杯の威嚇をしていた。
「んっ、そうだけど、君は?」
「おぉ」
「むっ」
すると、その子はエルちゃんの存在に気づく。
同時に、その子もまたその視線を感じて、エルちゃんの方へと目を向ける。
「きつねさんだぁ!」
「えっえぇっと!?」
すると、エルちゃんは笑顔でその子を見る。
それに対して、その子は戸惑いを隠せない様子だった。
「えっと、俺は確かに京都に旅行しに来たよ、そしてこの子は俺の可愛い可愛いエルちゃんだよ」
「える!」
そう、エルちゃんはその子に笑顔で手をあげる。
「えっ、あっそっそうなのか、えっと私は九重じゃ、その」
彼女はそう、戸惑いながらも、エルちゃんの方を見つめている。
この子、さてはエルちゃんの可愛さにやられたな。
仕方ない仕方ない。
「エルちゃん、この子とお話する?」
「おはなししょ!このぇ!」
「キュンッ!じゃなかった、その、その前に聞きたい事があるんじゃ?」
「聞きたい事?」
それに対して、俺達は首を傾げる。
「その、母上を知らないか?」
「母上?」「ママ?」
それには、俺もエルちゃんも首を傾げる。
「姫様、もしかしたら、この方は」
「えっ?」
すると、九重ちゃんに何か渡された。
それと共にわなわなと震えているけど。
「もっもしかして、プリキュアなのか!」
「・・・」
それと共に見せられたのは、俺がキュアスカイになっている時の写真だった。
まさか、この場でその写真が出てくるなんて、予想出来る訳ないだろ。
「えるもぷりきゅあ!」
次回のヒロインは
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ソラ
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ましろ
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あげは
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エル