超昂大戦SS 究極の初体験! エクスタシーに溺れる超昂戦士たち   作:環 藍河

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第12話 恍惚に溺れるレガリア! 智者の矜持は勇者の手淫に沈む

「あっ…あっ、ああ〜…っ!!」

「マヤ、落ち着いて。呼吸を合わせて…」

「うあっ…! そんな、あっ…!

 ムリっ、ムリいいっ…!」

 

ユリカが献身的にリードするも、甲斐なく。

マヤの逸品は…

「や…やだあっ! 待ってっ、こんな…!」

「マヤっ!」

「ダ…ダメえええっ!!」

 びくんっ! がくがくがくがくうっ!! 

「あああーーーっ!」

悲鳴とともに滅茶苦茶に波打つ。

原型を留めないのではないか、と思うほどの、激しいバイブレーション。

100万ボルトの電撃に震えて、痺れに身を委ね…

エクスタシーに総身をぐちゃぐちゃに犯され…

呆気なく、爆ぜた。

 

くたっ…。

やがて訪れた静寂の中、芸術品になり損ねた裸体は、その痴態を惨めに横たえた。

 

どくんっ。どくんっ。

(はあっ…はあっ…)

いつもはそのみなぎる智慧で悪魔たちを統べる、辣腕の魔宰相にしてレガリアの神騎・マヤエル。

今は高みに到り、絶望にも似た昂ぶりの中、打ちひしがれる。

さしもの才女も、今だけは素顔の時藤マヤ。

自らの未熟を思い知り、情けなさと呵責の中、うなだれるしか無かった。

 

 はっ。

「ご…ゴメンっ! こんなに…速いなんて…」

 ふるふるっ。

「初めてだもんね。私も悪かったんだ…」

 

弾む胸の拍動。

したたる汗が額を、うなじを、胸を伝う。

期待に応えられなかった不甲斐なさに、マヤは眼差しを上げ、唇を噛む。

 

そんな友を赦すように、神騎と魔王の志を継ぐ勇者・友咲ユリカは穏やかな笑顔と口調でマヤをなだめる。

 

 ぐっ。「…えっ?」

「マヤ。もう一度。何度でも、だよ。」

オルガズムの余韻醒めぬ肢体をおもむろに抱きかかえると、ユリカは…

 

 ぐっ! ぐっ! ぐいっ!

「あっ…あんっ! ああっ!?」

ボディマッサージのように、上から素肌を両の掌で捏ねあげていくユリカ。

「な…何してるのっ、ユリカぁ…?」

 

 ぐにゅっ。ぎゅっ。ぐちゅっ。

 

ユリカは、慣れた手つきで…優しく柔らかく掌の腹を当て。

いつもは聖剣を軽々と扱う剛腕を、絶妙の力加減で縦横無尽に。

お腹の肉を、下から、横から。

丹念に、愛おしそうに。

「こうやって、ね、良い形を作りながら、ほぐしていくんだ。」

「へっ…いい、形…?」

 

 くるっ…ぺたんっ。(えっ…?!)

程よく柔軟性と弾力を取り戻したボディを…ユリカは造作も無くひっくり返す。

そのまま、背中から…

 

 ぐちゅっ。ぐにゅっ。ぎゅううっ…!

「ああっ! あっ…あっ…!」

「マヤ、そんな、声、出さなくても…」

「だ…だってぇ…!」

 

今度は反対側から捏ねていく。背筋を、腰を、そしてその下を…!

「…うん、良い感じ。ぷにぷにたぷたぷで、まるで赤ちゃんのお尻みたい。」

 

……?!

 

「そ…そうなの…ぷぷっ…」(…?)

マヤは赤面し、絶句した。

ユリカの手技によって、今や臀部は周囲からその中心へ吸い込まれ、受肉全てを練り上げられていた。

残る跡は、まるで菊の花をあしらったかのように、中心の一点から咲き乱れる、ピンクの花びら。

(ふ…フツー、赤ちゃんの『ほっぺた』とか、言わない?)

野生児ユリカの天然ワードチョイスがツボにはまり、マヤは失笑を必死に噛み殺すしかなかった。

 

そのリラックスが、凝りに凝った五体を弛緩させる。

第二ラウンド、準備万端。

 

……

 

 ずどんっ。「!?」

「さあ、マヤ、リベンジだよ。」

「なっ…何、それ…?!」

 

マヤの目の前に突き出された、浅黒くてらてらと輝く塊。

ユリカがこしらえていた逸品は…そのてっぺんを尖らせ、マヤの視線を釘付けに。

 

 かちっ。ぎゅいいいい……ん…!

「ひっ!」

 ユリカがスイッチを入れた途端、無慈悲に塊は命を宿した。

「マヤ…しっかり、見ててね…」

 すっ…。

 ぎゅうううっ……ういいいいん……!

