ハイスクールB✕H プリキュアになってしまった転生者   作:ボルメテウスさん

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怒りの電撃

あげはさんを含めて、学校は順調だった。

それは、この学校に通っている子供達だけではなかった。

三大勢力の和解によって、これまで出来なかった多くの種族との交流。

これまで、あまり表に出る事が出来なかった八重垣さんとクレーリアさん。

それに、初参加となるディハウザーさんなど、多くの人が来ていた。

平穏な光景。

そう思っていた。

けど。

 

「え?もう始まってんの?マジで?ちょっと待ってよ~。おじさん、まだお弁当全部食べてないって。いいから、出ろって?わかったわかった」

 

聞こえてきたのは、不気味なぐらいに明るい声。

それに対して、俺もあげはさんも疑問だった。

だけど、周辺は、その声の事を知っているようだ。

 

「皆、知っているのか?」

「そうだった、ツナ達は、確か別の一件で動いていたよな、あいつは、リゼヴィムっ、はっきりと言って、最低な悪魔だ」

「最低な悪魔」

 

それに対して、他の面々は、頷いていた。

 

「んちゃ♪皆のアイドル、リゼヴィムおじさんです☆皆、はじめまして、あるいはお久しぶり!なんだか大変なことになっちゃっているだろうけど、説明なしではなんだから俺が直々に説明してあげようかなって思ったしだいです!ほら、こういうのを適方が説明するのはお約束じゃん?こちらが不利になっても種明かしをするのもお約束じゃん?」

「不利って、一体何を」

 

それと共に明かされたのは、この事態を引き起こした張本人であるリゼヴィムと名乗る奴。

奴の目的は、ここにいる魔法使い達を殺す事と、アグレアスという何かの技術を盗む事。

そんな話をしているが、正直に言って、俺達にはどうでも良い。

 

「・・・ツナ君」「なんだ」

 

その宣言を聞いた瞬間からだろうか。

俺は、既に怒りが爆発しそうになっていた。

それは、あげはさんもまた同じだろう。

いや、この表現は違うだろう。

 

「私、ここまで怒るの、初めてかも」「俺もだ、だけど、この場合は違うだろ」

 

それと共に、俺もまた頷く。

 

「ツナさん、あげはさんにはお願いしたい事が」

「どうしたの、ソーナちゃん」

「あなた方の能力は、主に防御が基本となっています、だからこそ」

「うん、分かっているよ、けどその前に」

 

同時に俺もあげはさんも同じだった。

 

「我が儘を一つだけ叶えさせて頂戴」

 

あげはさんのその一言と共に、俺達は合体した。

それは、これまで通りのキュアバタフライ。

だが、その身体の節々に雷を身に纏っている。

 

「あげはさん、一体何を」

「あの炎が迫っているからこその危機。

だったら、反対にそれをなんとか出来れば良いんだよね」

 

そう、俺は言う。

 

『あらあら、何か馬鹿な事をしようとしている人がいるみたいですけど、それで一体何をするつもりで』

 

「ひろがるバタフライ!」

 

俺達は、そのまま、眼前に蝶を模った盾を召喚する。

同時に、その場を一回転。

回し蹴りの要領で、そのまま蹴る。

 

「エレットゥリコプレス」

 

それは一瞬だった。

電撃を纏った盾は無くなった。

それに疑問に思うのは一瞬。

だが。

 

『えっ』

 

そのまま、調子に乗っていた魔女だと思われる誰かに当たった。

 

「一応、死なない程度には加減したから。子供達には教育に悪いからね」

 

それと同時に、周囲に展開された黒い炎が無くなった。

 

「まさか、こんな隠し技を持っていたとは」

「まぁね、とにかく、これでどう?」

 

そう、あげはさんが尋ねると。

 

「えぇ、なんとか出来るかもしれません」」

 

その言葉と共に、作戦は確かに始まった。

次回のヒロインは

  • ソラ
  • ましろ
  • あげは
  • エル
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