超昂大戦SS 究極の初体験! エクスタシーに溺れる超昂戦士たち 作:環 藍河
「あっ…あっ、ああ〜…っ!!」
「マヤ、落ち着いて。呼吸を合わせて…」
「うあっ…! そんな、あっ…!
ムリっ、ムリいいっ…!」
ユリカが献身的にリードするも、甲斐なく。
マヤの逸品は…
「や…やだあっ! 待ってっ、こんな…!」
「マヤっ!」
「ダ…ダメえええっ!!」
びくんっ! がくがくがくがくうっ!!
「あああーーーっ!」
悲鳴とともに滅茶苦茶に波打つ。
原型を留めないのではないか、と思うほどの、激しいバイブレーション。
100万ボルトの電撃に震えて、痺れに身を委ね…
エクスタシーに総身をぐちゃぐちゃに犯され…
呆気なく、爆ぜた。
くたっ…。
やがて訪れた静寂の中、芸術品になり損ねた裸体は、その痴態を惨めに横たえた。
どくんっ。どくんっ。
(はあっ…はあっ…)
いつもはそのみなぎる智慧で悪魔たちを統べる、辣腕の魔宰相にしてレガリアの神騎・マヤエル。
今は高みに到り、絶望にも似た昂ぶりの中、打ちひしがれる。
さしもの才女も、今だけは素顔の時藤マヤ。
自らの未熟を思い知り、情けなさと呵責の中、うなだれるしか無かった。
はっ。
「ご…ゴメンっ! こんなに…速いなんて…」
ふるふるっ。
「初めてだもんね。私も悪かったんだ…」
弾む胸の拍動。
したたる汗が額を、うなじを、胸を伝う。
期待に応えられなかった不甲斐なさに、マヤは眼差しを上げ、唇を噛む。
そんな友を赦すように、神騎と魔王の志を継ぐ勇者・友咲ユリカは穏やかな笑顔と口調でマヤをなだめる。
ぐっ。「…えっ?」
「マヤ。もう一度。何度でも、だよ。」
オルガズムの余韻醒めぬ肢体をおもむろに抱きかかえると、ユリカは…
ぐっ! ぐっ! ぐいっ!
「あっ…あんっ! ああっ!?」
ボディマッサージのように、上から素肌を両の掌で捏ねあげていくユリカ。
「な…何してるのっ、ユリカぁ…?」
ぐにゅっ。ぎゅっ。ぐちゅっ。
ユリカは、慣れた手つきで…優しく柔らかく掌の腹を当て。
いつもは聖剣を軽々と扱う剛腕を、絶妙の力加減で縦横無尽に。
お腹の肉を、下から、横から。
丹念に、愛おしそうに。
「こうやって、ね、良い形を作りながら、ほぐしていくんだ。」
「へっ…いい、形…?」
くるっ…ぺたんっ。(えっ…?!)
程よく柔軟性と弾力を取り戻したボディを…ユリカは造作も無くひっくり返す。
そのまま、背中から…
ぐちゅっ。ぐにゅっ。ぎゅううっ…!
「ああっ! あっ…あっ…!」
「マヤ、そんな、声、出さなくても…」
「だ…だってぇ…!」
今度は反対側から捏ねていく。背筋を、腰を、そしてその下を…!
「…うん、良い感じ。ぷにぷにたぷたぷで、まるで赤ちゃんのお尻みたい。」
……?!
「そ…そうなの…ぷぷっ…」(…?)
マヤは赤面し、絶句した。
ユリカの手技によって、今や臀部は周囲からその中心へ吸い込まれ、受肉全てを練り上げられていた。
残る跡は、まるで菊の花をあしらったかのように、中心の一点から咲き乱れる、ピンクの花びら。
(ふ…フツー、赤ちゃんの『ほっぺた』とか、言わない?)
野生児ユリカの天然ワードチョイスがツボにはまり、マヤは失笑を必死に噛み殺すしかなかった。
そのリラックスが、凝りに凝った五体を弛緩させる。
第二ラウンド、準備万端。
……
…
ずどんっ。「!?」
「さあ、マヤ、リベンジだよ。」
「なっ…何、それ…?!」
マヤの目の前に突き出された、浅黒くてらてらと輝く塊。
ユリカがこしらえていた逸品は…そのてっぺんを尖らせ、マヤの視線を釘付けに。
かちっ。ぎゅいいいい……ん…!
「ひっ!」
ユリカがスイッチを入れた途端、無慈悲に塊は命を宿した。
「マヤ…しっかり、見ててね…」
すっ…。
ぎゅうううっ……ういいいいん……!