再び施される、ユリカの神の手。

不気味に蠢くごつごつの塊を、右の指を二本当てて、てっぺんから押しつぶしていく。

…かと思うと、絶妙の力加減と、繊細な両手のコンビネーション。

 

漆黒の尖る砲弾は、たちまち中心に窪みを掘られ、今度は下が尖端となる。

ユリカの右の指は巧みに踊り、銃身の内側をたちまちつるつるに整えていく。

左の五指は極太のフランクフルトを仕上げるかのように、筒の周りをにちゃにちゃとさすり上げる。

 

 ぺちゃっ。くちゅっ…。

時折ユリカはフィンガーボウルに満たしたローションで、右手を、左手を潤わせる。

その蜜をしたたか浴びて濡れそぼる砲弾は、表面を一層なめらかに、すべすべに磨かれ…

ユリカの掌の中、黒く妖艶な光を放つ。

 

「…うん。綺麗に、出来たっ。」

(あ…ああっ…!)

神騎の織りなす指の芸術は、醜くたたずむばかりだった塊を、たちまち命の脈動溢れる神器に変えてしまった。

下が綴じられた、少し高さを残す小さめの壺。

花瓶ほどのサイズながらも、ユリカの手技で適度な膨らみをたたえ、底のへりから口まで、均整な厚みを讃える。

 

 かちっ。ふいいい……いん。

 

装置を止めるとユリカはひと息…つく間もなく。

 

 ぺたん。ずぶっ!

(!?)

壺の中腹にお手玉ほどの塊をひとつ、貼り付ける。

プリンの容器のように中がくり抜かれた塊は、すかさず壺の裏側から突き刺したユリカの剛指に貫かれ、幹から伸びる枝のように突起部を形どられる。

端正な聖杯に、ぷっくりいびつなたんこぶ。

 

(こっちにも…こう!)

 べたんっ! ずぶぶっ!(っ!!)

そのままユリカはもう1カ所、真裏にも対称にたんこぶをこしらえる。

 

剛直な躯体に、女性的な丸みを二つ。

(な…何これ…?)

その意匠は、マヤの目にはひどく淫靡に映った。

 

 しゅぱっ。

 

そのまま気合一閃、壺の底をかき切ると、おもむろに天地を返す。

ライジング・パニッシャーもかくやという切れ味で、壺はその刈り取られた亀頭を上に、再びそそり立つ。

 

 びちゃっ。ぬるっ…

 ぐちゃっ。ぬるっ、ぬるっ…!

 

先ほどまで底だったその頭頂部を、ユリカは左右の掌で優しく撫でつける。

ローションに浸し、じゅくじゅくに濡れそぼった、勇者の掌で、指で。

 

 ぎゅうっ…きゅっ、きゅっ!

「んっ…ふう…!」

(…ユリカ…う…上手い…!)

 

達人ユリカは丹田で気を練り、呼吸法を駆使して、その場の支配権を手放さない。

平坦だった底はたちまち丸みを帯び、ざらざらだった頭頂部の切断面は、ユリカの柔肌をコピーするように、滑らかに、てらてらに。

その表皮はさながら、赤ん坊の素肌か、繊毛に包まれた桃の果実。

 

(…わあ…)

勇者の剛腕と、神騎の慈悲。

攻守一体の手技に、マヤは見とれるばかり…

 

 かちっ。(!?)

 ういいいいいんっ……!

 

無機質なクリック音に促され、ユリカの掌の下で再び蠢く壺。

 

 ぶるん、ぶるぶるぶる…!

 

先につけた双丘ごと、ぐるぐると旋回。

そのあけすけな、いっそ卑猥なシルエットで、ビロードの高潔さはもはや台無しだった。

 

 ぺちゃっ。じゅるじゅるじゅる…!

 

潤滑液で妖艶に照り誇る逆さ壺は…さながら荒ぶる亀頭。

おおまかだった丸みを、ユリカは巧みに対称形に。幾何的な調和の美をたたえた砲丸にメタモルフォーゼさせていった。

 

(…凄っ…!)

次々と繰り出される、ユリカのフィンガーテクニックに、数多の男を骨抜きにしてきたマヤでさえ、もはや抗えない。

先にここで虚しく果てた智慧のレガリア…その仇討ちとばかりに、ユリカはその高邁な、母譲りの清き心で…妖しく淫靡に剛直を撫で濡らす。

勇者の指は、魅了の淫紋を描くかのように、壺の稜線を獰猛に踊り続ける。

 

悪魔と神騎の双方で語り継がれる、伝説の聖遺物・レガリア。

意志を持つその神武は、高邁な心を認めた者に大いなる力を授けるという。

その1つ、勇気のレガリア、ブレイブ・セプターに伝承者と認められた…勇者・友咲ユリカ。

恐るべきはその剣術だけでも、ましてやその勇猛だけでも、ない。

巧みな運指、息もつかせぬ精密な体捌き。

その一挙手一投足が、ただの土塊に脈動と息吹をもたらし、新たな聖遺物を世に問うとは…!

