超昂大戦SS 究極の初体験! エクスタシーに溺れる超昂戦士たち   作:環 藍河

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第16話 獣の咆哮、野性の爪痕! 哀れエスカチーム、恥辱の記憶は海の藻屑へ

「…これだけは、使いたくなかったよ…。」

「わかっている。俺の…力不足だ。」

「トキサダだけの責任じゃ、ないわ。」

ラボに詰めるダイビート技術顧問に、長官と副官ユーノは…

禁断の設備の使用を、乞い願う。

 

「頼む。もう、残された時間は少ない。

このまま、ルビーたちが正気を取り戻したら…

あまりに…あまりにも心のダメージが大きすぎるんだ。」

「恐らく…トキサダがどんなに抱いても、決して癒せることは無いでしょうね。」

「俺は…無力だ。長官なんてとんだ無能だ。

ルビーも…サファイアもトパーズも、こんなに苦しんでいるのに…くっ!」

 

 がんっ!

 

激情に任せ、拳を机に叩きつけるトキサダ。

だが、その激痛を慰める言葉を、博士は選ばない。

 

「…救出記録、見たよ。

 確かに…これはひどい。」

 

ただ冷静に客観的に。

高円寺さやかは、真実の徒たる科学者として…いっそ赤裸々に、エスカチームの悲劇を検証する。

「こんなの心に刻んだまま、また戦えだなんて…残酷すぎるよ…!」

 

 こくり。

「徹底的に敵の記録は消したわ。

ルビーたちの身体の傷跡も、医療班なら難なく治せる。」

「…だが…記憶は…心の傷は…!」

 

 がたん。

「わかったよ。私に…私たちに一切を任せて。

全力で3人の涙を…記録からも記憶からも、消去する!」

 

…

……

 

(…あっ…)

ベッドに五体を委ねる、エスカ・ルビー。

その視界は、一面ベージュのモノトーン。

「あ…ルビーさん。

意識が、意識が戻りましたね。」

「…ここは…」

「基地のキュアユニットです。」

「…それじゃあ、私は…私たちは…」

 

 …!

「サ…サファイアと、トパーズは…?」

 にこっ。

「大丈夫、大丈夫ですよ。保護してます。」

 

白衣を纏い、横たわるルビーを慈愛の声で包むのは、精神科医・大環ナオ。

ときに神騎ディアロールとして戦場に立つ、神騎医療班のリーダー。

そして…戦いに敗れ傷ついた超昂戦士たちの心のケアと、ときに記憶消去をも施す彼女は、まさに鬼手仏心を体現する戦士であった。

 

「!!」

 かああ…っ…!!

 

「ナオ先生…私…私、どうしたら…!」

ルビーの脳裏に、おぞましい記憶が去来する。

 

不覚にも、イデアの壁に囚われた。

敵の…コマンダー、滅忍、フーマンどもの衆人環視のもと、痴態を晒した。

そしてルビーは…よりによって、仲間に。

エスカ・サファイアと、エスカ・トパーズに…!!

 

 ふるふるっ。

「思い出さなくて、いいんですよ。

治療に必要が無くなったら、私も忘れますから。」

「そんな…!」

ルビーの慟哭を、首を横に振り。

ナオは患者を受容する。

 

「まずは、これを。」

 かちゃん。

「これは…?」

「私もよく飲む、忘れ薬ですよ。

心配、心配ないですから。」

 

穏やかな、しかし拒絶を封じる意志を秘めた声で。

戦い敗れベッドにうずくまる紅蓮の超昂戦士に、ナオはコップの透明な液体をあおり飲めと促す。

 

 すっ…こくん。

(んっ…甘い…美味しい…)

その滋味が、ルビーの身体に、そして心に。

数時間前の悪夢と、そしてその身に仲間が刻み込んだ烙印が、僅かに薄らぐ…

 

だが、それは同時に。

ルビーの記憶を侵食する、ナオのマインドコントロールの始まりだった。

「私は…記憶消去を、処方する…!」

 

…

……

 

「よかった。気がついたわね。」

「あ…ああっ…」

「救助が間に合って、本当に良かったわ。」

終わらない恥辱と、理性のたがを飛ばされ本能のまま蠢くエクスタシー。

そして救助され、極度の興奮から解放された。

エスカ・サファイアは…糸が切れたマリオネットの如く、今だ意識朦朧。

 

その敗北、そして悔恨の記憶を消し、心正しきサファイアの再起を助けようと。

想破七閃が二位・風のフウカが介抱役を相務める。

 

(そうか…私は…私たちは…)

 

 じわっ。ぽとっ…ぽとっ…!

