ある日
キタサン「はぁ~」
キタサンブラックは自分の部屋のベッドに横になりため息を吐いていた
???「どうかしたのキタちゃん?」
声を掛けたのはキタサンブラックの同室にして幼馴染み、サトノダイヤモンド、彼女はサトノ家と言うメジロ家に勝るとも劣らない一族のご令嬢だ
キタサン「うん、実はこの前スピカの先輩に凄く失礼な事言っちゃって」
思い浮かべるのは先日の少女虐待事件の際の玄関前と少女を解放する時の会話
回想
キタサン『それならご自分でやれば良いのでは?』
ストレンジャー『私、インターホンとか電話とか分からないんです、口の動きが見えないし言葉は電波化されてしまって分からないんです』
キタサン『ストレンジャーさん!!、小さい子の前ですよ!!』
回想終了
キタサン「はぁ~」
ダイヤ「そんなに気にしなくても良いと思うけど」
キタサン「ダイヤちゃんは当事者じゃないからそんな事言えるんだよ~」
本来のキタサンブラックなら今のサトノダイヤモンドの発言で考えを吹っ切れたかもしれないが少女虐待事件と言う嫌な事態の中での発言と言う状態がキタサンブラックをかなりナーバスにさせていた
ダイヤ「そんなに気になるならその先輩に直接謝ったら?」
キタサン「そう……だね、うん、良し!!、謝りに行こう!!」
キタサンブラックはそう言うと勢い良く立ち上がり凄い勢いで部屋を飛び出して行った
スピカのチーム部屋
キタサン「ストレンジャーさん!!」
キタサンブラックは名前を叫びながら部屋の扉を勢い良く開けた
テイオー「あれ?キタちゃん、今日はお休みじゃなかった?」
マックイーン「ストレンジャーさんなら今日はお休みですわ」
しかし、そこにはストレンジャーの姿はなくその他のスピカメンバーが集まっているだけだった
キタサン「そうですか、何処にいるかは?」
マックイーン「聞いてませんわね、ゴールドシップさんは?」
ゴルシ「ん?、知らね~、テイオーは?」
テイオー「僕も~」
スカーレット「私も知らないわ」
ウォッカ「俺も~、って言うかあの人休日はいつもどっか行ってねぇか?」
ウォッカの言葉にキタサンブラックを除く全員が頭を捻る
テイオー「う~ん、言われてみれば確かに?」
マックイーン「そんな気もしますわね」
ゴルシ「って言うかあいつの事詳しく知ってる奴も居なくね?」
マックイーン「貴女程では無いですわ」
ゴルシ「じゃああいつの好きな物知ってるのかよ?」
マックイーン「それは………………???、言われてみれば」
テイオー「特に好きな物とか知らないよね?、あのお菓子のウーマンボウ?、って言うのは良く食べてるけど」
ウォッカ「って言うかあの人何であれだけ何時も食べてんだ?、前に1本貰ったけど普通のお菓子だったぞ?」
沖野「それが記憶に残ってる味だからだ」
皆が考察する最中沖野が姿を現す
テイオー「あ!!、トレーナー!!」
マックイーン「記憶に残ってる?、あのお菓子がですか?」
沖野「ああ、皆も知っての通りストレンジャーは視覚以外の感覚が無い、だが、強く記憶に残っている感覚に関してはその記憶を思い出して少しだけ感じる事が出来るらしい」
キタサン「それってつまり、ウーマンボウの味は分かるって事ですか?」
沖野「そう言う事だ、丁度良い、キタサン、ストレンジャーはここに居るから行ってみろ」
そう言って沖野はそう言って1枚の紙を渡した
キタサン「分かりました!!、行ってみます!!」
キタサンブラックは紙を受け取り確認すると部屋を出ていった