ハイスクールB✕H プリキュアになってしまった転生者   作:ボルメテウスさん

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純白の少女

「・・・なんだか、凄く、嫌な予感がするのは、気のせいなのかなぁ」

「おそらくは気のせいじゃないと思うぞ、ましろ」

 

なぜか、俺達が呼び出されたのは、深夜の校舎。

明らかに怪しい雰囲気をしている。

今回、ましろと一緒にいるのは、簡単に言えばいざという時に逃げる為である。

ある意味、メンバーの中でどのような事が起きても対応が出来るのはましろだろう。

 

「・・・なぁ、ましろ、今更思ったけど、なんか学校の怪談的な感じに巻き込まれていないよな、俺達」

「あはははぁ、何を言っているの、まさか、そんな訳」

「だって、悪魔とか言っていたけど、もしかしたら、そういう可能性なくないか、今更だけど」

 

俺の一言に、ましろは否定する事は出来なかった。

 

「とっとにかく、行って、話してみよう!そしたら、何か分かるから!!」

「・・・知りたくない事でもか」

「うぅ」

 

それに対して、ましろもまた否定する事が出来なかった。

それでも、今、この世界についてを。

俺達は、そのまま、事前に言われた部屋のドアを開く。

 

「失礼しまぁす」

 

それと共に、俺達はゆっくりと部屋の中に入る。

そこにはオカルト研究部の面々だけではなく、ヴァーリ。

さらには生徒会に、何やらかなり偉いと思われる人物達がいた。

 

「やぁ、待っていたよ、瓜生綱吉君と、そっちの彼女は」

「えっと、虹ヶ丘ましろです」

 

そのまま、ましろの方を見て、疑問に思ったらしい。

 

「さて、それじゃ、君達の事について聞きたい所だけど、聞けば、君達は裏とは全く関わっていないらしいね」

「裏と言われても、俺としてはかなり身の危険を感じましたけど」

「まぁ、人間が関わるのだから、それは仕方ないよ、確かに命の危機は感じる」

「いえ、貞操的な意味で」

「なんで、そっち方向になるんだ」

 

それに対して、アザゼルさんが何やら、呆れている様子だが。

 

「いや、だって、そこにいるヴァーリという人から俺に対して、美しいやら、濃厚な時間を過ごしたいと言われたから」

「えっ、マジでか」

 

そう、アザゼルは思わず問いかける。

 

「ふむ、嘘は言っていない。実際に、彼が変身した青い姿。俺はあの姿に対して、これまでにない美しさとそして好奇心があったからね」

「・・・その反応からして、見られていた訳か」

「偶然だけどね」

 

それに対して、俺は思わずため息を吐く。

 

「・・・あんまりバレたくなかったんですけどね」

「その理由を一応聞こうじゃないか、もしかして」

「もしくは、別勢力に」

「勢力とか、そういうのではなく、普通の強制的な女装になった姿を見られたい男がいますか」

「あっ、そういう意味で」

「まぁ、あんなフリフリだとなぁ」

 

何やら、アザゼルがゲラゲラ笑っているようだが。

 

「いや、あんたも似たような言動をしていたけどな」

「ぶっ」

 

その一言を聞くと、何やら優男風の人物が顔を背けた。

 

「くくっ、まさか、女性の為に墜ちたあなたが、男性に興味を抱いて」

「ちげぇよ!!とにかく、今はそっちよりもお前の事だ」

「俺達の事って言われてもなぁ」

 

そもそも、何を説明すれば良いんだ?

 

「うぅん、そもそも、この力自体は偶然の形で手に入れたからな」

「それで、出来る事をやっただけだからね」

「だとしたら、未知の神器という訳か。それでも、力があそこまでとは」

 

そう、話し合っている時だった。

ミラージュペンが輝く。

その輝きと共に、周囲に変化が起きる。

 

「これは」

 

突然の爆発音が響く。

 

「おわっ! 何事!?」

 

その爆発音に驚いた、ましろが驚愕の叫び声を上げる。

 

「テロだよ。いつの時代も勢力同士が和平を結ぼうとすると邪魔する奴らがいるもんだ」

「テロって、そんな事が」

 

そう言っている間にも、窓の外を見れば、こちらに向かって、光の矢を放っていた。

 

「どうにか、しないといけないよな」

 

それと共に、俺はため息を吐く。

正直に言えば、あまり戦いたくなかった。

だけど、この状況になった以上は仕方ない。

 

「そうだね、こうなった以上は」

「あぁ、行こう、ましろ」「うん!」

 

俺の言葉と共にましろもまた頷く。

 

「おい、どうするつもりだ?お前があの姿になるには、あの青髪の嬢ちゃんがいないと」

「前に言ったと思うが、再度宣言するぞ、俺達は最強のヒーローチームだって」

 

同時に、アザゼルは何やら驚いているが、俺はそのまま構える。

 

「ヒーローの出番だよね」

 

それと共に、俺はその手にあるミラージュペンを構える。

 

「まさかっ」

 

だが、今回はある意味、これまで以上のダメージを覚悟しなければならない。

 

「スカイミラージュ!トーンコネクト!ひろがるチェンジ!プリズム!」

 

鳴り響く音声。

それと共に、俺の姿は変わる。

キュアスカイとは異なり、その容姿はまるで姫を思わせる純白なドレス。

それによって、俺の意識はましろに委ねると共に、変わる。

 

「ふわりひろがる優しい光!キュアプリズム!」

 

それと共に、キュアプリズムへと完全に姿が変わる。

 

「まさか、あの青いのだけではなかったとはな」

「それにあの子、まさか神器の一種だったのか、いや、そもそも、一体」

 

それと共に、キュアプリズムはすぐに飛び出すと共に、その手を翳す。

こちらに向けて、攻撃を仕掛けようとする魔法使い達。

そんな彼らに向けて、エネルギー弾を同等の数、放つ。

放たれたエネルギー弾を相殺しながら、その内の一つが彼らの真ん中に入ると。

 

「きらめけ!」

 

周囲を一瞬で照らす程の光を襲う。

閃光弾のような役割を果たし、一瞬で奴らの動きを封じる。

その一瞬の隙によって、キュアプリズムが追撃して放った光の弾が、全ての魔法使い達を吹き飛ばす。

 

「まさか、このような人間が」

「あなたは一体」

 

それと共にキュアプリズムもまた構える。

 

そこ現れるのはそこに現れたのは胸元を大きく開け、足にスリットが入ったドレスを身に纏う妙齢の女性悪魔。

 

「先代レヴィアタンの血を引く者、カテレア・レヴィアタン」

 

そう、周りの人々はかなり戦慄した様子で呟くが。

 

『ましろ、聞きたいんだけど』

「うん、私も疑問に思っていたんだ」

 

俺もましろも同時にそれを感じた。

 

「『レヴィアタンって、なに?』」

次回のヒロインは

  • ソラ
  • ましろ
  • あげは
  • エル
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