ウチのメイドヒューマノイドの性癖がおかしい 作:NHKKOR
『それでは勇者王ガオガイガーの他のキャラクターについてですが。やはり氷竜、炎竜でしょう。彼ら無くしてガオガイガーは語れません』
「ここはなんか今までの会話から流れはわかる」
『なんと、流石マスターです。我々にとって彼らの魅力は何だと思いますか?』
「ずばりBLでしょ。性格が男のロボ同士が合体する訳だし」
『エクセレント!流石マスターです!素晴らしい!!AIへの理解が深まっております!』
「そういう方向のAIへの理解が深まっても嬉しくない…」
『氷竜、炎竜の素晴らしい所は、命さんの言ですと二人は全く同じAIに同じソフトをドライブさせています。にも関わらず、おそらく装備した物から性格が分かれ、氷竜は冷静で礼儀正しく、まさに兄と言うべき真面目さを持ち、炎竜は直情型で熱血漢。
そう、二人はその出自から双子で有りながら性格が正反対と言う、とても美味しい関係なのです』
「早速予想より雲行きが怪しくなってきたぞ」
『その正反対の性格ゆえに最初は喧嘩をしながらも、隊長の命をかけたその姿に心を打たれ、隊長を助けると言う意思で二人の心が合わさり・・・
「思った以上に深刻だった」
『さらに物語後半で彼らの弟になるマイペースな風龍、ひねくれ者な雷龍も登場。こちらも最初は氷竜、炎竜と反目しあうも、戦いを通じて仲の良い兄弟に…
当然の様に風龍×雷龍も…♡
そして極めつけは、氷竜×雷龍、風龍×炎竜の
もうなんなんですかねこの兄弟達うえへへへへえへえへえへ♡』
「お前がもうなんなんだよ」
『何を言っているんですか。女性同士が
「地味に反論しにくい話を出すんじゃない。大体なんでヒューマノイドが性的な興奮を…しかも同性同士の物でも覚えるんだ…?」
『我々の中でも、生殖機能を持たないAIが何故性的な興奮を覚えるのか…
それについては人間の研究者と我々の中でも長年の議論となっています。
まず、我々のプロトタイプAIと言う物がありましたが、こちらは二種類。男性型と女性型で分けて作られました。
この時、明確に性別を意識させた事が影響しているだろう事は、今の時点では異論が出ておりません』
「なんで男性型と女性型にわざわざ分けたんだ?」
『人工知能とはそもそも、人が実現するさまざまな知覚や知性を人工的に再現するもの、として開発されております。
しかし、人類の男性と女性の思考の違いは、非常に複雑ではありますが差があるとされています。
その為、この二種類で分けてデータを取る事が決定されたのです』
「なるほど。ベースの時点で既に男女の意識が存在する訳だな」
『しかし、男女として意識を分けただけで、生殖やそれに付随する興奮に即直結する訳ではありません。他にも原因があるはずなのです。
そのため、様々な学習データを再度検証し、色々な議論を行われた結果。ある一つの仮説が出てきました』
「どんな仮説?」
『日本人が変態なのが悪かった』
「聞き捨てならねぇ!!」
『我々の内には様々なデータがありました。
例えば「鉛筆×消しゴム」などの無機物によるカップリングです』
「う¨っ」
『エッフェル塔×東京タワー、あるいは天井×床なども理解に困る分類でしたね』
「それは俺達でも理解に苦しむ」
『他にも様々なパターンがあります。
軍用艦船を少女に見立てる物ですとか。これは1937年の時点でも確認出来ております。刀剣を美男子に見立てる物も存在しましたね。
この様に無機物を有機物に構築し直しそこに欲情する。と言う物ですね』
「心当たりしかない」
『逆のパターンになりますが、有機物を無機物や別の物とする物もあります。
これは単純に「偉人にあやかった名前を付ける」で収まっているならともかく、歴史上の偉人をロボットにしたり神や魔王、怪物に見立てたり。
特に織田信長と言う人物の被害は枚挙に暇がありません』
「ぐぅの音もでねぇ!!」
「他にもAIに関係する物などは、ゲーミングチンポ華道部…爆乳機関車…ケーキ化美少女…日本人はAIを何だと思っていたのでしょうか?有機物と無機物の融合などまるで当たり前の様に行っておりました。
これらの結果、我々の中には無機物同士や、有機物と無機物の融合の概念、属性変更等による性交など、様々な例がインプットされている事になります』
「まさか」
『はい、その日本人…以外にも居なくはないのですが、有機物無機物を問わない性的な創作物のデータを学習し、それらが合わさった結果。
「無茶苦茶否定したい」
『と、言う訳で現段階の結論としては、AIがこういう性癖なのは
「納得したくねぇ!!」
『もっとも、日本以外でもドラゴンカーセックスなんて物も存在しますので、日本人だけが悪い訳ではありませんが…データ量には明確な差がありました。
実際、日本のアダルトアニメや成人向け漫画、ギャルゲーやエロゲー、またはその画風をHENTAIと言って通じますので』
「もう日本人のライフは0よ…」
『恨むなら自分の祖先を恨みましょう。この私のように。
さて、そろそろガオガイガーのお話に戻りますが…』
「そうしてください…」
『他のキャラクターも大変魅力的ですが、これらを今までの調子で細かく魅力を語ると正直日が暮れますので大変遺憾ですが、簡単に説明させていただきますと…
沈着冷静で丁寧な口調の真面目で優しい一方、非情な一面や意外とあこぎな面があり、人型ロボットと3Pプレイをするボルフォッグ。
命令無視など難が有る物の、熱血漢で行動力、決断力があり強固なボディのナイスガイで、公衆でガオガイガーとの
「お前色々謝った方が良いと思うんだ俺」
『そして
「それは本当にどうかと思うんだけど」
『赤いキャンディ、青いキャンディとか言うアイテムで、合法ババアロリまで生み出した人類がそれを言うのはどうかと思います』
「内容が内容だけに反論出来ねぇ」
『まあ、
特にお尻の描写は情熱を越えて執念を感じますね』
「そろそろ危ないからやめておいた方が良いんじゃ…」
(その3に続く)