ハイスクールB✕H プリキュアになってしまった転生者   作:ボルメテウスさん

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障害物競走

「まさか、こういう事になるとは」

「なんというか、色々と予想外というか」

 

そうしながら、現在、俺とツバサはそう言いながら、この運動会の状況を改めてため息を吐く。

アザゼル先生達が突然来たと思ったら、運動会に参加する事に。

しかも、ソラが何を狂ったのか、自分達をスカイランド勢力と呼んで、四つ目のチームとして参加する事になった。

 

「というよりも、これは」「はっはい」

 

そして、俺達のチームメンバーというと、プリキュアと会えるという事で来た子供達でほとんど埋められている。

というのも、各勢力のチームメンバーが来たのは良いが、さすがに子供相手に全力で潰す訳にはいかない。

そこで、俺達のチームに入れれば、あまり被害は出ない。

 

「まぁ、けどなぁ」

 

それと共に、現在、行われている競技。

それは、綱引き。

本来ならば、子供と一緒に楽しくやる程度。

各勢力はそう考えていただろう。

だけど。

 

「ヒーローの力、見せましょう!」「ぎゃぁぁぁ!」

 

ソラがいる事によって、覆ってしまう。

綱を持っているソラの馬鹿力によって、相手チームを纏めて引っ張る。

それには、他のチームも唖然としていた。

 

「ソラさんって、相変わらず生身でも」

「まぁ、強いからな」

 

実際、ソラはプリキュアに変身しなくても、かなり強い。

しかも、ここ最近、特訓した影響もあってか、その力はさらに増しているらしい。

 

「その結果というべきか」「うぅ」

 

現在、俺達は障害物競争に参加する事になった。

ソラはさすがに連続で参加する事が出来ず、俺とツバサの2人で出る事になった。

 

『位置について、よーい……ドン!』

 

「まっまぁ、僕達は、僕達で頑張りましょうか」「そうだなぁ、命の危険がない限り」「怖い事を言わないでくださいよ」

 

審判の掛け声と共に走り出す!

障害物は人間界の物と一緒で、平均台を渡り、ネットを潜り、それぞれ異なる球技のボールを手でついたり蹴ったりして突き進んで行った。

 

「ギャオオオオオンッ!」

「キュエエエエエッ!」

「ゴワンゴワンッ!」

 

思ったら、何故か恐ろしそうな怪物のオンパレードだった。

 

『最後の障害物はモンスターの群れ! 危険極まるこの子たちから逃げるも良し、退けるも良し! 各自の判断で挑んで下さい!』

 

そう、解説が入っていた。

 

「・・・どうします、これ」

 

このまま入れば確かに、危険だ。

しかし。

 

「諦めるのは、まだ早いぞ、ツバサ」

「えっ」

 

俺は呟く。

この競技のゴールが遅れたら、負ける可能性は高い。

少しでも防ぐには、片方が一位でゴールする必要がある。

 

「あれを見ろ。あそこの隙間を掻い潜れば良い」

「隙間ですか?けど、そんな隙間を」

 

ツバサが心配する気持ちは分かる。

だけど。

 

「俺には、既に策はある」

「策ですか?」

「あぁ、それもツバサだけが出来る策が」

「そんな策が」

「協力してくれるか」

 

俺は、そうツバサに向けて、問いかける。

 

「分かりました!」

「よく言った!」

 

俺はそう言い、ツバサの頭をとりあえず殴る。

 

「がふぅ!」

 

それと同時にツバサの変身が解除される。

 

「いっいきなり何をするんですか!」

 

そうツバサがこちらに文句を言う。

今のツバサの姿は小さいヒヨコを思わせる姿だ。

これこそが、ツバサの本来の姿だ。

そのまま、ガシッと俺はツバサを掴んだ。

 

「えっ?」「行くぞ、必殺!」

 

俺はそのまま、脚を大きく上げる。

 

「まっまさか」

 

それと同時に、ツバサはこちらの思惑に気づいた様子で見つめる。

だが、遅い!

 

「男の魂完全燃焼キャノンボールアタック!」「ぎゃぁぁぁぁぁ!!」

 

ツバサは、そのまま、障害物の隙間を掻い潜りながら、真っ直ぐとゴールへと向かっていく

そのまま、俺は、そのまま回避して、走って行く。

結果。

 

「ゴール!」

 

見事、一位と二位にゴールインした。

ただまぁ。

 

「ツバサ、大丈夫か?」「・・・これが大丈夫に見えますか」

 

地面に沈んでいるツバサを見る。

 

「・・・さて、次の競技、頑張るか」「こっちを見て、言って下さい」

次回のヒロインは

  • ソラ
  • ましろ
  • あげは
  • エル
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