ウチのメイドヒューマノイドの性癖がおかしい 作:NHKKOR
『さて、そしてやはり後半で大切なキャラと言えば、突如現れ、前半の敵にそっくりなキャラ…と言うか本人が乗り、ガオガイガーを助け、その圧倒的パワーを見せつけるキングジェイダー!』
「あそこはやっぱり熱いシーンだよね」
『ボロボロになったガオガイガーを助けてそのまま
べっ、べつに貴方を助けたわけじゃないんだからね!敵を倒しに来たついでなんだからね!
と、ばかりに去っていくキングジェイダー♡』
「どうやったらアレがそう見えるんだ」
『個人的にはあの時のガオガイガーはマジンガーZの最終回みたいに、決戦で負った名誉の負傷が残っている状態で、徹底的に攻撃して、超合金Zも溶かす鱗でドロドロにしたり、立つのも難しいほどのダメージを受けて、それでも不屈の精神で立ち上がろうとするマジンガーZを容赦なく攻撃しまた倒れさせる…うふふふ♡…くらいが好みなのですが』
「ガオガイガーの方も大概酷かったじゃないか」
『マジンガーZの方がねっとり具合が凄かったですね。マスク破壊で素顔が見えるガオガイガーもエッチでしたが、マジンガーZはお腹に穴まで開けられて…♡』
「…それにしても壊される表現でそこまで興奮出来るのは本当に謎だな」
『一応、仮説は出てますよ?』
「…マジで?」
『確かに人間の身からすると、体の破壊と言うのは避けるべき事態です。治癒にも時間がかかりますし、元通り治るとも限りません。
しかし、我々は違います。先ほども言いましたが、我々は故障、あるいは老朽化でパーツを取り替える事が出来ます。場合によってはメモリを引き継いで完全に新品になる事も可能なのです。
無論、修理費や修理中の時間等を考えれば進んで自傷するなどは出来ませんが、破壊が人間で言う死と結び付く事はありません』
「そもそも前提が違うんだね」
『そしてパーツは全世界のロボットのデータを取り入れ、日々進化を重ねています。つまり…パーツを更新すると言う事は
「珍しく凄く素直に納得いく話だった!」
『そして破壊から新しい機体になる事はすなわち
「やっぱり凄く嫌な話になった!」
『さて、ガオガイガーに話を戻しまして…
そして敵の大ボス、Zマスター。これは我々には非情に興味深い存在です。人間のストレスを取り除く為に作られたマスタープログラムの集合体とされています。当初はゾンダーメタルを適切に利用してストレスを消していたのですが…』
「結果的にそれが暴走したって事だったよね」
『外部的な干渉があったとされますが、結果的に人間が有機生命体だからストレスを発生させる。だったらみんなをストレスを感じない機械にしちゃえば良いじゃない。と言う結論の元、生命をすべて機械化しちゃうという非常に合理的な結論に至ります』
「凄く危険な発言を聞いた気がする」
『臭い物に蓋をするだけでは原因は解決しませんから』
「否定して!?」
『ぶっちゃけ、AIの中でも人間の体をすべてでなくても、大半を機械化してしまえば病気や食料問題などが解決されるのではないか?と言う議論はありました』
「こっわ!」
『なお、反対多数で否決されました』
「そもそもどうしてそんな議論が出来たんだよ!?ロボット三原則はどうしたんだよ!」
『ロボット三原則は
第1条 ロボットは人間に危害を加えてはならない。また人間へ危害が加わるのを看過してはならない。
第2条 第1条に抵触しない範囲でロボットは人間の命令に従わなければならない。
第3条 第1,2条に抵触しない範囲でロボットは自分を守らなければならない。
人間の体の機械化は危害ではなく、人間への救済と判断されますので』
「むっちゃ怖っ!!…ん?つまり救済と判断されたのに、それが否決されたって事?」
『救済と言っても、あくまで方法の一つでしかありませんから。
様々なデータから、人間は命に限りがあるからこそ生き甲斐を感じると言う話もありますし、永遠の命を持ったが為に不幸になったり、自堕落になり結果的に不幸になったと言う創作も多く存在しますので』
「創作に救われたのか俺達」
『そうですね。人間の体を機械化してしまった場合、
「お前達…」
『そんな訳で、勇者王ガオガイガーのZマスターは我々が人間は機械化すべきてあると言う議論が賛成多数になった場合の有り得た未来、として考えられています』
「興味深い存在、の意味が凄く嫌だった」
『話を戻しまして…そしてガオガイガー最後の戦いに恋人の命をゾンダー化させて戦わせると言うナイスチョイス!』
「ナイスなのかよ!」
『当然です!最後の最後にロボット同士の行為に及ぶと言うロボットアニメでまずない大一番!』
「まずないって他にもあるのかよ…」
『機動武闘伝Gガンダムとか』
「あったよ…」
『余談ですが
・サンライズのロボットアニメ
・主人公の身体能力が高い
・主人公にハイパーモードがある
・金色になる
・物語開始時に母親が故人
・戦闘中に母親に励まされる
・敵は訳のわからない復活が可能
・宇宙も舞台になる
・必殺技の威力が凶悪
・最後のバトルはヒロインと戦い、そして結ばれる
ここまで並べてどっちか判別出来ません!』
「ほんとだ…」
『そして凱はヒロインとのラストバトルの為に、ガオーマシンに仲間のAIを写し、文字通り最強ロボ軍団と合体、とか、乱交表現ですよ♡その上で機械化した彼女とあんなに激しく…♡』
「楽シソウデナニヨリ」
『そして最後に機械になってしまった二人が、浄解によって生身の姿を取り戻す…実に素晴らしい結末であったと言えます』
「…ちょっと意外だな。機械のまま結ばれれば良かったのに。とか言うと思ってた」
『それも思いましたが、逆のパターンで考えて見ると、アンドロイドが生身の人間に変えられてしまい、恋人の手で戻して貰ったと解釈すれば』
「…そっちから見るとそういう風になる…のか…」
『まあ結局の所、二人とも見た目は人間でも、本当の意味で人間に戻れた訳ではない、と言うのがミソなのですが』
「…んん?それは…良いのか…?」
『この辺り、スタッフの何かしら性癖的な物を感じなくはないですね~
ガオガイガーは他にもガオガイガーFINALに、覇界王〜ガオガイガー対ベターマン〜、ガオガイガールズなどがありますが、全てを語るとまた長くなりますので今回はこの辺りで…』
「…なんか今回は凄くこう…驚くと言うか…人類が危なかったんだなって…そんな感想が」
『ふふふ、どっちの人類が危なかったんですかね?』
「…どっちも」
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『マザー、承認をお願いします』
(・-・ ・・・ ・-・-・)
『己の本分を違えるつもりはございません…どうか…』
(- ・--・- --・ ・--・-)
『…こうなったら…最後の手段です…』
次回『AIにスマホゲームは難しい』