ハイスクールB✕H プリキュアになってしまった転生者   作:ボルメテウスさん

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この子こそが最強

英雄派と名乗る奴らの襲撃から、翌日。

奴らが攫った九重のお母さんである八坂の居場所が分かった。

すぐにでも、救出する為に向かいたい所だったが。

 

「今回、お前は待機しておけ」

「その理由としては」

 

それは、アザゼル先生からの突然の言葉だった。

既に出発する最中、俺に向けて、言われた。

 

「前回の戦いにおいて、お前はその赤ん坊を攫われかけた。

奴らが待ち受ける戦地で、その子の安全を考えれば、連れて行く訳にはいかないだろ」

「まぁ、それはそうかもしれないけど」

 

既に向かう最中で言われた言葉に対して、俺は思わず反論したくなる。

 

「第一、今のお前はプリキュアに変身出来ないだろ」

「んっ?」

 

すると、兵藤が突然何か変な事を言う。

 

「いや」

「確かにお前が強いのは分かる!けど、エルちゃんを怪我させる訳にはいかねぇ!」

 

そう、俺が言おうとすると、兵藤はそのまま言葉を遮る。

 

「だから」

「ツナさんの気持ちも、エルちゃんの気持ちも分かります!けどっ」

 

そう、俺がすぐに言おうとするが、アーシアもまた大きな声を出す。

 

「えっ、いや、何を言っておるんじゃ、プリキュアには」

「今、ツナ君の近くにはソラさん達がいない。その状況では、プリキュアには変身出来ないから」

 

その最中で九重も、また意見を言おうとしたが、それもまた遮られていた。

あっ、そう言えば。

 

「まだ言っていなかったけど、実は」

 

そう俺が言おうとした瞬間だった。

周囲の空間が歪んだ。

その状況には覚えがあり、いつの間にか俺達は謎の空間に閉じ込められていた。

 

「…ここは一体」「えるぅ」

 

そこにはなぜか俺とエルちゃんと九重だけしかいなかった。

困惑を隠せない状況の最中、周囲を見る。

 

「なんだ、こいつらは」

 

見ると、そこにいたのは大量の何か。

うごめく奴らの見た目は一言で言えばスライムだった。

 

「こいつらは、お前の為に造られたアンチモンスターだ」

「あぁ?」

 

聞こえた声、それと共に見つめた先にいたのは一人の男だった。

 

「アンチモンスター?」

「前回の戦いにおいて、お前が放ったスカイランド神拳。

それに対抗する為に造りだされた」

「なに?」

 

それと共に、見渡す。

 

「こいつらに対して、物理攻撃は一切効かない。

同時に、人間であるお前が、このモンスターに攻撃を行えば、体内に取り込まれ、身動き一つ取れなくなる」

「対俺用のモンスターねぇ」

 

それに対して、俺は溜息を吐く。

 

「お前は、後に英雄派になる為には生きてもらうからな」

「あっそ、確かに対俺としては無敵かもしれない。けど、対プリキュアではないんだろ」

 

そう俺が言うと共に、男はきょとんとした。

だが、同時に。

 

「馬鹿か!プリキュアに変身出来ないからこそだよ!それともなんだ!その赤ん坊でプリキュアになるとでも!」

 

そう、笑っているが。

 

「そうだよ」

 

俺は、自信のある一言で向ける。

 

「なに?」

 

それと共にエルちゃんもまた、俺の腕の中で立ち上がる。

 

「見せようぜ、エルちゃん!俺達の最強無敵の!」「ぷりきゅあぁ!!」

 

その宣言と同時だった。

俺達は紫色の光に包まれる。

その光から放たれる波動は、一緒にいた九重を守りながら、周囲にいたアンチモンスターを吹き飛ばしていく。

 

「なっ、なんだっ、これはぁ!?」

次回のヒロインは

  • ソラ
  • ましろ
  • あげは
  • エル
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