 

「私は…私は、ルビーを…汚しました…

かけがえない、仲間を…ぐすっ…」

その抱擁に、サファイアは平素のクールを喪い、こみ上げる悔恨を両眼からこぼす。

 

「うんうん、慌てなさんな。」

「ですが…ですが…」

 

 にこっ。

「ぜんぶ、聞くから。何時間でも、どんなことでも。

 貴女の頑張りも、無念も後悔も、ね。

 まず、これを飲みなさい。落ち着くわよ。」

フウカは教誨師のように、サファイアの懺悔を傾聴する。

 

「はい…!」

 ぐっ。

 ごくっ。こくん、こくっ…

 

(!!)「けほっ! かはっ、あうっ!」

いつものヒビキなら、口にする全てのものを警戒し、少しでも毒を疑うものなら即座に吐き捨てるだろう。

だが、囚われの身を脱し、屈辱にささくれ立つ心のまま、信頼するフウカに盛られた一服は…!

勧められた杯をあおったサファイアが、たまらずむせて咳き込む。

 

全てが、遅かった。

 

「ごめんなさいね。お詫びに、想破の秘術で…ステキな夢を見せてあげる。」

「あ…ああっ…」

 

 とろお……ん…

 

サファイアは失念していた。

頭領の刃として、時にあまりにも過酷な任務に身を投じる想破上弦衆。

その二位たるフウカの信条たるや、不惜身命・死して屍拾う者無し。

何しろ彼女は、頭領の命に殉じる一迅の風にして、時に犠牲を厭わず、死地への片道切符を配下に突きつける、非情の閃忍。

そして、かつて任務中に自らの記憶を封じられるも、アムネジアのまま任務を完遂したことさえある、恐るべきエージェント。

 

仇なす者を鋭く見据え、存在をも断ち切る青嵐の超昂戦士。

だが、その眼光は…手練れの疾風が織りなす巧みな籠絡の前に、たちまち鈍く曇る。

 

……

…

 

「う…ううっ…」「ふえっ…?」

 

再び意識を取り戻したとき、二人は…

長机を前に、腰高の椅子に並び座っていた。

「サファイア?」「…ルビー…」

哀れなる赤と青の超昂戦士が、濁る意識の中…再び相まみえる。

 

(…。)(……。)

二人を両脇から挟んで陣を張るナオとフウカは、してやったりとばかりに何も語らず。

(くすっ。)(ふふっ。)

ただ、目の前の杯を転がし、術中の戦士を温かく見つめ続ける。

(大丈夫。大丈夫ですよ、ルビーさん。)

(全てを解き放っちゃいなさい、サファイア。)

忌まわしき虜囚の記憶を…断つ。

 

(…うっ…ううっ…)

 …

 ……

 

 ふええええええええええ~~~ん。

 

「…ルビィ~~~っっ!!

 ごめんっ、ごめんなさあああいっっ!!

 私は…私はああああっ!!!」

 

まるで、けんかをした後の幼子のように。

頬を紅潮させ、大粒の涙を止めどなく。

エスカ・サファイアが…裸の心で相棒に泣きすがる。

 

 きゃははははははははっっっ!!!

 

「サ…サファイアがっ! サファイアが、泣いて、子どもみたいにっ!!

 ルビー、こんなのっ、はじめてっ、ぷっ、ぶふっ…!!」

 

さながら、イタズラが大成功した幼子のように。

こちらも赤ら顔で、腹をよじらせ。

 

「きゃははははははっ!

 ひっ、ひいいいいいっっっ!!」

 

エスカ・ルビーが…友の泣き腫らす様に、屈託無くゲラゲラと笑い転げる。

 

「うう~ん、効いてきた、効いてきたあ。

 さあさあ、いい仕事の後も、しょっぱい仕事の後も、この一杯が明日を作るのよっ!!」

「名言、名言ですね、フウカさん。

 ルビーさんも、まだまだ心の枷を解き放つには、飲みが足りませんよっ。」

 

 とくとくとくとく……!

 

「さあ、グッと。グッと行って下さい。」

「うん!」

 ぐびっ。…ぐびっ、ぐびっ。

 

「…ぷはあ。」

「いい、いい飲みっぷりですね。」

「サファイア。あんたも行くのよっ。これは閃忍の任務だと思って、ほら!」

「う…ぐすっ。ううっ…!」

「涙酒、いいじゃない! 悲しみごと、一気に飲み干しちゃいなさいっ!!」

「うぷっ!?」

 

 ぐいっ! ごくっ、ごくっ…!!