再び施される、ユリカの神の手。
不気味に蠢くごつごつの塊を、右の指を二本当てて、てっぺんから押しつぶしていく。
…かと思うと、絶妙の力加減と、繊細な両手のコンビネーション。
漆黒の尖る砲弾は、たちまち中心に窪みを掘られ、今度は下が尖端となる。
ユリカの右の指は巧みに踊り、銃身の内側をたちまちつるつるに整えていく。
左の五指は極太のフランクフルトを仕上げるかのように、筒の周りをにちゃにちゃとさすり上げる。
ぺちゃっ。くちゅっ…。
時折ユリカはフィンガーボウルに満たしたローションで、右手を、左手を潤わせる。
その蜜をしたたか浴びて濡れそぼる砲弾は、表面を一層なめらかに、すべすべに磨かれ…
ユリカの掌の中、黒く妖艶な光を放つ。
「…うん。綺麗に、出来たっ。」
(あ…ああっ…!)
神騎の織りなす指の芸術は、醜くたたずむばかりだった塊を、たちまち命の脈動溢れる神器に変えてしまった。
下が綴じられた、少し高さを残す小さめの壺。
花瓶ほどのサイズながらも、ユリカの手技で適度な膨らみをたたえ、底のへりから口まで、均整な厚みを讃える。
かちっ。ふいいい……いん。
装置を止めるとユリカはひと息…つく間もなく。
ぺたん。ずぶっ!
(!?)
壺の中腹にお手玉ほどの塊をひとつ、貼り付ける。
プリンの容器のように中がくり抜かれた塊は、すかさず壺の裏側から突き刺したユリカの剛指に貫かれ、幹から伸びる枝のように突起部を形どられる。
端正な聖杯に、ぷっくりいびつなたんこぶ。
(こっちにも…こう!)
べたんっ! ずぶぶっ!(っ!!)
そのままユリカはもう1カ所、真裏にも対称にたんこぶをこしらえる。
剛直な躯体に、女性的な丸みを二つ。
(な…何これ…?)
その意匠は、マヤの目にはひどく淫靡に映った。
しゅぱっ。
そのまま気合一閃、壺の底をかき切ると、おもむろに天地を返す。
ライジング・パニッシャーもかくやという切れ味で、壺はその刈り取られた亀頭を上に、再びそそり立つ。
びちゃっ。ぬるっ…
ぐちゃっ。ぬるっ、ぬるっ…!
先ほどまで底だったその頭頂部を、ユリカは左右の掌で優しく撫でつける。
ローションに浸し、じゅくじゅくに濡れそぼった、勇者の掌で、指で。
ぎゅうっ…きゅっ、きゅっ!
「んっ…ふう…!」
(…ユリカ…う…上手い…!)
達人ユリカは丹田で気を練り、呼吸法を駆使して、その場の支配権を手放さない。
平坦だった底はたちまち丸みを帯び、ざらざらだった頭頂部の切断面は、ユリカの柔肌をコピーするように、滑らかに、てらてらに。
その表皮はさながら、赤ん坊の素肌か、繊毛に包まれた桃の果実。
(…わあ…)
勇者の剛腕と、神騎の慈悲。
攻守一体の手技に、マヤは見とれるばかり…
かちっ。(!?)
ういいいいいんっ……!
無機質なクリック音に促され、ユリカの掌の下で再び蠢く壺。
ぶるん、ぶるぶるぶる…!
先につけた双丘ごと、ぐるぐると旋回。
そのあけすけな、いっそ卑猥なシルエットで、ビロードの高潔さはもはや台無しだった。
ぺちゃっ。じゅるじゅるじゅる…!
潤滑液で妖艶に照り誇る逆さ壺は…さながら荒ぶる亀頭。
おおまかだった丸みを、ユリカは巧みに対称形に。幾何的な調和の美をたたえた砲丸にメタモルフォーゼさせていった。
(…凄っ…!)
次々と繰り出される、ユリカのフィンガーテクニックに、数多の男を骨抜きにしてきたマヤでさえ、もはや抗えない。
先にここで虚しく果てた智慧のレガリア…その仇討ちとばかりに、ユリカはその高邁な、母譲りの清き心で…妖しく淫靡に剛直を撫で濡らす。
勇者の指は、魅了の淫紋を描くかのように、壺の稜線を獰猛に踊り続ける。
悪魔と神騎の双方で語り継がれる、伝説の聖遺物・レガリア。
意志を持つその神武は、高邁な心を認めた者に大いなる力を授けるという。
その1つ、勇気のレガリア、ブレイブ・セプターに伝承者と認められた…勇者・友咲ユリカ。
恐るべきはその剣術だけでも、ましてやその勇猛だけでも、ない。
巧みな運指、息もつかせぬ精密な体捌き。
その一挙手一投足が、ただの土塊に脈動と息吹をもたらし、新たな聖遺物を世に問うとは…!
