ハイスクールB✕H プリキュアになってしまった転生者   作:ボルメテウスさん

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闇は調和され、ヒーローに

そこでは、危機的状況に陥っていた。

 

「まさか、既に英雄派が動いていたとはな」

 

それと共に、アザゼルは舌打ちをしながらも、その最悪な状況に対しての言葉を言う。

最悪な状況が始まって、既に三日程経過した。

今回の1件で、オーフィスの護衛を頼んだツナ。

だが、彼はなんと英雄派の罠によって、閉じ込められてしまう。

 

「それで、それを提供したのは」

「ハーデスの奴かもしれない。そうでなくても、あれ程の闇、普通はあり得ないだろうな」

 

英雄派は、まるで自信があるようにツナとソラを閉じ込めた場所を伝える。

それは決して破れないという自信から来た宣言だろう。

だが、その言葉に間違いはないように、その結界を見て、理解した。

 

「あの闇、見た事はある。それと共に、あれを破る事は出来ないだろうな」

「あの闇は、そんなにヤバいんですか」

 

そう、ましろはアザゼルに尋ねる。

それに対して、アザゼルは頷く。

 

「結界の中にある闇、俺が知る限り、過去最悪の怪物から漏れ出た奴だろうな。

だからこそ、仮に結界を破れたとしても、あの闇が外に漏れ出て、被害が出る。

何よりも既に3日も経過した、だから」

「生きているはずはないという事」

「あぁ」

 

残酷な事実を告げるように言う。

それには、その場にいる一同は希望を無くしたように沈む。

英雄派の動きによって、既に多くの被害が出ている。

その最中で、中心人物であったツナ、ソラ、さらには一誠までもがいなくなってしまった。

その状況で、絶望するには十分過ぎる程だった。

 

「それでも、ここで諦めたらいけないよ!」

 

悪魔も、堕天使も、天使も。

彼らよりも力が弱く、変身する為の力を失ったはずのましろ達。

だが、まるで諦める気はなかった。

 

「どうして、そこまで」

 

それに対して、一誠を失った事で、心の支えが無くなっていた姫島は、そうましろに問いかける。

 

「決まっているよ、だって、ソラちゃんも、ツナ君も私達のヒーローだから」

「そうですね、ここでくよくよしても、何も解決しませんから」

「とにかく、今は、考えよう」

 

それは、あまりにも楽観的過ぎる考えでもあった。

それは、あまりにも希望的な願望であった。

まるで現実を見ていないような、そんな言葉に聞こえた。

だけど。

 

「そうね、まだ、諦める訳にはいかないわよね」

 

しかし、悲観し、諦めるよりもずっと前を見ていた。

その言葉に、リアスを始めとした彼らもまた立ち上がった。

 

「本当に、とんでもないよな、人間は」

「えぇ、英雄派が言う強い人間は、僕達にとってはよく分からない。だけど、この状況で希望を失わない彼女達が最強だと言えば、納得するよ」

「あぁ」

 

決して、諦めようとしないその心が、動かした。

その最中だった。

 

『大変です!』

「どうしたんだ?」

 

何か通信が聞こえ、すぐに答える。

それはどこかの連絡か、すぐにアザゼルは確認する。

 

『結界が破られました!』

「なっ、あれがっ」

 

それは、最悪な状況だと考えた。

結界が破られ、外に闇が広がれば、被害が広がる。

そう考えたアザゼルは緊張しながら、問いかける。

 

「被害は」

『それが、まったくありません!結界を破ったと思われる存在が、そのまま、どこかに向かっています』

「なにっ」

 

それに合わせるように聞こえたのは、地震。

気になり、アザゼルが確認するように見ると、それはアザゼル達にとって、最大の難関と言える豪獣鬼が倒れた姿。

 

「これは一体」

 

同時に見れば、それを倒したと思われる人物がいた。

だが、その人物を、彼らはどこか見覚えがあった。

 

「あれって、ソラちゃん!」

「けど、あれって」

 

それは、確かにキュアスカイだった。

しかし、大きく異なっていた。

これまでの澄み渡った青空を思わせる姿から一変。

背中に黒い翼を身に纏う等、堕天使然としており、前髪のメッシュは赤く、ツインテールの先端部はより黒く染まっている。

両目から青いオーラが炎の様に。

 

「まさか、闇に支配されたのか」

 

そう不安になる最中だった。

しかし。

 

「大丈夫です、なぜって、勿論」

 

だが、その声は明るかった。

そして。

 

「私達が、ヒーローが来ましたから!」

 

まるで、変わらない、ソラの、キュアスカイの姿だった。

同時に、彼女の額には、オレンジ色の炎が同時に灯った。

次回のヒロインは

  • ソラ
  • ましろ
  • あげは
  • エル
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