まんまるピンクな食いしん坊の日常   作:Mr.K@河童92号

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間に合ったァァァァァァァァ!!ギリギリセーフ!!
カービィの誕生日間に合ったゼェェェェ!!
というわけで初めましての方は初めまして、そうじゃない人はお久しぶりです。
今回は凄く短いですがどうかお付き合い下さいまし。
挨拶は手短に早速始めましょう!
ぶっちゃけこれ書いてる時間も惜s(ry


第24話 無邪気な居眠りカービィ君

 

 

ここはコレカラスター。

発展途上の星で、惑星の殆どがジャングルで覆われているのだが、他にも火山や鍾乳洞等が存在している。

特に火山活動が活発で、噴火によりマグマや火山灰が噴き出している事が多いのである。

そんな惑星にやって来ていたカービィ一行はというと....。

 

「助けてくれZooooooooooY!!!」

「どうしてくれるのよ旦那!?実験とか言ってあの原始人っぽい人達が集めてた果物全部吸い込んだりするから滅茶苦茶怒らせちゃったじゃないのよー!!」

「ワニャワニャワニャー!?」

「ヤリコ族の皆さんまるで話を聞いてくれません!完全に頭に血が昇ってますよー!?」

「探索開始早々不幸だァァァァァァァァァ!!?」

 

ジャングルに暮らすヤリコ族の皆から槍の雨による洗礼を受けていた。

どうやらデデデが最近会得した吸い込みをまだ試していないとの事で、試しに彼等が一生懸命集めていた食糧である果物を勝手に吸い込んでしまったらしい。

結果、ヤリコ族を怒らせてしまい全力疾走で絶賛逃走中なのである。

因果応報とはこの事を言うのです。勉強になりましたね。

そんな中、アドレーヌは現在お昼寝タイム中のカービィをリフトアップしながら走っているワドルディに抗議していた。

 

「というかカー君こんな時にまだ寝てるの!?バンダナ君も黙って運んでないで起こして頂戴よ!」

「すぅ....すぅ....。」

「ワニャワニャ!!ワニャワニャワニャワニャ!?ワニャーワニャワニャワニャワニャー!!」

「何言ってるのか全然わかんないわよ!!?」

「カービィさんはさっきお昼ご飯を食べたばかりですから、お腹いっぱいになっててちっとも起きないんです!!」

「わかりきった事を言うでないZOY!!!兎に角さっさとそいつを叩き起こすZOY!!」

 

リボンがカービィの事情を説明するも、一刻も早く事態を打開したいデデデは癇癪を起こしながらカービィを起こす様促した。

カズマもそれには同意見の様で、走りながらワドルディに担がれているカービィに近づいて呼び掛けたのだった。

 

「カービィ起きろ!!晩御飯の時間だからほら!!ヤリイカ食べ放題だぞ!!」

「むにゅ....もうおなかいっぱいポヨ....。」

「オィィィィィィィィィ!!?いつもの食い意地どこ行ったんだよ肝心な時に寝てんじゃねえよこの食いしんボールがァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」

「いや突っ込む所そこですか!!?今カービィさんハッキリと喋りましたよね!?お腹いっぱいって可愛らしい声で!!」

「果てしなくどうでもいいわ!!!今この状況において何の助けにもなんねえよ!?」

 

寝言をこぼすカービィにツッコミを入れるカズマに対し更にリボンはツッコミを重ねるが、結局何の解決法を見出だせていなかった。

今も尚ヤリコ達の洗礼から逃げ続けているカズマ達だったが、前方に川を見つけたアドレーヌは大声で皆に呼び掛けたのだった。

 

「皆、川を見つけたわ!!このまま川下りするわよ!!」

「川下りってカヌーもボートも無いZOY!!飛び込めというのか!?」

「こんな事もあろうかと、この前描いといたイカダの絵があるの!実体化させて川に浮かべるから皆飛び乗って!!」

「渡りに舟!!いやイカダ!?もう何でもいいやアド頼む!!」

 

カズマのGOサインを皮切りに、アドレーヌはスケッチブックに予め描いておいたイカダを川に向けて実体化させ、川に浮かべたのだ。

それと同時にカズマ達は勢い良くイカダに飛び乗って、そのまま下流に向かって流れていった。

思っていた以上にスピードが乗ったのか、みるみるうちにヤリコ達を引き離していき、やがて見えなくなったのだった。

 

イカダの上で安堵する一行だったが、全員息を切らしていて疲れ果てていた。

未だ夢の中にいるカービィを除いて。

 

「ハァ....ハァ....た、タイミングバッチリでしたねアドレーヌさん。」

「へ、へへ....上手くいったみたいで良かったわ。」

「ゼェ....ゼェ....ほ、褒めて遣わすZOYアドレーヌよ。これで奴等も追ってこれまい。」

「へ、陛下....どうせならカービィの代わりに槍吸い込んでくれても良かったんじゃないですか?」

「貴様、あんな危ないものを吸い込めと言うのか?あまりワシを舐めてると極刑に処すZOY!」

「いやあなた前に一度俺を吸い込んでますからね?木刀とかも色々纏めて。」

 