 …ぷはっ。

「…ふぐっ!? …ぷあああ~~~っ!?」

 

見開いた眼を白黒させてサファイアが狼狽する。

「フ…フウカ様っ、これっ、甘いのに、強いっ…!?」

「想破の里の取っておき、一度醸したお酒でもう一度日本酒を仕込んだ、インチキ強烈な一杯よん。

2倍甘くて度数も規格外!」

「そ…そんなっ、こんなのっ、私は…!」

「…マジメな話、あなたに相応しい一杯よ。

 上弦衆では花開かなくて、超昂戦士で大成功した、規格外のヒビキちゃんには…ね。」

 

神騎医療班ナオと閃忍フウカ。

記憶消去のエキスパート、その正体は…ダイビート屈指の酒豪。

二人もまた、後輩を導くように、グラスを、ジョッキを次々と傾ける。

「何も、何も隠すことはないんですよ。」

「無礼講よ。呑んで笑って、腹を割って話そう!」

 

瞬く間に空っぽの杯が山と積もり…

ルビーとサファイアの心のガードは、くるくる巡る酒精に溶けて消えた。

 

……

…

 

(くすん…すん…ずびっ…)

「使いなさい。」

 こくん。ちいーーーん。

 

ひと通り泣いてようやく心の平安を得たサファイアが、鼻をかむ。

 

「くひっ。ひくっ、あひっ…! もう、もうダメぇ…!」

「少し、少し冷ましましょう。チェイサー、飲めますか?」

こちらは笑い疲れて、しゃっくり混じりの嬌声を上げるルビーが、据わった眼を潤ませる。

 

「どうかしてたんだ、私は…あんな…あんなことを…!」

 ぷっ。

「…サファイア。」「…?」

「いいんだよお。嬉しかったし、気持ちよかった。」

「…えっ…?!」

詫びるサファイアの卑屈さが琴線に触れたか、可笑しくて吹き出したルビーが赤裸々に語る。

 

「ぎゅう~~~ってハグして、キャッキャッてじゃれて、ふざけて。

 私、サファイアとあんな風にするの、すっっごく、楽しかった!」

「…ルビー…!」

 

「それからそれから、チューして、ぺろぺろして、一緒にヘコヘコ、カクカクして!

 サファイアってお手々もおくちも、おっぱいも大きかった!」

 

 ぼふっ!!

 

泣き腫らして燃やし尽くしたはずのアルコールが、サファイアの全身で着火した。

 

「な…なななっ、なああああああーーーーーっっ!?」

 

 ぴっ。

 

機は熟したと見たナオ先生。

リモコン操作に固唾をのむサファイアは…

カウンター越しに恥部を突きつけられる。

 

 『…にゃん。』【…にゃにゃん、にゃん。】

 

240インチの痴態と、21.1.4サラウンドの嬌声。

自らの…いや、隣のルビーも。

共に消したい記憶が、鮮明にデジタルアーカイブから蘇る。

 

「〔!?〕」

 

「頃合い、頃合いですね。鑑賞会を、始めましょう。」

「ルビーもサファイアも、初めてでしょ。

 オトナはね、一人呑みで消えないイヤな記憶を、こうやってみんなで呑んで、笑い飛ばして忘れるの。」

 

…?

……??

 

………!!!

「〔ひいいいいーーーーっっっ!!〕」

「大丈夫だから。信じなさい。」

 

特等席に強制着席。

羞恥のパブリックビューイングが、幕を開けた。

 

……

…

 

「クックックッ…」

(うっ…)(…ここは…?)

「気がついたか、エスカ・ルビー、エスカ・サファイア。」

(〔っ!?〕)

 

「見るがいい。既に堕ちた、哀れな仲間の無様な姿を。」

 

 かっ!

 

「ええっ…!?」

「ト…トパーズ…なのか…っ!?」

 

ほの暗い牢獄に、不意に落ちるサーチライト。

そのカクテル光を浴びる黄輝の超昂戦士。

哀れにも…そこに在った、かつてエスカ・トパーズだった戦士は…

さながらポールダンサーか、はたまたストリッパーか。変わり果てた卑猥な姿態と、理性を忘れたアヘ顔。そして…!

 

 

 ♪肉球ジュエルを輝かせ〜

 エプロンドレスで爪を研ぐ〜

 (ネコパンチ! しっぽビンタ!)

 今よ! 空中3回転!

 ダイビングモフ腹プレス!

 赤青黄色のケモミミが〜

 蠢く悪に〜ロイダーキィーック!

 エスカトパーズは〜ネコミミヒーローにゃんにゃんにゃん(✕2)

 

(……??)

 

ぺこり折れたネコミミ。

頬にぴょんと伸びるヒゲ。

しっぽふりふり、ビビッドイエローのエプロンドレスにレースひらひら。

嬌声高らかに…仲間が独りステージでよがり狂う。

 

…?

……

………( ゚д゚)ポカーン

 

「ふははっ、言葉も出ないようだな!

 だがなあ貴様等、自分の姿も大概だぞ?」

「なっ…!?」

 

ケダモノと化し、誰に媚びるでもなく。

おしり振り振り、ポーズを決めながら変わり果てた自らを歌い続ける。

そんなチームメイトの姿を自らに重ね、血の気が引く紅蓮と青嵐の超昂戦士は…

 

「ル…ルビー…!」

「…サファイアも…ああ…!」

 

互いを見合い、現実となった悪夢に愕然と崩れ落ちる。

しっぽビンビン、ネコミミぴくぴく。

変身スーツのスカートは裾にフリルいっぱい、トルソーは純白エプロンで覆われ…

 

「…にゃあ。」「!?」

「あ…あれっ? 語尾が…ヘンだ…にゃん。」

「ルビーっ! しっかりする『にゃん』!

