超昂大戦SS 究極の初体験! エクスタシーに溺れる超昂戦士たち   作:環 藍河

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第14話 月影が誘う欲情! 哀れなる二羽の兎は金色の蜜と肉に溺れ昂る

♪うさぎ うさぎ なにみてはねる

じゅうごや おつきさま みてはねる

 

……

 

雲ひとつ無い、澄み渡る秋の夜空。

まるまると黄金に満ちる月が、麗しき4人の超昂戦士たちを照らす。

だが、正義の勇者たるその様子は…どこか面妖であった。

 

「ぜ…絶対に、負けないっ…!」

「うう…でも…でもおっ…!」

 

一方は絶望と苦渋に歪むまなじり。

深紅と群青、最強戦士のみなぎるガッツは既に萎れ、2対のウサギ耳はうなだれる頭に従ってしな垂れる。

 

「うふふっ。我慢が足りませんねぇ。欲しがりなうさぎさんたち。」

「きちんと躾けなくてはなりませんわ。ね、雄しべ様。」

 

翻って、勝ち誇るもう2対のウサギ耳は、元気はつらつ、みなぎる精魂。

貞淑を雄弁に訴えるタキシードの胸元から。

奉仕と忠誠を誓うメイド服の胸元から。

いかがわしい双丘がまろび出る。

わずかに突起をハートのニプレスで隠すだけの果実2対は、まさに芳醇そのもの。

片や慎ましく、きめ細かい肌が小ぶりな懸垂線を描き、肩からお腹まで一筋のカーブを描き…

片や、はちきれんばかりに熟し、頭上の耳と連なり、たゆんたゆんと心揺さぶる。

 

ダイビートが誇る正義のバニー戦士、エスカルビー・アステライズとビートエンジェル・エクシレイヤー。

幾度も強敵を打ち破り、正義の勝利を高らかに謳った兎たちだったが…今やその立場は逆転。

 

対峙する邪のリバースバニーたち、魔女ヤブルーと神騎カノープスの幻惑に囚われ…ルビーとエクシレイヤーは陥落寸前、折れかけの心でただ堪え忍ぶだけだった。

 

『《じゅわあああああっっ……!》』

(あ…ああっ…!)(そんなぁ…!)

 ごくんっ。

 

バニーたちは、それぞれの生肉にご奉仕する。

「うふっ。おっきい❤」

まずはカノープスが愛おしそうに、みずみずしい肉の棒を両の掌で弄ぶ。

 

 くるん。ころっ。くるくるっ。

「んっ…あふれそう…ダメっ…!」

巨砲をころころと転がし、右へ、左へ。

そのたびに、肉塊がむわっと精気を放ち、紅蓮の兎を発情させる。

(す…すごいっ…

 こんな大きいの…初めてだよお…!)

太さも、長さも、握りこぶしを左右繋げてまだ足りないほど…!

その巨根と荒ぶるシズルに、獣欲の虜と化したバニールビーはぴくりとも動けない。

 

「ルビーさぁん…まだまだですよぉ。」

 すっ…どぷんっ!(!?)

 

やおらカノープスは、レードルを傍の壺に沈め、飴色のローションを掬う。

粘りを帯び、柄杓の底からとろりと垂れる甘露を…

 

 どろっ…!(あああっ!!)

 

灼ける大串に掛け回す。

てらてらと光沢を浴びた肉棒は、今にも口に、舌に、頬に飛び込んできそう。

ああ…今すぐにほおばりたい。しゃぶり尽くしたいのに…!

 

「ルビーさん。じっくり、仕上げていきますから…

我慢、がまんっ…ですよおっ…!」

「そ…そんなあっ…切ないよおっ…!」

最強の超昂戦士を手なずけ、まるで調教するように。

カノープスは眼前でこれ見よがしに、逸物にしたたる肉汁をみなぎらせ、光輝の蜜をまとわせていく。

 

「こちらも負けませんわ。」

「!!」

「ああ…じゅくじゅく…!」

やはり肉欲に魅入られた蒼の超昂バニーを従え、ヤブルーは別の肉塊を優しく仕上げていく。

 

 ぺたん。じゅわっ…!

 じゅるっ…じゅううっ…!

(こ…こんなの…美味しいに決まってるうっ…!)

