ハイスクールB✕H プリキュアになってしまった転生者   作:ボルメテウスさん

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過去の事件と今のゲーム

八重垣さんとクレーリアさんの2人との再会は、さすがの俺とソラも驚きを隠せなかった。

 

「まさか、お二人とこうして会えるなんて、嬉しいです!!」

「私もよ、それにしても、まさかあの時に私達を救ってくれたヒーローがソラちゃん達だとは思わなかったわ」

 

二人と久し振りに再会した事もあり、ソラはテンションが上がっている状態で、話していた。

歳の差はあるようだが、それでも久し振りの友人同士の会話という事もあり、盛り上がっている。

 

「なんというか、色々と情報量が多すぎて、まだ追いついていません」

「まぁ、普通はそうだろうね」

 

対して、俺と八重垣さんは落ち着いた会話を行っていた。

だけど。

 

「ぷりきゅあぷりきゅあ!」

 

お二人の娘さんが、俺に乗っている状態となっている。

 

「こらこら、スカイ、あまり困らせちゃ駄目よ」

「スカイですか?」

「えぇ、スカイよ。その恥ずかしい話だけど、あの時の光景を忘れられなくてね」

「そこから、僕達が決めたんだ。少し単純だったけどね」

「そうですか」

 

スカイ、つまりは空の事だ。

そうして、俺達は会場に辿り着くと共に。

 

「さて、改めて、礼を言わせてくれ。俺の妹、そして友人でもある八重垣を助けてくれて、感謝する」

 

それと共にディハウザーさんは、頭を下げた。

 

「いえ、ヒーローとして、当然の事をしただけですので」

「まぁ、俺達も見捨てたくなかったからな」

 

同時に、俺もソラもそれを気にしていない事を伝えた。

 

「そうか、だが」

 

すると、ディハウザーさんは、どこか暗い顔をしていた。

それは、何か困った事があるのを匂わせる。

それについて、どうするべきか。

 

「何か困った事があるんですか」

「ソラ」

 

それに対して、ソラがすぐに切り出した。

 

「困った人がいたら、助ける。それがヒーローの役割ですから」

「それはまぁ、そうだけど」

 

ソラの言葉に対して、否定する事は出来ない。

 

「・・・ある意味、俺はこれを望んで、君達を呼んだ」

「兄さん、まさか」

「駄目です、あれを彼女達に巻き込んでは」

 

そう、何やら雲行きが怪しくなった。

 

「これから、三大勢力が本格的に組む時。このような事を許してはいけない。

何よりも、私はこの子の将来を暗くしたくないのだから」

 

そう、ディハウザーさんは、紡ぐ。

 

「それは一体」

「・・・王の駒」

「えっ」

 

その単語を聞くと、ロスヴァイセ先生は何やら、驚いた様子だった。

 

「王の駒って?」

「私達のように悪魔が転生する際に与えられる悪魔の駒だと思われますが、王の駒など」

「本来ならば、存在しない。だけど、ある時、クレーリアは、この事を知った」

「それが、あの時、ソラさん達に助けられた1件に関係しているのです」

 

まさか、あの時の出来事が関係しているなんて。

 

「これまでは、私が情報の隠蔽を続けてきた。だが、君達の存在が明るみになった事によって、同時にクレーリアの生存を感づいた連中も現れた」

「それは、つまり、私達のせいで」

「それは違う。むしろ、君達のおかげでクレーリア達は生きてこられた。それに感謝しかない。

だが」

「それを気に食わない上層部は、ベリアル家が不正しているという事で、粛正しようとする。

だからこそ、その潔白を証明する為に、レーティングゲームを行う事になった」

「レーティングゲームですか」

 

普通ならば、現在でもレーティングゲームでトップに君臨している彼ならば、負ける可能性はない。

だけど。

 

「奴らはこれを機会に潰すはず。そして、おそらくは王の駒を使用した悪魔達をこちらに差し向ける可能性はある」

「それじゃ」

「負けるかも知れない、このままじゃ、だからこそ、頼む」

 

すると、ディハウザーさんは、俺達に頭を下げる。

 

「家族を助ける為に、私に、力を貸してくれ」

 

そう、彼は言った。

その言葉に嘘はない。

だからこそ。

 

「勿論です!私達で良ければ」

「あぁ」

 

既に、俺達の答えは決まっているから。

次回のヒロインは

  • ソラ
  • ましろ
  • あげは
  • エル
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