デデデ城での一件の事を話しているカズマだが、当時ダークマターに憑依されていた時の事を覚えていないデデデは頭に疑問符を浮かべるばかりであった。

ふと、ワドルディにイカダの上に降ろされたカービィの顔をリボンは覗き込んだ。

やはりまだすぅすぅと心地良さそうに眠っていた。

 

「すぅ....すぅ....。」

「カービィさん、気持ち良さそうに眠ってますね。」

「呑気なもんだよ、さっきまで死物狂いで逃げ回ってたというのに。」

「良いじゃないのカズ君。一件落着したんだし、今は寝かせてあげましょう?」

「ワニャー....。」

「ふぁーあ....安心したら眠くなってきたZOY。ワシも一眠りするZOY....。」

 

眠っているカービィにつられたのか、ワドルディとデデデは大きくあくびをして、イカダの上で横になって眠りだしたのだった。

そんな二人を見てカズマは苦笑していた。

 

「二人も寝ちまったよ....。まぁたまには休む事も大事か。」

「ついでにカズ君も昼寝しとく?」

「や、良いや。寝ずの番でもしとくよ、まだ昼間だけど。」

「この辺りはおとなしい原生生物が多いので、そうそう襲われたりはしないですよ。」

「成る程、でもまぁ用心はしとくさ。二人は?」

「私は別に眠くないから起きとく。」

「わ、私も別に....。」

 

カズマに言われてアドレーヌとリボンは首を横に振った。

リボンは何やら歯切れの悪い言い方で、それが気になったのかアドレーヌはこんな事を言い出した。

 

「....もしかしてカー君の寝顔を見たいからだったりして。」

「な!?なななな何を言ってるんですか!?べっ別にそんな事無いですから!!ちょっと目が冴えてるだけ....デスヨ?」

『......................。』

 

アドレーヌが半分冗談のつもりで言った言葉に露骨に反応するリボンの取り乱し様に、カズマとアドレーヌは一瞬きょとんとなってしまっていた。

 

(....わっかりやす。)

(や、やっぱりかー....。)

「....御二人共、違いますからね?断じてそんな事無いですからね?決してそんな下心持ち合わせてませんので悪しからず。」

「....お、おう。」

「リボンさぁ、そろそろ素直になってみても良いんじゃない?私は応援するよ?」

「な、何の事やら私にはサッパリデスネー。」

 

あくまでしらを切るリボンに苦笑するしかない人間組二人だったが、唐突にカービィがまた寝言を溢していた。

 

「むにゃむにゃ....リ....。」

「!?」

「....り?....どんな夢見てんだこいつ。」

「カー君、もしかして....。」

 

寝言として出てきた一文字にカズマは疑問符を浮かべ、アドレーヌは何か悟った様な表情を浮かべている。

特に一番食い付いたのはリボンの様で、鳩が豆鉄砲でも喰らったかの様な顔をしながらカービィの方を見ていた。

次第に何かを期待している自分自身に気付き、鼓動が早くなっていくのを感じていた。

何故か顔辺りがやけに熱い様な錯覚も覚えたが、気にせずリボンはカービィの次の言葉を待っていた。

 

「リ....むにゅ....。」

「....!」

 

まだだろうか、早く呼んで欲しいと言わんばかりに食い入る様に見つめ続けるリボン。

そうして待っているとようやっとカービィは....。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「リンゴ....ポヨ....むにゃむにゃ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夢の中で美味しく頂いている果物の名前を口にしたのだった。

 

「」

「................。」

「................。」

 

疑心は確信に、と思いきや最終的にただの勘違いに終わったリボンは、真っ白になっていた。

漫画的表現で言う真っ白の灰の如し、全身から色という色がきれいサッパリ抜け落ちた............様に見えたカズマとアドレーヌである。

 

(.............な....。)

(.............おぉうふ。)

 

 

 

 

 

 

 

 

((何も言えねえ....。))

 

こうしてカービィ達を乗せたイカダは川を下って流れていった。

どこまでもどこまでも、どんぶらこ~どんぶらこ~と流れていき、最終的に偶然クリスタルのすぐ側に近づくまで静寂の時は流れていったのだった。

 

 




御閲覧ありがとうございます!
感無量ですねー。気が付けばもうカービィ生誕25周年ですよ。
カービィよりも年下なわちきからすれば、また一歩大人へと............嘘です。ホント言うとカービィは今でも無邪気な子供のまんまに見えてなりません。
あんなにも可愛らしくて無邪気でマイペースな子は本当に愛らしいものですよ。
いつまでも変わらぬまま、そのままのカービィでいてほしいと思ふ今日この頃。

幼い頃、兄貴がSDXをプレイしている所を見たのがカービィとの出会いでした。
あのシンプルで可愛らしいデザインに一発KOでやられてしまいましたねー。
それからどんどん色んなカービィのゲームをプレイして、その度にどんどん好きになっていって、今じゃすっかりファンになりました。
これから先、彼がどんな冒険を繰り広げていくのかとても楽しみでなりません。
カービィにはこれからも頑張って欲しいですね!次は30周年だ!

というわけで今回はここまで。
もしまた機会があれば、読んで頂けると幸いです。
それでは、これにて失礼します。
カービィ!25周年おめでとう!
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