ハイスクールB✕H プリキュアになってしまった転生者   作:ボルメテウスさん

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悪魔との食事

「オカルト研究部だってぇ」

 

その日の放課後、俺はとある人物と接触していた。

前回の1件もあり、俺はかなり警戒しているが、目の前にいるのは、塔城小猫。

一応、後輩であり、有名人だ。

 

「はい、部長が会ってみたいと」

「会ってみたいと言われても、俺としては行きたくないんだが」

「それは、察しますが、どうか話だけでも」

「うぅん」

 

前回とは違い、男性ではなく女性。

しかも、後輩である。

ここで断る事も出来るが、現状、情報があまりにも少ない。

 

「それじゃ、まずは部室内での様子を見せてくれないか」

「言いますと」

「さすがに、いきなり信用して入れというのは嫌だからさ、俺達が入る前にどういう感じなのか、見てみたくて」

「・・・分かりました」

 

俺の言葉に対して、塔城さんも納得した。

同時に、俺はそのままゆっくりと部室へと向かった。

それと共に、俺達は部室の中をゆっくりと見る。

先生に扮した赤髪の女性と裸エプロン姿の黒髪の女性が、兵藤を挟み込んでいる。

それに対して、興奮しているのが目に見えて分かるが。

 

「・・・塔城さん、これは」

 

とりあえず、これを見る限りでは、噂通りの変態という事では間違いないようだが。

俺はそのまま問いかけようとしたが、塔城さんはかなりため息を吐いていた。

それも、かなり疲れている様子で。

 

「・・・そう言えば、俺、今日、急用があったのを思い出した」

「急用ですか」

「あぁ、スイーツバイキングの半額券が今日までだったんだ。

良かったら、塔城さんも、来る?」

 

それに対して、塔城さんは無言で頷くと共に、その場を去った。

それと共に、スイーツバイキングで、ソラと合流して、食べ始めた。

 

「はっ破廉恥過ぎますよ!まさか、学校でそんな事を」

「まぁ、分かるけどよぉ、まぁ、あれを見る限りだと、ホモという疑いは無くすべきかもしれないな」

「ツナさんが言っていた両刀使いという可能性は」

 

それに対して、俺は再び頭を抱えた。

 

「結局、そのオカルト研究部でしたっけ?それがどういう部活なのか、ますます分かりませんが、その兵藤さんというのは一体どういう人物なんですか?」

「ふむ、俺が噂で聞く限りだと、変態で覗きの常習犯だって」

「いや、普通に関わりたくないんですが」

 

ソラの言葉に俺は思わず納得してしまう。

 

「塔城さんでしたっけ?その兵藤さんの得意技は一体、なんですか?」

「・・・女の人の服を脱がせる事です」

「ヒーローとして、その人物を警察に突き出すべきでしょうか」

「・・・」

 

それに対して、塔城さんは、何も反応しなかった。

 

「いや、まだ、他のメンバーに関しては」

 

それと共に、俺は思い出す。

先程、教室で兵藤を挟んでいたのは、おそらくは学園でも有名なリアス先輩と姫島先輩。

そして、他の部員としてはアーシアさんとゼノヴィアさんがいるが、ゼノヴィアさんは先日、コンドロームを学校に持ち込んだ事で話題に。

アーシアさんも最近では色々な行動が見られる。

そして、兵藤と何やら怪しい繋がりが見える木場。

 

「・・・あのぉ、塔城さん、本当に大丈夫なの、このメンバー」

「・・・言わないでください」

 

それと共に、遠くの目をしている塔城さん。

どうしよう、どうやら、想像以上に大変な所で間違いないらしい。

 

「とりあえず、部長に一応は報告したいのですが、ツナさん達は一体何者なんですか」

「何者って言われても」

 

それと共に、俺達は思わず腕を組んだ。

いや、よく考えてみれば、プリキュアと言えば良いけど、そもそもプリキュアとは一体何なんだ?

一つのカテゴリとして部類されるが、それは、俺が現状変身しているのは何なのか。

俺が元々選んでいたガッチャードもまた仮面ライダーの一つだが、近年では仮面ライダーという定義はかなり曖昧であった。

名前のブランド化というべきだろうか。

そう考えれば、俺のプリキュアというのは、何なのか。。

 

「何者って言われても「ヒーローです!」えっ」

 

俺が答える前にソラが立ち上がり、言う。

 

「私達は、最強のヒーローチーム!そうですよね、ツナさん!」

「えっと、まぁ、そうだな」

 

一応は嘘をついていない。

ソラ自身がヒーローを目指している。

そう考えれば、俺自身がヒーローを目指しているのも嘘ではない。

 

「いえ、そういう事ではないんですが、とりあえずは、その人を襲う気はないんですね」

「当たり前です!だいたい、堕天使とか天使や悪魔なんて信じられないですし」

「あぁ、それは俺も同意見だ」

「・・・私、悪魔ですよ」

「「えっ」」

 

その塔城さんの一言に俺は思わず、声を出して、驚く。

 

「ついでに、オカルト研究部は悪魔の集団です」

「つまり、悪者ですか!!」

「いえ、悪魔という種族というだけで、悪者ではありません」

「えっ、でも悪魔なんですよね、名前に悪って入っていますから」

「それは、偏見ですよ」

「うっ、ごめんなさい」

 

まさかの悪魔発言に俺達は驚きを隠せない。

だとしたら。

 

「・・・聞きたいけど、まさか悪魔というのは変態の集団なのか」

「名誉毀損で訴えますよ」

「すいません」

「・・・もしかしたら、後に魔王様が来ると思いますので」

「・・・一応、確認だけど、大丈夫なんだよな、性格的に」

「・・・たぶん」

 

その言葉に、不安を覚えるのは仕方ないだろ。

 

「それはそうと、その、ヒーローというのは一体、どんな感じなんですか、見せてくれませんか」

「ふふっ、塔城さん、ヒーローとは、そんなに簡単に明かさないんですよ」

 

おぉ、ソラ、成長したな、これで。

 

「駄目、ですか」

「仕方ありませんね!」

「ソラァァァ!!」

 

お前、そこは断れよ!!

 

「だって、ツナさん、こんな姿を見たら、断れませんよ!」

「うっ」

 

塔城さんの落ち込んだ姿を見る。

まるで雨の中で捨てられた小猫のような仕草。

それに対して、ソラが断れないのも、分かる。

 

「・・・仕方ないっ、目立たない場所で」

「良かったです」

 

そのままけろっと、元の表情に戻った塔城さん。

それだけで悪魔だと改めて理解した。

俺達は、そのまま誰もいない場所で、キュアスカイへと変身。

そして、そのまま変身を解除する。

 

「・・・ツナさんは」

「いつも通り、恥ずかしすぎて、気絶していますね」

「・・・確か、かなり派手でしたからね」

「がはぁ!」

次回のヒロインは

  • ソラ
  • ましろ
  • あげは
  • エル
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