 …っ!? わ…私もっ!?」

 

「はーっはっはっは! 見たか、これぞアルダークの科学力と、イデアの壁の成せる技よ!」

「なっ…!?」

 

 …!!

 

青ざめる2人は、遂に気づく。

青臭い。そして酸い。

有害ガスを、この密閉空間で、意識喪失中からしたたか嗅がされていたのだ…!

 

(まずいっ…身体中に、もう巡りきって…

 いかん…ルビーも…!)

 

「…にゃお。」

 ごろごろごろごろ。

「にゃはははははははは〜〜っ!」

 

 …ひ…

「ひにゃあ〜〜〜〜!!」

 

赤いひらひらメイド服ネコミミしっぽ超昂戦士、エスカ・ルビーが、ほろ酔い夢見心地でころころ丸くなる。

青いフリフリメイド服(以下同)、エスカ・サファイアが、抗い難い情欲に我を忘れ、盛り…

さながら発情期のように、高らかに鳴いた。

 

「な…なんだにゃ、これ、は…?」

「それが貴様らの本性よ、超昂戦士ども!

気絶中に貴様らの変身を解析してやったら、こお〜んな変態フォームが出てきたわい!」

「う…嘘だ! そんなこと…」

「嘘なもんか。だから俺は、さらにコイツでヨガらせてやった。それだけさあ!」

「!?」

 

勝ち誇るコマンダーが掲げる果実。

瑞々しく、まるまる膨らんだエメラルドの粒を掌いっぱいに。

 

 ぐしゃっ! じゅわ〜…

「!?」

 

やおらコマンダーが、その実を握り潰す。

弾ける果汁が放つ香気が、サファイアを更なる危機へ…!

 

 ぽわ〜ん…(じゅくっ。)

 どくんっ。どくんっ、どくん!

「あ…ああっ…!」

 

耐えるもかなわず、サファイアの五体はたちまち…

熱を帯び、熟れ、昂る。

 

 はあっ…はあっ…はあっ…

 

(そ…そんな…バカなっ…!)

胸が、お腹が、股間がうずく…

息が荒ぶり、頭の奥が痺れてとろける。

そして…どうしようも無い衝動が…

 

「うにゃあ〜〜〜〜んっ!!」

 

 ふらっ…どさっ。

 

「ははははっ、はーーっ!!

 完成度の高い猫どもだなあ!」

かぶれ防止の手袋越しに、コマンダーが注いだ搾り汁こそ…

(マ…マタタビか…くうっ…!)

 

……

…

 

罠の全容を悟ったが、時既に遅し。

紅蓮と青嵐、二匹の超昂戦士は…

 

「うにゃ〜❤ にゃんにゃん、にゃにゃにゃん❤」

「にゃにゃにゃ、にゃ〜ん❤ ごろごろごろ〜❤」

 

冷たい床を転げ回り、睦まじく本能のまま熱くじゃれ合う。

 

「うにゃあ〜ん…サファイア〜❤」

「ルビー…ルビぃ〜❤」

体格差も構わず、赤猫と青猫が横に上下にころころ。

ハグした両腕に少し力を入れると、エプロンドレス越しにたわわな双丘と程よい双丘がぴたり押し合う。

 

「えいえいえいっ❤」がしがしがしっ❤

「うにゃにゃにゃにゃ〜ん❤」けりけりけりっ❤

絡めた脚を巧みに折り曲げ、スカートがめくれるのもショーツが見えるのも構わず、雨あられのネコキックの応酬。

「えいっ❤ えいっ❤

 にゃん❤にゃん❤にゃにゃにゃん❤」

「うにゃん❤ お返しにゃん❤

 にゃっ❤ にゃにゃっ❤ にゃ〜ん❤」

 

 ぺろっ。「にゃあっ!?」

 ぺろぺろぺろぺろっ❤「うにゃにゃあ〜!」

 

寝技勝負の最中、不意にルビーが頬を、首筋を。

相棒の顔という顔を舐め始める。

 

「サファイア〜…美味しい❤」

「な…にゃあああ!?」

 

その猫なで声に、サファイアはルビーのドレスとコーディネートしたかと思うほど、顔を真っ赤に染める。

だが、自分も衝き上げる好奇心に抗えない。

本能に誘われるまま、舌をちろり突き出し…

禁断のリンゴを、ぺろり。

「ひにゃあっ!?」

「にゃあ…ルビーのほっぺたも…美味しいにゃ…❤」

「サファイア…❤」

 

