ハイスクールB✕H プリキュアになってしまった転生者 作:ボルメテウスさん
レーティングゲームを無事に終わらせる事が出来た。
だが、その後は、プリキュアの格好をしていた事もあって、恥ずかしさのあまりに俺は倒れてしまった。
「なんというか、本当に一体、どうなっているんだ」
死ぬ気で、身体のリミッターを無理矢理解除したからだろう。
今になって、疲労とダメージが一気に来て、動けなくなっている。
まあ、動けるようになったら、この恥を消すために全力を尽くすつもりだ。
「それにしても、プリキュアの女装を、いや、慣れたら駄目だろ」
俺は思わず、頭を抱えた。
プリキュアの格好は女装であり、戦う為とはいえ、あんなフリフリな格好で戦う事に羞恥心を覚えてしまう。
俺だって年頃の男の子だ。
女装している事を恥ずかしいと思ってしまう。
だが、恥ずかしいのはプリキュアの格好をしているからであって、女装をしているからではない。
「俺は女じゃないし、男の娘でもない。だから、あんな格好をするのも、恥ずかしいんだ」
そもそも、男の娘でもなければ、女でもない。
だから、あんな格好をするなんて恥以外の何物でもない。
だが、今は恥ずかしいとか思っている場合ではない。
今、一番に重要なのは、この恥ずかしさを消す事だ。
恥ずかしさで動けなくなる前に何とかしなければならない。
恥ずか死する前に、何とかしないと。
「ツナさん!!」
すると、ソラがそのままドアを開けた。
「ソラか」
「やりましたよ!」
そう、王の駒に関する事件が解決したのだ。
「今回のレーティングゲームを無事に終われたのはツナさんのおかげですよ!」
ソラは俺の手を握り、嬉しそうな笑みを浮かべる。
確かに、王の駒の件については俺の力が大きいだろう。
「ああ、そうだな」
俺はゆっくりと立ち上がると、ソラがこちらを見て驚いていた。
「あれ? ツナさん、もう動けるようになったんですか?」
「まあな」
俺は少しだけ疲れた表情で答える。
「そう言えば、ツナさん!」
「なんだ」
ふと、俺がソラの方を見る。
「実は、ツナさんに頼みがありまして」
「レーティングゲームで、こんなにボロボロにやられたんだ。お前にはもう、願いを叶えてもらう権利がないはずだぞ」「そ、それはそうですけど、そうじゃなくて」ソラは少しだけ戸惑った表情を見せる。
だが、すぐに意を決したのか、真剣な表情を見せた。
その様子に俺は警戒する。
「いやぁ、実は魔法少女ミルキーと呼ばれる映画にゲストで出て欲しいというメールが出ました!」
「……それに出たいと」
その言葉と共にソラはこちらを見る。
「いや、この1件で本当に身体がボロボロになったからなぁ」
「けど、エルちゃんは出たいと言っていましたが」
「任せろ」
その一言と共に、俺は立ち上がる。
「そう言えば、聞きたいんだけど」
「なんでしょうか?」
「……魔法少女ミルキーって何?」
「……さぁ?」
次回のヒロインは
-
ソラ
-
ましろ
-
あげは
-
エル