 

ふっくらと俵型に整えられた肉塊が、先走るようにじっとりと汁でにじむ。

傍にそびえる極太のソーセージは反り返り、湯気すら放つその姿は、まるで火入れした馬の蹄鉄。

痛々しいほどに膨れた皮は、今にもはじけて肉汁を噴き出しそう。

 

 ごくり。

(ど…どうなってしまうのおっ…!?)

食べたい。このはしたない口に、がぶりと入れたい。

飛び跳ね踊る灼熱の肉塊は、まるでいななく暴れ馬。

エクシレイヤーがその剛直に生唾をごくりと呑み込むと、紺碧のウサギ耳はびくんと屹立する。

 

かつて地上に降臨した際、エリスは受肉し、人類の原始的欲求を知覚した。

(人間とは…これしきの感覚に隷属するのですか…)

 眠い。食べたい。まぐわいたい。

 とにかく…気持ちよく、なりたいっ…!

…くだらない。情けない。

私は神騎。アマツ神の意志の代行者、天使長アズエルの刃。

邪念に囚われることなど、あるものか。

 

だが…今は。

恥ずべきその欲望に…神の使いたるエクシレイヤーは、抗うことも拒むこともやめ、恍惚の業火に身を焦がす。

天界神騎の気高さも、超昂戦士の誇りも…知ったことか!

 

 じゅくっ! ぱちっ! ぷしゅっ!

「きゃっ!」(!?)

 

熱く燃え盛り、跳ね上がって弾け飛ぶ肉のしぶきが、ご褒美とばかりにヤブルーに降り注ぐ。

メイド服の裾に、フリルに、樹液満ちる丘陵に、そしてほんのり紅の差す顔面に…!

まるでドライミストのように、ヤブルーのもぎたて新鮮な肢体を、たちまちぎとぎとに脂で味付けしていく。

 

 ぺろり。(!)

「んふっ。こく深いですよぉ、エリスさん❤」(!!)

唇に掛かった飛沫を、潤すようにひと舐め。

そのまま口腔の中で転がし、先走って味見の感想を囁いた。

 

 べちょっ…!

(ヤブルーさん…こんなに汚れて…!)

 

火傷しそうなほど熱々の肉汁を五体で浴びるヤブルー。

それでも、跡が残るのも厭わず、逸物を美味しく仕込み続ける。

自らも昂ぶり、胸の谷間に、額に、ショーツの下に…じっとりと汗をしたたらせる。

(あ…ああっ…もう、もう…!)

まんじりともせず、叛逆の黒バニーがさらに自らの果汁と獣の肉汁で味付けされていく様から…

天界最強の神騎は、刹那ほども視線を離せなかった。

 

 ちらり。

「では、そろそろ…」「はいっ。」

 くすっ。((…?))

 

申し合わせた逆バニーたちが、目配せとともに卵を手に取ると…

 

 こつこつ。ぱりん。

(あっ…あうっ! コレっ…)

 じゅわあああああっっ!!

「ああーーっ!!」

 

十五夜の蒼月がやおら顔を覗かせ、たちまち二羽の兎の理性を蕩かした。

まずはヤブルーがエリスを苛む。

 

 じゅううう…!

肉塊と腸詰めの横に、黄金の満月と純白の叢雲が高らかに昇る。

熱を帯び、ぷるぷると震える真円に魅入るエクシレイヤー。

いつしか、蒼兎のつぶらな尻尾も、ぴくんぴくんとはしたなく発情していた。

 

(こ…こんなの、いっぺんに入れたら…私っ…!)

エクシレイヤーはわからされた。

この望月をなみなみと浴びた肉を、私の中に…!

いきり立つ腸詰めの皮を破り、ふくよかな肉塊を貪り。

黄金の神気をまとった野獣のジビエを、この口でくちゃくちゃにかき混ぜて、その肉汁をごくりとこのお腹に収めたら…!

 

 ぶすり! ぐちゃり!

「あああーーーっ!」

今度はカノープスがバニールビーを躾ける。

こちらはまんまるの黄身だけを、小鉢に1個…いや、2個。

闇夜を照らす双児の名月に、カノープスは…

ぱんぱんに腫れた灼熱の肉棒を、焼き台から剥き身で突き刺した!

 

 …どろり。

(はあっ…ああっ…!)