マタタビの搾り汁が、超昂戦士の汗に染みわたり、頬を染める。

背徳のスパイスを隠し味に、その薫りを、その酸味を。

(ぺろっ…れろれろれろ…❤)

(うにゃん❤ れろれろっ…ちゅっ❤)

まさに風味絶佳。

サファイアはルビーの額を、目元を。

その舌触りを感じながら、ルビーはサファイアの顎を、喉を。

味が薄まれば、左に右に舌をちろちろ。

さらに上下を変え、今度はサファイアがルビーの喉元を隅々まで舐め尽くす。

脚を絡め、手を繋ぎながら、互いに舌を這わせ、堪能し尽くす。

 

(ああ…サファイアの…いい匂いにゃ…❤)

(ルビー…ルビーっ…もっと、もっとお…❤)

 

ネコミミメイドフォームに躾けられ、浴びるマタタビの香気と魔力に導かれ。

ルビーは仲間を思って踏みとどまる理性をかき消され。

サファイアは上弦衆の掟も超昂戦士の矜持も吹き飛ばされ。

 

エスカ・ペアはまぐわい、絡みつき、野性の赴くまま踊り続け…?

 

「ロイダーーー! キックだにゃん!」

 どがあああっ!!

「うにゃにゃっ!?」

 

赤百合と青百合に、稲妻が割って入る。

 

「あんたたちーっ!」

「にゃ…」「にゃんだ…?!」

 

「いつまでもいつまでも2人きりで!

 あたしだけ放置でぇ、ぬあ〜にをイチャコラべろちゅーしてんだにゃん!

 あたしゃアレか? 壁のシミか?

 百合を見守るだけの黄色い壁のシミか?! おおん?!」

 

……?

…。

「お前は…ステージでにゃんにゃん熱唱してたではないか…?」

 

 カチッ(怒)

 

「問答無用っ! おんっ!」

「〔!?〕」

サファイアの冷静なツッコミは、かえってトパーズ(ネコミミメイド三毛猫しっぽ)を逆上させた。

けだものトパーズが印を結ぶと…

 

 どろんっ!

 

真横に三毛猫がもう一体…もとい、ネコミミとしっぽを備えるも、その出で立ちは…

ゴーグルにスクール水着(!)

 

「忍者剣士ハルヒーニャ、分身の術で只今推参っ!」

「『!?』」

「あんたら、そこに並べにゃん! 成敗だにゃん!」

 

………!!

 

 ぐいっ! ぎゅっ! がばっ!

…

……?

 

「〔うにゃにゃにゃにゃにゃ~~~っ!?!〕」

 

赤猫と青猫は向かい合い、それぞれ三毛猫と忍者猫にバックを取られて一列に並ばされ…

 

 ずごっ! ずごっずごっずごっ、ぎゅう~~~っ!!

「うにゃん! にゃにゃにゃっ、にゃお~~んっ!!」

「うにゃあああーーーんっ!? ト…トパーズっ、やめ…てぇ…!」

 

キャラソン熱唱とマタタビ泥酔で、トパーズのアドレナリンは最高潮。

ルビーのしっぽを乱暴に握り締め、逃げられない赤猫にお尻から馬乗り。

さらに本能のまま、ヘコヘコ腰をピストン、背中からマウンティング。

なすすべ無いルビーを逃がさず、レスリングスタイルでハグし続けるトパーズは、そのままルビーの胸とお腹を揉みしだき…

 

 べろりんっ!「うひゃあーーーーっ?」

 かぷりっ!「にゃああ~~~ん!!」

 

勝ち誇ったエクスタシーのまま、ルビーのうなじを大きくひと舐め、とどめに首筋を甘噛み。

哀れルビーは抗う力を失い、降参のひと鳴きとともに、へにゃへにゃと崩れ落ちた。

 

「うにゃああ~~~ん! にゃおお~~~~ん!!」

 がしっ! がすっがすっがすっ、ぐにゅぐにゅっ、ぎゅう~~~っ!!

「にゃあ~~っ!! にゃん、うにゃん、にゃぎゃんっ!!」

「うにゃあああーーーんっ!? や…やめろっ、ハルヒー…にゃあ…!!」

 

発情トパーズのルビー責めに当てられたかのように、その分身・ハルヒーニャも暴走。

やはり背中を取ったハルヒーニャは、プロレスラーが観衆を焚きつけるように、そして眼前の獲物をこれからたっぷり料理してやると宣言するように、高らかに咆吼。

そのままサファイアの長身に跨がると、マタタビ汁をしたたか浴びたスクール水着で、その尻を、しっぽを背筋を、脇腹を…そして秘所を丹念にマーキング。

 

「うおお~~~ん、うおお~~~ん!」

 すりすり、ごしごし、ずこっずこっ…!

