ハイスクールB✕H プリキュアになってしまった転生者   作:ボルメテウスさん

43 / 72
だいじなきもち

「あの、赤子が」

 

 俺とエルちゃんは無事に亜空間から脱出する事に成功した。

 

 脱出をした後、俺達の行動は素早く行動した。

 

 まずは、囚われていた八坂を助ける為に、すぐに技を放った。

 

 幸い、プリキュアとしての技で、暴走している状態の八坂を救出する事が出来た。

 

 

 

 同時に、英雄派の無力化を実行した。

 

 結果、英雄派を既にほとんど無力化に成功した。

 

「油断したよ、まさかあの子供が君の最大の切札だったとはね」

 

 そう、こちらに向けて話しかける。

 

「だからこそ、君を守っていたんだね、最大の切札だからこそ」

 

 そう、曹操は言う。

 

 それに対して、エルちゃんは。

 

「切札とかそんなのは関係ないよ」

 

 そう言い返した。

 

 同時にエルちゃんは曹操を見つめる。

 

「もしも、私に力がなくてもツナを守ってくれる」

 

「何を言っているのか、ならば理由はなんだい」

 

 そう、曹操はエルちゃんは答える。

 

「大好きだから」

 

「なに?」

 

 その一言に曹操は反応する。

 

 そして、エルちゃんは言葉を続ける。

 

「私がどれだけ弱くてもツナは守ってくれるって信じているからだよ」

 

「……」

 

 曹操は何も言わない。

 

 ただ、静かに聞いていた。

 

「それだけで」

 

「そうだよ、私は皆が大好きだから。だから守る。

 

 九重も友達だから」

 

 同時にエルちゃんは曹操に目を向ける。

 

「貴方達は、一体どのような理由で戦うの」

 

「英雄になる事だと言ったら」

 

「そう、別にそれを目指すのは良いよ」

 

 そう、エルちゃんは答える。

 

「いや、あいつらが行ったのは」

 

「うん、悪い事だよ、とっても。だけど、それを目指す事は間違いだとは思いたくない。だからこそ」

 

 エルちゃんもまた構える。

 

「間違ったやり方をこれ以上させない」

 

「止められると思うのかい?」

 

「止められるよ、だって、私達はヒーローだから」

 

 それは、エルちゃんは構える。

 

 同時に曹操は、その手に持つ神器を黄昏の聖槍を構えた。

 

「ごめんね、イッセー。ここは私に任せて貰うよ」

 

「えっ、いや、それは」

 

 それと共にエルちゃんはそのまま走り出す。

 

 真っ直ぐと放たれた槍に対して、エルちゃんはその手にバリアを纏いながら走る。

 

 そのまま向かっていくエルちゃんに対して、曹操の神器である黄昏の聖槍が放たれた。

 

 だが、それをエルちゃんは右手を前に出して受け止める。

 

 まるで、盾のようにして、黄昏の聖槍を防いだのだ。

 

 その事に曹操は驚く。

 

 しかし、次の瞬間にはエルちゃんは曹操の目の前まで迫っていた。

 

 曹操は咄嵯に反応しようとしたが間に合わない。

 

 そのままエルちゃんが繰り出した拳が曹操の腹部に直撃した。

 

 曹操はその一撃を受けて後方へと吹き飛ばされる。

 

「これは、そういう事か」

 

 それと共に曹操はエルちゃんを見る。

 

「おそらくは、プリキュアの中でも高い能力を持つのは間違いないだろう。だが、未だに技術も未熟のはずだった」

 

「そうか、ツナの経験も入っている。これまでのプリキュアと一体化している事で、その能力の使い方は熟知している。つまりは」

 

「私達の2人で1人のプリキュアは最強という事だよ」

 

 そう笑みでエルちゃんは答える。

 

「どうやら、ここまでのようだな」

 

 同時に、周囲が霧で覆われる。

 

「まさか、ここまで厄介だとは思わなかったよ。

 

 今度から、プリキュアという存在をより注意しなければならないな」

 

 その言葉と共に、曹操達は消えた。

 

 それは、同時に京都を覆う結界も消えていた。

 

「なんとかなったか」

 

「そうだね」

 

 同時に、俺達の変身は解除され、そのままエルちゃんは腕の中で寝る。

 

「えっエルちゃん!?」

 

 それに対して、兵藤は驚きを隠せない様子だった。

 

「エルちゃんはまだ赤ちゃんだ。だから、さすがに長時間の戦闘には疲れたんだ」

 

 俺はそのままエルちゃんをあやしながら言う。

 

「お疲れ様、エルちゃん」「えるぅ」

 

 そう、ぐっすりと今は寝ているエルちゃんを撫でながら言う。

次回のヒロインは

  • ソラ
  • ましろ
  • あげは
  • エル
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。