ハイスクールB✕H プリキュアになってしまった転生者   作:ボルメテウスさん

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再会!?

「俺を呼んでいる家がある?」

 

魔獣騒動と呼ばれる事件から数日後。

無事に筋肉痛から抜け出す事が出来た俺は、未だに怠さを感じながらも、今日も学校に来ていた。

そんな俺を出迎えたアザゼル先生からの最初の一言に対して、疑問に思い、そのまま首を傾げる。

 

「より正確に言えば、悪魔の勢力の一角が、そのあなたとソラさんを招待したいと言っていたの」

「俺とソラを?」

 

リアス先輩から、それに合わせるように付け加えた言葉に対して、まるで見覚えがなく、さらに首を傾げる。

 

「それって、大丈夫なんですか?俺って、たぶん、結構恨まれていると思いますよ」

 

以前のソーナ先輩の1件もあり、おそらくは俺は悪魔の勢力の上層部のほとんどに恨みを買われているだろう。

それでも、俺に手を出してこないのは、ただ単純に、その上層部よりもトップである魔王であるサーゼクスさんとセラフォールさんと友好関係を結んでいるからだろう。

 

「まぁ、恨まれているかどうか分からないのだけどね。実際にあの時の1件と関わりのある家ではない事は私が保証するわ。ただ、本当になぜなのか分からないのよ」

「その家の名前は?」

 

だからこそ、俺を招待するその人達に対して、疑問に首を傾げる。

 

「ディハウザー・ベリアルよ。私としても、目標の一つであるレーティングゲーム1位である彼の頼みを無碍にしたくないのだけど」

 

同時に、不安もあるのだろう。

所詮、先輩と後輩という関係のはずなのに、自分の事のように悩んでいるリアス先輩。

さすがに、それは無碍に出来ないだろう。

 

「・・・とりあえず、もしも何かあっても、俺達は責任を取りませんので」

「出来れば、あまり変な事はしないで欲しいのだけど、お願いね」

 

その了承と共に、俺はその招待を受ける事にした。

実際には、どのような人物なのか、会ってみなければ分からない。

家に帰ると共に、その事をすぐにソラ達に話した。

 

「はぁ、ベリアル家の人がですか」

 

そう、ソラもまた、首を傾げる。

 

「ソラちゃんは、何か思い当たる事はあるの?」

「それが、私にも全然。私の知り合いがいるとしたら、本当にましろさん達と同じ程度だから」

 

ましろからの質問に対して、ソラもまた同じく答える。

ソラにも身に覚えがない以上、この問題はかなり大きい。

なぜ、無関係な俺達をわざわざ。

 

「あっもしかしたら、単純にプリキュアのファンだったりしてぇ!」

「・・・それで、わざわざ呼ぶのか?」

「まぁ、貴族の人達ですからね、もしかしたらですから」

 

あげはさんからの意見も理解出来るが、それだけで呼び出すとは思えない。

疑いの意見と共に、その場ではまるで纏まらなかった。

 

「とにかく、そのベルアル家の人がせっかく招待したんだからね、失礼がないように!」

「はいっそうですね!招待された以上はしっかりと受けないと」

「そうだな」

 

いざという時は逃げ出す為の準備をしておかなければ。

どのような出来事が起きるのか、分からず、警戒しながら、とうとう招待される日に来た。

 

「ロスヴァイセ先生も、同行してくれるんですか」

「実際にどのような事が起きるのか分かりませんから。それにもしもの時の脱出の時にと」

 

俺達が警戒する心を汲んでなのか、リアス先輩がわざわざロスヴァイセ先生を俺達と一緒に同行してくれた。

実際に、俺達は戦闘ならばある程度は出来るが、魔法に関してはほとんど知識がない。

それを考えれば、ロスヴァイセ先生は本当に心強い。

そうして、俺達はそのまま転移魔法によって、冥界に向かった。

 

「ここが、ベルアル家の敷地ですか」

「はぁ」

 

貴族の敷地という事で、かなり大きな街である事は一目で分かる。

同時に、周囲はまるで俺達を本当にスターのように招いていた。

 

「あの、本当に知り合いではないんですか?」

「「いえ、本当に」」

 

心当たりがなさ過ぎて、むしろ不安になる程だ。

そうして、俺達は、ベリアル家の敷地を案内され、やがて屋敷の方へと辿り着いた。

いや、屋敷ではないな。

 

「これは、城だな」

「おっ大きすぎますね」

 

俺達は、思わず見上げてしまう。

驚きを隠せない俺達を余所に、ベリアル家の城の門が開くと、そこからこちらを見て、何かが近づく。

 

「んっ?」

 

見ると、そこにいたのは子供だ。

白髪の女の子であり、歳はおそらくは幼稚園に入るだろう年頃だろう。

そんな女の子が俺達を見ると共にキラキラした目で、見ていた。

 

「ぷりきゅあぁ!」

「おぉ」

 

俺達を見て、その一言に、さすがに驚きを隠せなかった。

この子は一体誰なんだ?

そんな疑問に思っていると。

 

「ほらぁ、そんなに慌てちゃ駄目よ」

「んっ?」

 

今度は、女性の声が聞こえる。

ただし、それには聞き覚えがあった。

それは、ソラも同じなのか、同時に首を傾げる。

 

「なぁ、ソラ、さっきの声、どこかで聞き覚えないか?」

「奇遇ですね、私もです」

 

そう、俺達が互いに見ていると、奥から、その女性が現れた。

 

「あっ、やっぱり!噂に聞いて、もしかしてと思ったけど、やっぱり貴方達だったのね!」

 

すると、奥から来た女性は、俺達の姿を見て、そんな事を言った。

僅かに首を傾げる事、数秒。

ドレスを身に纏っており、貴族だと一目で分かる。

しかし、それには違和感は多少あった。

その違和感が拭えたのは、その人の顔を見た瞬間だった。

 

「あっ!?」

 

それに最初に気づいたのは、ソラだった。

目を見開き、その人物の顔を見る。

次に、俺もまた、その人物の事を思い出した。

 

「えっ、もしかして!」

 

すると、それに合わせるように、その女性の隣に男性も現れた。

 

「こうして、会うのは久し振りだね、二人共」

 

そう、二人が並んだ瞬間、俺とソラは各々、その人物の名を叫んだ。

 

「八重垣さん!?」「クレーリアさんですか!?」

「えっえっ」

 

俺とソラが声を揃えて言った事で、ロスヴァイセ先生は驚きを隠せなかった様子だ。

 

「お二人共、知っているんですか?」

「えっとまぁ」

「私達が、駒王街に来た頃の知り合いでして、だけど、その後は会えなかったので」

「それを含めての、話をしたく、呼ばせて貰った」

「お兄様」

 

すると、そこにいるのは一人の人物。

確か、リアス先輩から事前に聞いていたディハウザーさんだった。

 

「まずは、礼を言わせて欲しい。ありがとう。君のおかげで、俺の家族が救われた」

 

そう、深々と頭を下げてくれた。

俺もソラも、同時に事情に納得したが、その間にロスヴァイセ先生は困惑して、俺達を見ていた。

 

「あの、これは一体」

「とりあえずは大丈夫かと」

 

不安に思いながらも、正直な事を言うしかなかった。

次回のヒロインは

  • ソラ
  • ましろ
  • あげは
  • エル
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