「はひゃあああーーーーっ!? あにゃっ、にゃうん、ふにゅう…❤」

 

抵抗を許されず、黄色の三毛忍者猫になすがままにされ、マタタビ汁を塗りたくられていくサファイア。

平常ならせいぜい、痒みに襲われ、後日かぶれる程度だったろう。

だが、アルダークの罠に堕ち、イデアの壁に囚われ、ネコミミメイドに強制変身させられた今の身体では…

媚薬入りの酒を柔肌に注がれるに等しかった。

 

「うっ…! ううっ、うにゃあ…っ!?

 …ふうううーーーっ!!」

 

 びくんっ! どくんどくんどくんっ!

 

「ふにゃあああああーーーーー~~~~あっ❤❤」

 

 がくがくがくがくがくがくっ!

 …どさっ。

 

忍者猫の下半身責めに、超昂戦士はたまらず絶頂。

盛り昂ぶる本能を剥き出しに、青猫は仰け反って天を仰ぎ、高みに到り…

サファイアは昂奮のまま月に吠え、そのまま果てた。

 

(にゃ…にゃうん…ふにゅう…)

 ぴくん。

 ぴくっ、ぴくっ…

(あ…あはぁ…あ…❤)

 

「ふにゃあ…?」

 

ルビーの清き正義の心に、初めて背徳の炎が灯る。

トパーズに虐められ、泥酔のまま眼前で発情し、昂ぶり、到り…

そしてエクスタシーの余韻に浸り、肩を地に落とし、突きだしたお尻をぴくんぴくん震わせるネコミミサファイア。

その拍動が、そのバイブレーションが、サファイアの下半身にしたたか塗りたくられたマタタビ汁を弾けさせ…

魔性の香水が、ルビーの最後の理性を奪い去る。

 

 ずいっ…

 ぺろっ。「うにゃんっ!?」

 ぺちゃっ、ぺろぺろっ、ペちゃペちゃぺちゃ…!

 

正対する紅蓮の超昂戦士と青嵐の超昂戦士。

ルビーは衝動の赴くまま、イキ果てて地に伏すサファイアの頬をおそるおそる舐める。

(お…美味しい…

 サファイア…可愛くて…甘いにゃあ…!)

 

もう、止まらない。

メイド赤猫は鼻をくんくん、喉をごろごろ鳴らし、メイド青猫をグルーミング。

頬を、鼻を、耳を…ついに唇を。

「ふにゃん!」

 すぴっ、すぴっ…きゅるるん!

 

「うにゃにゃにゃにゃにゃあああん!」

 ずぐっ! ずりゅっ! ぐりゅっ!

その間にも後ろからトパーズに衝き上げられ続け、ルビーはますますヒートアップ。

燃えさかる紅蓮の本能を、赴くままサファイアにキスの雨と降らせる。

 

 れろれろっ。ぺろんっ。じゅるっ。

「ふにゅっ…ふにゃん…ふにゃあああ……!」

 

 ごしっ! ずるっ、ずりゅっ!

「うにゃああーーーーんっ!!」

 

ハルヒーニャもヒートアップ。分身も本体も、ルビーたち同様、マタタビでドーパミンの虜だった。

四つん這いのサファイアをさらに後ろから衝き上げ、太ももを、お尻を、しっぽをびちゃびちゃに果汁で塗りたくる。

 

(サファイア…サファイアぁ…❤

 私…とろけちゃうにゃあ…❤)

(ルビー…❤ こんなに、激しく、私をぉ…❤)

 

……

…

 

超昂戦士の牢獄・イデアの壁。

囚われの超昂戦士たちはADDDを解析され、隠しデータを暴かれ…

獣欲と愛欲の宴は盛り上がり、情愛の爛れた高波は一向に退くことは無い。

 

(舐めてぇ…ぺろぺろ…じゅぷじゅぷ…❤

 ルビー…もっと、もっとお…❤)

(サファイア…熱いにゃあ…

 私も…ルビーにも…チューしてぇ…❤)

 

「はあーーーっはっはっは! いいぞケダモノメイドども!

 お前達はこれからも、この檻の中で慰み者として、我らアルダークにご奉仕するのだあ!」

 

いつしかエスカチームを眺める観衆は膨れあがり、コマンダー、フーマン、滅忍たちが我も我もとイデアの壁を鈴なりで囲い尽くす。

 

「こ…こんな頭の悪いショータイムが、これからずっと…!」

「けしからん! 配信してアルダークの収益源に! 鑑賞権オークションも儲かるぞお!」

「ブーーーーッ!!(絶頂)」

 

ネコミミトパーズがルビーのバックを。ネコミミスク水ゴーグルハルヒーニャがサファイアのバックを。

攻-受-受-攻のサンドイッチで、正義の超昂戦士たちが繰り広げる狂乱の宴。

凜々しく、強く、たくましいヒロインたち。

だが今や、ルビーもサファイアもトパーズも…ケダモノの欲望にずぶずぶ溺れ、仲間と情欲のまままぐわい続けるばかり。

戦闘フォームを模したエプロンドレスは、果汁にまみれて甘酸っぱい香気をまき散らし。

しっぽを振り振り、喉をごろごろ鳴らし、4対のネコミミは快楽に打ち震えてぴくぴく踊る。

 

