超昂大戦SS 究極の初体験! エクスタシーに溺れる超昂戦士たち 作:環 藍河
「…触って。」「えっ?」
「そのために連れて来たんだもん。アルファなら…あんたなら、私…いいよ。」
…
……
それは、とある夏の夜明け前。
FM77こと高円寺ななか。
エスカ・オニキスことアルファ。
トキサダの体内を襲う危機を阻むため共闘し、そして友の絆を結んだ2人は…
夜通し語り明かし、そして、二人きりの朝を迎えていた。
「どう? 私の。」
「お…大きい…凄い…!」
ふふん。
「朝は特に、こんなになっちゃうんだ。
見て…もうこんなに…!」
「は…はち切れそう…!」
アルファはその見事な怒張に、目を見張り、息を呑んだ。
朝日に当てられ、てらてらと照り輝く漆黒。
アルファの掌に辛うじて納まるほどの、まるまると肥えた怒張。
僅かな蒼を秘めた深紫の逸物は猛々しく反り返り、それでいて尖端を円くすぼませていた。
「あっ…濡れてる…」
「そう? …朝露ね。」
アルファは、ななかが慈しむその巨根を思わず手にとろうとして…寸前で止めた。
これを触っていいのか。手にとっていいのか。
何も解らず粗末に手懐けて、傷つけてしまわないか。ななかを悲しませないか。
殊に、アルファは人の心の機微に疎い。
超昂戦士のクローンとして人為的に生を受け、実験体としておよそ普通の少女のそれとは程遠い環境で、促成栽培のように育てられた彼女は…。
少なくとも、大切な友が大切にしているものの扱いに、自信を持てずにいた。
「…触って。」「えっ?」
「そのために連れて来たんだもん。アルファなら…あんたなら、私…いいよ。」
ななかは気づいていた。アルファの臆病の病巣に。
ななかもまた、エスカレイヤーのクローンとして、悪の戦士となるべく育てられたいびつな存在。
そして敗れ、廃棄処分となったところを、エスカレイヤーに救われた。
ひとたび牙を向け、辱めたのに。大切な人を壊したのに。
その力を、その過ちを、原罪を抱えながら、安穏と生きながらえていいのか…。
それは、かつてFM77が高円寺ななかになった道程で、越えて来た逡巡。
だから。
赦す人が、必要なんだ。
思いのまま動いて、いいんだよって、背中を押す人が。
(私にはお姉さまがいた。アルファには…!)
ぷちん。ぶるんっ。
「はい、アルファ。じっくり見てね。」
「えっ? …あ…!」
みずみずしく、そして雄々しい巨体が、アルファの手に。
思った通り朝露に表皮を湿らせ、黒光りをたたえる逸物が、ひんやりとアルファの掌を濡らす。
痛いほどぱんぱんに腫れた果肉が、黒皮の切れ間から覗いていた。
根元のへたは荒々しく尖り、超昂戦士をここまでおいでと挑発する。
(…わあ…っ…!)
太く育った幹の膨らみは、荒々しくもどこか繊細。その艶に、滑らかな照りに、女性の柔らかさを忍ばせる。
尖端の丸みは突き刺す先を求めてそそり立ち、見つめるアルファに食べてしまいたくなるほどの蠱惑を励起させる。
(…ああっ…!)
じゅぶっ。「あっ!!」
理性の抑止が間に合わない。
アルファは…瑪瑙の怒張にキスを浴びせる。
その先っぽの甘露をちろちろと舐め取り、じゅるりと吸い尽くす。
…ごくん。
(んふっ…甘い…)
乾いた喉に沁みる朝露。
アルファの鼓動が、遂に抑制のたがを引きちぎった。
がふっ。もふっ、じゅるっ!
(んっ…んふっ…んんっ…!)
ちゅるっ。ちゅううっ…ぺちゃっ。
貪るように、吸い尽くすように。
先のカリから,竿まで。
アルファは漆黒の怒張をしゃぶり、ねぶり、食らいつく。
「ちょ…ちょっと。そんなにしたら…あっ!」
(んっ…ん?)
ぶしゅっ!「きゃあっ!」
夢中のあまり、アルファは硬い黒皮に歯を軽く立ててしまった。
瞬間、アルファの顔をおびただしい甘露の飛沫が襲う。
顔だけじゃない。深々と逸物を咥えた口腔は、吹きすさぶ命の恵みにたちまち満たされる。
頬を、舌の裏を、鼻腔を蹂躙する朝露と、土混じりの青臭さ。
「うあっ! けほっ、こほっ!!」
果汁が少し、アルファの気道に誤侵入したようだ。
「んっ…はむっ、むぐっ…」
濡れそぼる頬に構わず、アルファは口の中の果肉をもぐもぐと。
そして…
(…ごくんっ。)
何らためらうこと無く、ななかの果実と果汁を…飲み干した。
「だ…大丈夫なの?! 苦くない?」
ふるふるっ。
「んっ…甘い。おつゆも、皮も、果肉も。」
「そ…そう。
普通、アク抜きしないとエグいわよ? 塩もみか、輪切りで水にひたすか…」
「ううん。これ、生でも甘い。大丈夫。」
もぐっ。がりっ。もちゅ、もちゅ…ごくん。
アルファはななかの傑作を…朝採りの大きなナスを、まるまる一本、生のまま平らげてしまった。
「まあ…自分探しのそば打ちのとき、天ぷらそば用に先生が植えてたナスの木を、プランターで貰ってきただけだけどね。
でも、いま手を入れれば、今度は秋ナスが実るんだって。」
「…私も一緒に。いい?」
くすっ。
「黒の超昂戦士、エスカ・セブンとエスカ・オニキス。
2人で秋ナス、めいっぱい育てるわよ!」(終)
3年越しの難産「フェイクルビー」シリーズ完結から2日。
この日、FM77が遂にエスカレイヤーとなることが発表され、超昂戦士エスカ・セブンの実装が予告されました。
今年3月に身罷られたななか役・乃嶋架菜さんが、生前に声を遺されていたとは…! 僕、いま泣きそうです。
その想いに応えるには、Xの書き込みだけでは足らんかった…!
ヘタでもバカでも弱小ヤムチャでも、僕はSS書き。
亡き妻を偲んでウイスキーを醸した男がいるように。(スー◯ーニッカ美味え)
僕ができること、それは創作でありがとうを伝え…
…た結果がコレか!?
やだなあ。ななかがアルファと夏野菜を仲よく育てるだけのお話ですよ?
おバカに、楽しく、明るく元気に!
ななかは…エスカ・セブンはこれからも、欲望に忠実に、時折おバカなまでに超昂戦士の物語を彩り続けるでしょう。
※さきほどエスカ・セブンをお迎えしました。純愛Hも敗北Hも大満足!!
そのオリジンを彩ってくださった(24年前の原作とOVAのFM77には、僕と愚息が幾度もお世話になりました!)乃嶋さん、本当にありがとうございました!
Rest in peace...and Thank you forever!!