「…うん。完成。」
その容姿は、いっそ淫靡で妖艶。
丸い頭頂部、絹布の煌めきと、滲む真珠のテクスチャー。
戦友の手が生みし逆さの壺は、未完成の今でさえ、美術館に納めたならレガリアの偉業を雄弁に語るにふさわしい。
(ああっ…どうして…?
眺めているだけで…ドキドキ…しちゃうよお…!)
このまま、この壺が次の工程で、カチカチに…硬く…!
「マヤ…これで、イッてみようか。」
(…えっ?!)
ユリカが…私に…求めている…。
どう、しよう…!
私、コイツで…イかされるの? ユリカに…?
くりん。くりくりっ。
しゅぱっ。
(…え?)
マヤを見ながら、淫靡な壺に小刀を突き立て、丸を3つ描く。
ユリカが壺から切り落とした丸は…大きな目と、口。
(…あれっ?)
「あとは1週間ほど乾かして、ひと晩素焼き。
そのあとうわ薬に浸して、本焼きしたら完成。
作り方の手本だったんだけど…次はマヤの番。できるよね?」
「…は?」
……?
「う~ん…完成形を見た方が、良かった?」
ごそっ…どんっ!
はーーー、に……、ほーーーー!!!
「わああああーーーっっ!?」
聖遺物、マヤをロックオン。
というかガン見。
陶器のくせに威風堂々、そのまま口からハニー砲、目からビームで開戦しそうな躍動感。
マルかいてマルかいてマルかいてちょん、の分際で…!!
「どうしたの? マヤ、コレ作りたいんでしょ?」
「ちっがーーーう!! 皿でもマグカップでもよかったの!
フツーの陶芸教えろし!!」
……?
「マヤ。ハニーは陶芸の基本だよ。
丸く作る、内側を空洞にする、ろくろになじむ…」
「むしろ途中の土作りの方が基本! 何なのあの菊模様みたいな練り方!?」
「…菊練りのこと? 窯の中で爆発しないように、土の中の空気を追い出すための練り方で…」
「そんな大事な工程、3分クッキングみたいに飛ばすな! むしろソコ丹念に教えろー!」
……
…
なぜ、こうなった。
「…ねえ、もしかしてユリカってさあ、手先器用なクチ?」
「…え? どうして?」
「あんたが前に作った、ムダに手の込んだ木彫りのハニー…、アレはタダモノの仕業じゃないっしょ?」
「あ、アレは…おまけ。」
「?」
「修業中に山の中で、陶芸家のおじいさん…お母さんの信奉者のお家で居候してて、作品作りのお手伝いしてたんだ。木彫りは、窯焼きの待ち時間の手慰み。」
「…窯焼き?」
戦友の意外なる特技に着眼し、そろばんを弾いた鎹市長・時藤マヤ。
企てるは「ユリエルプロデュース・鎹プライド」。神騎の技術で悪魔が作ったハンドクラフトを、ゆくゆくは鎹市の名物に…!
…
……
「…あ〜…ユリカ。木彫りと陶芸、今度うちの内職連中に教えてやって。
人とやってくの苦手な連中だけどさ、勇者サマにしてあたしのマヴダチって言えばワンチャン…」
「いいよ。マヤの頼みなら、大歓迎。」
(おっ…おう。)
交渉はあっさり成立。
だが。
「じゃあ、初心者だから…
やっぱりハニーから教えるね。木彫りも窯も、ハニーに始まりハニーに終わる。むふー。」
「い…いやいやいや! もっと実用的なの選べ!」
くすっ。
「マヤ。ありがたいものは、いくつあってもいいんだよ。」
後に、鎹プライドシリーズは多くの職人悪魔を生み出すことになる。
そして、その工房裏庭には木彫りと陶器…見習いの生み出すハニーが山のように陳列。どこかの招き猫尽くしの寺のように、ハニーで埋め尽くされたバックヤードはカルトな観光スポットとして…あるいは、悪魔も戦慄する夏の肝試しスポットとして話題を呼んだという。
「みんなー! 碓氷さんはユリ✕マヤをご所望だー!
献上しろー!」
※アリスソフト放送局第47回・蒼乃むすびさん
おう書いたらあー! オラオラ、奉納じゃー!!
…というわけで、思いつきだけでこんなん出来ました…
ええ、いつもの環クオリティ、タイトル詐欺です。
ついでに、5周年記念公式ショート動画「ありがたいものはいくらでも」もドゾー。見るとSSが82倍楽しくなる?
https://youtube.com/shorts/PHJsoyfhIfY?si=G182Iw9RK-vuQNzl
…フェイクルビー完結編、今夏登場…今しばらく、今しばらくぅ〜!!