「お…おほおおおーーーーっ❤❤❤」

「うにゃあーーーーんっ❤❤❤」

「にゃっ!? にゃおおおーーーーん❤❤❤」

「ふにゃっ! にゃあああ~~~~っ❤❤❤」

 

 がくがくがくがくがくん! …くたっ。

 

バイブレーションがハーモニーとなり、シンクロしたエクスタシーが天を衝く。

イデアの牢獄の中、もはや何度目か数えることも忘れられ…

猫たちの嬌声が、四重奏のフィナーレを告げる。

 

(ふにゃあ…❤)(にゃん…ごろごろ…❤)

(ふにゅう…❤)(にゃあ…ん…❤)

猫カフェと呼ぶには、あまりにもいかがわしく爛れた空間。

邪悪の先兵どもが衆人環視する中、ルビー・サファイア・トパーズ・ハルヒーニャはぐったりとまどろむ。

 

「ぐひゃひゃひゃひゃ! な…なあ、こいつらヤッてもいいんだよな!?」

「そ…そうだあ! 百合だけで終わらせてたまるかよお!」

「ブフーーー!!!」

遂に劣情を剥き出しにした、囲むドラ猫たち。

酒池肉林の幕開けだ…!

 

 どがああああっっ!!

『突入! 突入開始!』

《いたぞー! 要救助戦士発見!》

[抵抗戦力を無力化します!]

「う…うあああーーーっ!!」「ブブーーーっっ!?」

「ち…畜生っ! 畜生どもの…宴があああっっ!!」

 

無間地獄とも思われた、3匹(分身ハルヒーニャ除く)の悪夢は、優秀なるダイビート救出部隊の闖入で、夢の終わりを迎えた。

 

……

…

 

「危ない、危ないところでしたね、ルビーさん。」

「うんうん。チームメイトと裸の心で求め合う…

 サファイア、やるじゃん❤」

『【いやあああーーーーっっっ!!】』

 

パブリックビューイングから、ようやく解放されたものの…

酒の上気に羞恥で上乗せされ、全身タコ同然に真っ赤のルビーとサファイアが悶絶する。

 

「いえいえ、これもDチャージ、Dチャージですから。」

「私だって、シズカとこのくらい腹を割って話したいわよお…!

 羨ましいっ、よっ、お二人さんっ!」

 ぐびっ! きゅっ!

「…ぷはあっ❤」

 

オトナの2人、ナオとフウカが強めの杯をあおる。

「こういうえっちもできるからこそ、背中を預け合えるんですよお。」

「そうそう! 武士なら衆道! くのいちだって睦み合う!」

「は…はあ…」

無駄に強い説得力で、ルビーとサファイアが心を開き…

やがて、心地よい酔いと疲労に、身も心も全てを預けた。

 

…

……

 

「どう、長官さん?!

 ウチの記憶消去のエキスパートたち、任せて正解だったでしょ?!」

 

さやかが提案した、屈辱も恥辱もカクテルと溶かし呑み干す、慰めの宴。

ナオとフウカが巧みに語り、時に静かに傾聴し、酒を勧め、絶妙に心の傷を癒やしていく。

その手練手管をカメラ越しに覗くトキサダは、舌を巻く。

さやかの提案は大正解、トキサダは得心するのであった。

 

(そうかな…そうかも…)

 

二人が囚われたおぞましき地獄と、その痴態。

だが、酒宴の果て、ルビーとサファイアが辿り着いた心の平安は、明日の戦地で超昂戦士を再び立ち上がらせる灯火となるだろう。

行け、エスカ・ルビー! 戦え、エスカ・サファイア!

君たちの戦いはこれからだ!

 

「雑なナレーションで終わらせちゃ、ダメよ?」

「ひゃああああっ!?」

 

口車に乗せられたトキサダを救うように、ユーノが割って入る。

 

「さやかちゃん。いくつか聞くわ。

 まず、うららちゃんはどうするの?」

「あ…トパーズも処置中ですよ!」

 

 ぴっ。

 

「う…うええっ…おぷっ…!」

 別カメラの映像は別室、地獄のサシ呑みだった。

 

「ほらよ。まだイケるよな?」

 とくとくとくとくとく……!!

「あれだけマタタビごときで気持ちよく酔い散らかして、仲間に絡んでご機嫌だったんだ。

オレの酒が呑めないわけはねえよな。忍者剣士さんよお?」

「ひ…ひいっ、うええっ…!」

 

わんこそばの器のようにうず高く積まれる盃。

空っぽの酒瓶が、徳利が、ボーリングのピンのように倒れ散らばる。

その真ん中、身体をまっすぐ保てない超昂戦士が…

 

 ぐらん…ぐらぐら…

「も…もう、らめえっ…

 クチナワぁ…ゆるひてぇ…!」

 …ばたんっ!

