ハイスクールB✕H プリキュアになってしまった転生者   作:ボルメテウスさん

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ここからはオリジナル章となります。
本編が始まる前の話となっており、かなり時系列が滅茶苦茶になりますが、了承してくれると、助かります。


始まりの青

「一応聞くけど、マジで来るのか」

 

その日の家で俺は皆に尋ねていた。

リビングでは既にある程度広げられていた。

 

「当たり前ですよ!私としてはこの学校の文化祭がどういうのか一度見てみたかったので!」

「ソラちゃんの気持ちも結構分かるよ、別の学校の文化祭って、結構ドキドキしちゃうもねぇ」

 

それと共にソラとましろの2人は、駒王学園での文化祭がどんなのか楽しみなのか、色々と見て回る出店を決めている様子だった。

 

「そういうツナ君の所はどんな店を出すの?」

「まぁ普通の店だよ、普通の」

 

そうしているとあげはさんから俺の方へと近付きながら、聞いてくる。

実際に、俺はどこの部活にも所属していないので、結果的にクラスの店を担当する事になった。

 

「えるもあそびにいくぅ」

「・・・さて、どこまで好待遇は出来るか相談してみるか」

「おい、そこは不正しては駄目でしょう」

 

エルちゃんが遊びに来ると聞いた瞬間、俺はすぐにその考えを口にした。

それを聞いていたあげはさんからのチョップが俺の頭へと叩かれる。

 

「あはははぁ、この前まで大きな戦いがあったとは思えないぐらいですねぇ」

「まぁ、それが私達ですしね」

「けど、そう思うと、なんだか懐かしいです」

「何が?」

 

すると、ソラは腕を組みながら、俺の方を見る。

 

「覚えていますか、ツナさん。

あなたが最初に戦う決意をした時の事を」

「まぁ、今となってはな」

 

それと同時に、思い出すのは、あの時。

この世界に来たばかりの頃だ。

あの当時、何が起きていたのか、俺にはまるで分からなかった。

それでも、あの時の出来事があったからこそ、俺は確かにヒーローと名乗る事が出来たんだろう。

俺は、俺自身の死因は既に忘れている。

どうして、死んだのか、何か起きたのか。

それはさっぱり分からなかった。

ただ。

 

「いや、悪かったね、巻き込んでしまって」

 

俺自身、転生する前に一番始めに聞いた神様の言葉はとても軽かった。

神様というのも、自称であり、本当の名前は実際には知らない。

 

「いや、巻き込んだって、何に」

 

俺は思わず尋ねるが。

 

「ふむ、まぁ、世界を救う為の戦いと言ったら良いのかな?

実際にあいつらは結構厄介だったからね」

「厄介って?」

「まぁ、別に良いよ。機械のそれで、君をその戦いに巻き込んでしまったんだ」

「いや、分からない事ばかりだよ」

「そう言われてもねぇ」

 

そう、神様は呟いていると。

 

「もぅ、そういう態度をしているから、また誤解されるんだプカ!」

 

隣には神様と名乗る奴そっくりな奴が現れる。

 

「ごめんなさい!本当に悪気はなかったんだプカ!本当に巻き込むつもりはなかったんだけど、元に戻す事が出来なくて」

「いや、それは良いよ、本当に」

 

それと共に、さっきの神様とは違い、涙目になって謝ってくる子に対して、さすがにこれ以上は強く言えない。

 

「という事で、君の魂を再構成をする。

君の世界には残念ながら送れないけど、君の望みを一つ、叶えてあげよう」

「望み」

 

そう神様は呟く。

それに対して、俺は腕を組む。

その時、思い浮かんだのは。

 

「ヒーローになりたいかな」

「ヒーロー?」

「あぁ」

 

胸の奥から湧き上がったのは、ヒーローという言葉。

それが自然と出て、呟く。

 

「ヒーローね、良いよ」

 

すると神様は笑みを浮かべながら言う。

 

「本当か!」

「それで、どんなヒーローなんだい?」

「えっ、そうだなぁ?」

 

すると、俺はすぐに考える。

だけど、なぜだろう。

俺がなりたいヒーローって。

 

「んっ、記憶が曖昧なのかい?」

「あぁ、そうなんだよ、一体?」

「やっぱり、あの力に当たってしまったプカっ」

 

何やら、不穏な単語が聞こえたけど、今は良い。

 

「そうだ、確か青いヒーロー」

「青いヒーロー?」

「あぁ、青いヒーローになりたい」

 

そう、俺が言うと2人は驚いたように目を見開く。

同時に。

 

「うん、そうだね」

「とっても良いヒーローだと思うプカ!」

 

そう彼女達は答えていく。

同時に、俺の周囲は、青い光に包まれる。

そして。

 

「それじゃ、今から君にヒーローの力を与えるよ」

「おぉ、にしても、どうやって」

 

そうしていると、ふと神様が首を傾げる。

 

「これ、どうしたら良いだろうか、こういうのはやった事ないし。

あっ、そうだ、だったら」

「ぷっプカァ!?」

 

何やら、向こうで慌てている様子だ。

同時に、俺の隣には、青い髪の女の子が現れる。

つまりは、ソラである。

 

「・・・誰」

「ふむ、これは失敗なのかなぁ。けど、大丈夫、君がプリキュアになる時、彼女が力を貸してくれるはずだか」

「・・・俺、なりたかったヒーローの名前、仮面ライダーだけど」

 

すると、俺達の間に沈黙が訪れる。

そうだ、俺は仮面ライダーになりたかったはず。

というよりもヒーローのはずなのに、なんで女の子?

 

「「「・・・」」」

 

それと同時に訪れる沈黙。

そして。

 

「これは失敗しちゃったね」

「ぷかー!!」

 

その言葉を最後に、俺は転生させられる。

次回のヒロインは

  • ソラ
  • ましろ
  • あげは
  • エル
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