哀れにも肉串に潰された満月は、その最期の煌めきを逸物に託す。

ぶつぶつとこりこりの混じる、太くそびえる肉塊は、べっ甲色のシャワーを既にしたたか浴び、てらてらに香ばしく屹立。

さらに濃厚な橙の搾り汁を重ね着し、遂に絢爛豪華な滋味を約束された。

やんごとなき姫の十二単すら霞む、見事な御召しを羽織った究極の肉串が、もう手の届くところに…!

 

地球防衛組織ダイビートが誇る最強バニーたちは…

遂に、心折れた。

 

じゅるっ。じゅくっ。

「カノープスちゃん…! 私、私、もう…」

「ヤブルーさあん…もう、ダメぇ…!」

 

こみ上げる涙と生唾、胸の鼓動はオーバーレブ。

あのエスカルビーが。心正しき紅蓮の兎が。

鼻をひくつかせて、月に濡れて照り輝く肉棒を哀願。

そして、神騎エクシールも。気高き群青の兎もまた。

喉を鳴らし、満月浮かぶ肉の海をおねだり。

超昂戦士たちはここに、肉欲に陥落した。

 

「うふふっ。よく我慢できましたねぇ、ルビーさん。」

「い…いいんですか…? いいんですよね…?」

 にこり。

(! やったあ…!)ぱああっ…。

 

タキシードバニーが、敗残者ルビーの哀願に応え、ご褒美を施す。

肉汁たっぷり、極上の肉棒を。金色のよだれをなみなみと尖端から垂らす、熱々の串を。

目を見開き、眼前の欲望に心堕ちたバニーの眼前に、焦らすようにゆっくりと差し向けると…

 

「あ…ああっ…」

 かぷりっ。

「んむっ…んふっ、んちゅっ…!」

 

おっぱいを待ちかね、母の乳房にしゃぶりつく赤ん坊のように。

瞳を閉じ、ああん…と唇を、舌を淫らに突き出し。

甘くとろける肉棒を、舌でちろちろ、頬でちゅうちゅう、歯茎でじゅぷじゅぷ。

 

(…ああ~~~っっ……!)

期待した以上の楽園が、口から鼻腔、喉から五臓六腑に。

むわっと拡がる、灼ける肉の香気と雫の燻煙。

ごつごつコリコリと荒ぶる野獣の暴虐と、セピア色をたたえて蕩けるとろとろの濁り汁の慈愛。

重ねて包み込む満月の恵みは、百戦錬磨の戦士すら童心に返す、月の姫の慈悲。

 

「美味しいっ…むむっ…おっきいっ…!」

「いいんですよ、ルビーさん。根元までたっぷり、まるごと召し上がれ。」

「す…凄いよおっ…!!」

 

太く長い肉棒を、嬉しそうに、愛おしそうにしゃぶり尽くすバニールビー。

そこには超昂戦士の誇りなど、あったものではない。

愉悦に溺れ、お口で肉をひたすらくちゅくちゅねぶる、一羽の雌兎がいるばかりだった。

「むむうう~~っ!! ほいひい…よおっ…!!」

 

 かちゃん。かちゃっ、かちゃっ。

「ああっ…わ…私にも…?」

「ええ、エリスさんにはこちらを。さあ、我慢のご褒美ですよぉ。」

ごくりっ。(はあっ…はあっ…はあっ…)

 

ヤブルーのフィニッシュブローは…肉の四道城の建立。

先走り汁あふれる大俵を石垣に、反り返る肉詰めをどすりと過積載。

そして、ぷるぷるの満月と白雲で、肉の要塞に天守閣が備わる。

 

「そんなあっ…3つを…一度になんてえっ…!!」

闇兎のたぎる脚力でリバースキックを見舞われたかのように、エクシレイヤーの心は崩れ落ちる。

 

含んだ瞬間、口の中で弾ける月と雲の欲望。

どろり二色のソースに溺れる粗挽きの腸詰めを頬張り、喉の奥まで突き刺して。

たわわに皺寄る肉の俵まで、いっぺんに咥えて押し込まれたら…!?

 

「おかしく…おかしくなっちゃううううっっっ!!」

 くすり。

 

 きらっ…ざくっ! ぷしゅっ!

「ああああーーーーっっ!!」

勝ち誇る逆バニーが、持ち替えたカトラリーで一閃。

哀れ四道城は…たちまち肉汁と満月の洪水に沈む。

(ああっ…アレが…私にいっ…!)