 

「…うん。完成。」

 

その容姿は、いっそ淫靡で妖艶。

丸い頭頂部、絹布の煌めきと、滲む真珠のテクスチャー。

戦友の手が生みし逆さの壺は、未完成の今でさえ、美術館に納めたならレガリアの偉業を雄弁に語るにふさわしい。

 

(ああっ…どうして…?

 眺めているだけで…ドキドキ…しちゃうよお…!)

このまま、この壺が次の工程で、カチカチに…硬く…!

 

「マヤ…これで、イッてみようか。」

(…えっ?!)

 

ユリカが…私に…求めている…。

どう、しよう…!

私、コイツで…イかされるの? ユリカに…?

 

 くりん。くりくりっ。

 しゅぱっ。

(…え?)

 

マヤを見ながら、淫靡な壺に小刀を突き立て、丸を3つ描く。

ユリカが壺から切り落とした丸は…大きな目と、口。

(…あれっ?)

 

「あとは1週間ほど乾かして、ひと晩素焼き。

 そのあとうわ薬に浸して、本焼きしたら完成。

 作り方の手本だったんだけど…次はマヤの番。できるよね?」

「…は?」

 

……?

 

「う~ん…完成形を見た方が、良かった?」

 ごそっ…どんっ!

 

 はーーー、に……、ほーーーー!!!

 

「わああああーーーっっ!?」

 

聖遺物、マヤをロックオン。

というかガン見。

陶器のくせに威風堂々、そのまま口からハニー砲、目からビームで開戦しそうな躍動感。

マルかいてマルかいてマルかいてちょん、の分際で…!!

 

「どうしたの? マヤ、コレ作りたいんでしょ?」

「ちっがーーーう!! 皿でもマグカップでもよかったの!

 フツーの陶芸教えろし!!」

 

……?

「マヤ。ハニーは陶芸の基本だよ。

丸く作る、内側を空洞にする、ろくろになじむ…」

「むしろ途中の土作りの方が基本! 何なのあの菊模様みたいな練り方!?」

「…菊練りのこと? 窯の中で爆発しないように、土の中の空気を追い出すための練り方で…」

「そんな大事な工程、3分クッキングみたいに飛ばすな! むしろソコ丹念に教えろー!」

 

……

なぜ、こうなった。

 

「…ねえ、もしかしてユリカってさあ、手先器用なクチ?」

「…え? どうして?」

「あんたが前に作った、ムダに手の込んだ木彫りのハニー…、アレはタダモノの仕業じゃないっしょ?」

「あ、アレは…おまけ。」

「?」

「修業中に山の中で、陶芸家のおじいさん…お母さんの信奉者のお家で居候してて、作品作りのお手伝いしてたんだ。木彫りは、窯焼きの待ち時間の手慰み。」

「…窯焼き?」

 

戦友の意外なる特技に着眼し、そろばんを弾いた鎹市長・時藤マヤ。

企てるは「ユリエルプロデュース・鎹プライド」。神騎の技術で悪魔が作ったハンドクラフトを、ゆくゆくは鎹市の名物に…!

 

……

「…あ〜…ユリカ。木彫りと陶芸、今度うちの内職連中に教えてやって。

人とやってくの苦手な連中だけどさ、勇者サマにしてあたしのマヴダチって言えばワンチャン…」

「いいよ。マヤの頼みなら、大歓迎。」

(おっ…おう。)

交渉はあっさり成立。

 

だが。

「じゃあ、初心者だから…

 やっぱりハニーから教えるね。木彫りも窯も、ハニーに始まりハニーに終わる。むふー。」

「い…いやいやいや! もっと実用的なの選べ!」

くすっ。

「マヤ。ありがたいものは、いくつあってもいいんだよ。」

 

後に、鎹プライドシリーズは多くの職人悪魔を生み出すことになる。

そして、その工房裏庭には木彫りと陶器…見習いの生み出すハニーが山のように陳列。どこかの招き猫尽くしの寺のように、ハニーで埋め尽くされたバックヤードはカルトな観光スポットとして…あるいは、悪魔も戦慄する夏の肝試しスポットとして話題を呼んだという。




「みんなー! 碓氷さんはユリ✕マヤをご所望だー!
 献上しろー!」
※アリスソフト放送局第47回・蒼乃むすびさん

おう書いたらあー! オラオラ、奉納じゃー!!

…というわけで、思いつきだけでこんなん出来ました…
ええ、いつもの環クオリティ、タイトル詐欺です。
ついでに、5周年記念公式ショート動画「ありがたいものはいくらでも」もドゾー。見るとSSが82倍楽しくなる?
https://youtube.com/shorts/PHJsoyfhIfY?si=G182Iw9RK-vuQNzl

…フェイクルビー完結編、今夏登場…今しばらく、今しばらくぅ〜!!
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