カービィ大好きなわちきですが、一度小説を出してみようという気持ちが強まり、執筆させて頂きました。
今回初めての小説投稿になりますが、にわか故に拙い所が目立つかも知れません。
もしそれでも宜しければ、ゆっくりしていってね!
とある銀河に、とある惑星が存在している。
その惑星はとても変わった形をしていた。
普通、惑星というのは大抵の場合、まんまるとした丸型の形をしているものなのである。
........まぁ宇宙には様々なものが存在しているのは事実な訳で、なかには多少
とはいえ、最初に述べたとある惑星は、多少というかかなり変わった形をしていると思わざるを得ない。
というのも、その惑星は............。
どう見ても星形なのである。
そう、これは『ポップスター』と呼ばれる惑星なのである。
外観は一見するとただの巨大な黄色い星なのだが、いざこの惑星に足を踏み入れて見るとどうだろう、辺り一面緑豊かな陸地があり、様々な木々や植物が生い茂っている。
陸地だけでなく、青く透き通った海もあり、砂浜には沢山の貝殻がひなたぼっこをしている様だ。
目を凝らすと海は肉眼で底まで視認出来る程綺麗なもので、こちらには数えきれない程の数の魚達が元気に泳ぎ回っている。
そこから上を見上げると、青空が大きく広がっている。
空には沢山の雲が浮かんでおり、なかにはヘンテコな形をした雲もいくつかあった。
そしてそこには、眩い光を放つ太陽が元気に地上を明るく照らしている。
この惑星は、外側から見た印象と内側から見た印象が大きくかけ離れており、初めてこの惑星に訪れた者はさぞかしそのギャップに言葉を失う事だろう。
陸地や海が存在しているなら普通宇宙からでもある程度は視認出来そうなものだが、宇宙からだとそれらしきものが全く見えない、完全無欠に黄色一色という変わった惑星なのである。
しかし、この惑星....いや、一応ちゃんとした名前がある訳だし、そろそろ名前で呼ぶ事にしよう。
この惑星『ポップスター』には他にも摩訶不思議はものが多数存在しているのである。
生物、自然、地形、街、文化、エトセトラエトセトラ....。
そんなポップスターにはある人物が暮らしている。
ここではその人物を主軸とした物語を覗いてみようと思う。
ここには一体どんな人々が暮らしているのか、どんな日常を過ごしているのか、その一部始終を見てみるとしよう....。
☆
ポップスターには様々な国があり、村や街も多数存在している。
その内の一つであるプププランドという国には、とある小さな星の人が暮らしている。
....いや、あれは『人』と表現するべきなのだろうか?
なにぶん『彼』の容姿は人の『それ』というにはかなり変わった姿をしているからだ。
身体は一瞬ボールと見間違えるのではないかと思う程まんまるとしていて、手足は短い丸形である。
その身体はピンク色で、頭の先からつま先まで........あ、いや、足だけは何故か赤色だった。
『彼』は今、ププヴィレッジと呼ばれる村で二人の友達と遊んでいる。
どうやら鬼ごっこをしている様だ。
『彼』は無邪気な笑顔を浮かべながら、元気に二人の友達を追いかけている。
という事は、鬼ごっこの鬼は今、『彼』の事を指す様である。
『彼』に追いかけられている二人は息を切らしている。
もう長い間走って逃げ続けているのだろう、逃げている二人のうち一方は今にも立ち止まりそうになっていた。
「ゼェ、ゼェ、も、もう走れない!」
「頑張りなさい!走らないと捕まっちゃうわよ!」
「そんな事言ったって~!」
「ポーヨ!」
「うわ!しまった捕まった!」
「あらら、だらしないわね。もう捕まるなんて。」
「だ、だっていくら逃げてもぴったりついてくるからさぁ、もう走り疲れたよ。」
「ポヨ!ポヨポヨ!」
「....お前って疲れ知らずなんじゃねえの?」
「ブンも男の子なんだから少しは体力つけなさいよ。」
「こいつが元気過ぎるだけだって姉ちゃん!」
そんな文句を投げ掛けているこの少年は、ブンと呼ばれている。
緑と黄色の二色の髪をしており、前髪が長い為に目元が隠れているのが特徴である。
そしてそんなブンをからかっているのは、フームと呼ばれる少女である。
髪が長いので髪止めでポニーテールにしており、こう言うのもアレだが、多少目付きが悪かったりするのだが、基本的に良識人である。
そんなフームとブンは姉弟であり、よく二人で行動する事が多かったりする。
........いや、失礼、三人の間違いだった。
フーム達と一緒にいる『彼』もよく行動を共にするのである。
「もうそろそろやめにしようぜ、何かお腹ペコペコだしさぁ。」
「そうね、そろそろお昼ですものね。」
「そろそろウチに帰る?」
「えぇ、今日はウチでお昼ご飯を食べましょう。」
「ポーヨ?」
「あ、そうだった。お前も一緒に来る?」
「ポヨー!ご飯!ポヨポヨ!」
「ハハハハ!お前は食べ物の事になるとすぐ顔に出るからなぁ。」
「ポヨしか喋れないのにすっごくわかりやすいものねぇ、最近は簡単な単語なら喋れる様になってきたけど。」
「姉ちゃんが本とかを一緒に読んで教えてやってるから覚えてきてるんじゃねえか?」
「成果が現れてるのよ、この調子ならいつかきっと私達みたいに普通の言葉でコミュニケーションが出来る様になると思うわ。」
「それっていつの話だよ~。」
「そこは努力次第でしょ?いつかきっと出来るわ、その時は一緒に沢山お話しましょうね?」
「ポヨ!」
気づけば太陽はちょうどフーム達の真上に浮かんでいる。
そろそろお昼時だろう、この時間帯になると皆一斉に自宅で食事を始める。
例え仕事が休みであっても、腹が減っては戦は出来ぬという
因みに、ププヴィレッジという村にも一応コンビニや飲食店がある。
コンビニでお弁当を買う人もいれば、飲食店で食事を済ませる人も当然いる訳なのだが、噂ではどうもその飲食店の方はあまり評判が良くないらしいが、それはまた別の話だ。
そんなこんなでフーム達は帰路に着いていた。
勿論『彼』も一緒である。
お腹が減ると力が出なくなるものなのだが、それ以上にこれから食べるお昼ご飯がよっぽど楽しみなのか、三人の足取りはとても軽かった。
「お昼ご飯を食べたら何して遊ぼっかなぁ。」
「遊んでばかりじゃないブン。」
「良いじゃねえか、ここは呆れ返る程の平和な国、プププランドだぜ?遊ばないと損するって!」
「たまにはお勉強でもすれば良いじゃない。」
「えーやだよ勉強なんて。」
「そんな事言わないの。この村には学校が無いんだから、出来る時にちゃんとしておかないと、大人になった時困るのはあなたなのよ?」
「ちぇー。」
「ポヨ?」
「勿論あなたもよ、カービィ。」
「その前にお昼ご飯。」
「ハイハイ、わかってるわよ。」
「ポヨポヨ!」
そんな会話を繰り広げながら、フーム達と共に歩いている、ポヨとしか話せないまんまるピンクの星の人........カービィは、今日も元気に日常を謳歌するのである。
文章の長さはこれくらいで良いのかしら....?
初めてなもので右も左もわからぬわちきで御座いますが、時間に余裕がある時にのんびりと書いていこうかなと考えております。
不定期更新になりますが、もし宜しければ、これからもお付き合い頂ければ幸いです。
それでは、これにて失礼します。