残渣の串を、心砕けた神騎の、だらしなく閉めることを忘れた口に…

 

 ずぶり。

「むぐううーーーーっ!!」

 

滋味豊かな卵黄が、皮から薫りはじける燻し肉が、淡泊と強壮を併せ持つ卵白が、手捏ねの野蛮な粗挽き肉が…

魔王をも討つ蒼天の兎を、口からたちまち屈服させる。

 

「むくっ、むふっ、もぐっ、んぶっ…!」

「うふふ。お気に召しましたようですね。どうぞ、心ゆくまで…」

神の子よ。天使長の刃よ。

あまねく艱難辛苦に凛と立ち、正義の剣で奇蹟を生んだ君の勇姿は、もはや望むべくもない。

「んくっ、むぶっ、あむっ…(…ああ~~~っっ…!)」

口淫に身をやつし、肉塊をむさぼり、快楽に緩み紅潮するその頬は…

隣の赤兎と仲良く盛る、もう一羽の発情した蒼き雌兎のそれであった。

 

……

 

 げぷっ。ごきゅっ、ごきゅっ、ごきゅっ…

 …ぷはっ。

 

「『ごちそうさまでした!』」

 くすっ。

「お粗末さまでした。」

「いかがでしたか? ダイビート食堂、秋の新作月見シリーズは?」

「うん! 月見つくね串、照り焼きタレがこく深い軟骨入りつくねと、ベストマッチだよ!

 カノープスちゃん、料理上手だったんだね!」

「ナリカさんやクチナワさんのレシピが凄いんですよ。」

「こちらの月見ミックスグリルは、このままバンズで挟んで月見バーガーにしても絶対に最高です!」

「ええ。試食の感想としてありがたく頂戴しますわ。」

 

 すっ…すとん。「!?」

 

「それではルビー殿、エクシレイヤー殿。

 私の新作も召し上がりいただき、忌憚なく批評いただきたい。」

「『んんーーーーっ?!』」

 

美味の余韻に浸る紅蓮と群青の兎たちは…一転して哀れにも。

冥府魔道に誘う、妖艶なる忌み月の樹海に囚われた。

 

「ゲ…ゲッカさん…」

「これは…十五夜のお飾りではなくて…?」

「…つ…月見団子なのだ…!

 …あ、味は良いのだぞ! ナリカ殿のお墨付きだからなっ!」

 

 ………?

 

三方に五段重ねで鎮座するは、白玉団子の原料とは何だったか疑わしくなる、紫紺の小惑星。

なみなみと掛かるみたらしは毒々しく青みがかり、いっそぼんやりと蛍光を放つ様子。

その異様はさながら、提灯の蝋燭に飛び込む、蛍の断末魔のようだった。

 

「…ゲッカさん。」「はい。」

「口に運びたくなるしつらえを、ナリカさんから教わってください。」

 

エクシレイヤーの絞り出すようなたしなめに、不思議の国を旅した異界閃忍・バニーゲッカは…

「ナリカ殿に手ほどきを受けて…コレなのです…」

「!?」「あ…あははっ…!」

 

絶句する蒼兎と、後味悪く途方に暮れる赤兎だった。(了)




はい、毎度どうも! 作者の環でございます。
毎度おなじみ「究極の初体験」シリーズ、やるやる詐欺ならぬエロエロ詐欺!
…何ですか? 九月ですよ? 日本人なら十五夜にはお月見! 月見と言えばバニーの季節!
そしてマ◯ドもコ◯ダも吉◯家もすなるという、月見◯◯シリーズの季節!
はい、「バニールビーとバニーエリスが、月見グリルをむさぼり食う」だけのお話でした! 健全!

…要するに今回は。
第3部閑話2「不思議の国のトキサダ」実装記念SSでした。旬のうちに書き殴れ! …とばかりに思い立ち、実装週最終日に間に合いました!
フェイクルビーシリーズの執筆遅延で、すっかり読者様の信頼を喪失している昨今。信頼回復にはこつこつ手数を増やして、「やめへんでーー!」アピールも大事かな、と…。んで、前作ななかの秋ナスSSに続き、溜めずに単発を1本、2本と。うん早すぎィ!!
もう少し充電しましたら、新シリーズ(シリアス系)や、新たな企画SSも書きたいと考えています。懲りずにお付き合いを賜れば幸いです!
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