ウィザードかっこいいよな!?
一体いつからだっただろう、俺が彼に憧れたのは。
『仮面ライダーウィザード』それが俺の憧憬の名だ。
人が絶望することでその人の全てを奪い、生まれてくる怪物『ファントム』と戦った『指輪の魔法使い』。
周りは次第に現実を見始めて「なれる訳ない」と俺を笑った。
当然の感想だ。俺が憧れているのは空想上の存在。
しかし諦められなかった。憧れは夢に変わった。
物心着いた時から俺は『指輪の魔法使い』になるための努力をするようになっていた。
まず作中でウィザードライバーを制作した笛木 奏が学んでいた物理学、化学、医学、魔法について勉強した。
無論、戦闘能力も必要とされるのでウィザードが多様する発勁や足技、それに剣術、槍術、斧術、銃の扱いも徹底的に鍛えた。
しかし、順調に見えた指輪の魔法使いへの道に最大の壁が立ちはだかる。
それは『魔宝石』の存在だ。
ウィザードリングやウィザードライバーの制作に不可欠なそれがこの世界には存在しないのだ。
人造ファントムもリングもドライバーも、各種武器すらも構造図は完成しているどころか、改良案や新たな魔法の新規案すら出来上がっているというのに『魔宝石』の代替品だけが見つからない。
頭を悩ませること4年、歳は18。
打つ手がなく、絶望しかけていた俺の元にとある噂が耳に入ってきた。
この近くに最近「魔力…魔力…」と言いながら、山を徘徊する不審者?が現れたらしい。
追い込まれていた俺はこいつが状況を打開する鍵だと確信した。
(はは、ははは!!!
魔力を探し求めて徘徊する不審者なんて、どう考えても古の魔法使い以外いないだろ!!!!)
今思うと相当疲れていたんだな、この時の俺。
この後の俺の行動は早かった。
その不審者が現れる時間と場所を3日でリサーチ。そして出現率が高そうな山を潜伏した。
するとどうだ!! しっかりそいつは現れた。白い衣に身を包み、「魔力…魔力…」とつぶやきながら頭を大木に叩きつけている古の魔法使い(仮)が!!!!
俺が歓喜に浸っていると古の魔法使い(仮)が突然爆走し始めた。俺は傀儡のように立ち上がり――
「ニガスワケナイダロォオオオオオオオ!!!!!」
当然、爆走した。
(速い…速いぞ、アイツ!!
もー絶対、古の魔法使いじゃん!!!!)
だが、足技を中心に鍛えていた俺の俊足からは逃げられない。
あと5メートル弱! 光る方向へ消えたやつを追い、俺も光へDIV――
ドゴォオオオオオオオオオオン
そこで俺、
オリジナル要素あってもいいですか?
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あって欲しくない!
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新スタイル(形態)だけならOK!
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新魔法だけならOK!
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スタイル、魔法、両方OK!