 

ゾンビのごとくうめき…後ろの座布団に卒倒した。

 

 はあ~~~っ。

「ネオノロイ党のときから言ってるだろうが。酒は美しく飲めってよ。

 酔って荒れて、てめえだけ気持ちよくなりてえだけなら、消毒薬でもあおってろ。

 こっちは特級酒だ。矜持を忘れて呑みやがったら、士道不覚悟で切腹させんぞ。

 おらあ、聞いてんのか、超昂戦士さんよお?」

 

閃忍クチナワ。大蛇の名を冠する彼女こそは、まさにうわばみだった。

 

「…何だこれ。」

「…あちゃ~…。」

「ちょっと、やり過ぎじゃない?」

「け…結果オーライ! トパーズの記憶は間違いなく飛んだから、セーフ!

 酔いつぶれたトパーズはこの後、ちゃんと医療室で処置するし!」

 

正義の組織としては、決して表に出せない記憶消去処置だった。

 

「じゃあ、さやかちゃん、もう一つ。

 3人のネコミミメイド衣装、さやかちゃんが作ったの?」

 

 どきーーーん!「ヒャイッ!?」

 

「救出映像で、コマンダーが言ってたでしょ。

『ルビーたちの変身フォームを解析したら、この衣装が出てきた』って。」

「…え? …ナンノコトデスカー?」

 

ユーノの追及に、さやかの視線が泳ぐ。

 

「ふうん? そう言えば最近、さやかちゃんの研究が捗ってるみたいね。

 ちょっとこのラボも、豪華になったみたいだけど?」

「え?」

 

 どきどきどきーーーんっ!!「ハヒュッ」

 

「そ…そそそそそそそ、ソンナコト・ナイデスヨー…?」

 

 くすっ。

「ま、いいけど。再発防止策は明日までにトキサダに提出ね。」

「ハヒッ」

 こくこくこくこくこくっ。

 

……

…

 

 しゅいいいん。

 

 …へたっ。

 

(バ…バレてる…ユーノさんに…!

 甘かった…セキュリティも、隠蔽レベルも…!)

 

ユーノとトキサダが退室し、一人ラボに残ったさやかがへたり込む。

ネコミミメイドエスカチーム…その可愛くも可哀想な悪夢の始まりは…

 

「社長を看板娘にしますので! 変身フォームをお願いします!」

 

先週訪れたNAUの大番頭、クラリスの闇依頼だった。

「もうすぐハロウィン商戦、この成否にNAU第3四半期の命運がかかっているんです!

 開発費は弊社で、たっぷり色を付けて提供しますので! ぜひっ!」

 

 ばしいっ!!「おおおおーーーーっっ!!」

 

ス◯ス銀行の小切手に、ありえない桁の数字。

民芸品の赤牛のように首を縦方向シェイクさせた研究の鬼は、徹夜を敢行。

さやかの傑作にして生き恥ドスケベ別衣装・ネコミミメイドアメイズが秘密裏に爆誕していた。

 

唯一の誤算は、開発中β版のため、エスカチーム全体に水平展開したけものフォームを、がばがばセキュリティで実装してしまっていたこと。

おまけに超昂ルビー譲りのD2エナジー増幅回路が組み込まれ、本物の猫同然のドキドキ性感帯を備えたまま…

この陰謀の真の目標たるアメイズ不在のまま、エスカチームの3人が貴い犠牲と散ったのだった。

 

……

…

 

「ふ~ん? それで私も、こうなったんだにゃ。」

「…返す言葉も、ありません。」

「社長…お慈悲を…

 続く戦争と移民問題で、上半期決算、壊滅だったんです…!」

 

そして、バレた。

日本に帰ったエリーが超昂変身に失敗…いや、成功し、全てを悟った。

そして今、さやかとクラリスは魔女審問の真っ最中であった。

 

 ぺろん。「うひいっ!?」

 ぺちぺちぺちぺちぺち「アッアッアッアッアッ」

 

属性盛りすぎのネコミミヴァイオレットメイドアメイズが、ざりざりの舌でさやかを舐め回し、しっぽでクラリスに浴びせる往復ビンタの雨あられ。

 

「わ・た・し・はぁ、エリーちゃんは、許すにゃん❤

 可愛いしぃ、これで長官くんにごろごろすりすり、ケダモノプレイで迫っちゃうのも楽しみだにゃ❤」

(え…?)

 

 ぱあああああっ…!

 

「でもぉ、ナイショでこんな衣装作ってぇ、後付けで私に着せようなんて企ててぇ。」

「ハヒュッ」

「それで設定ミスしてぇ、ルビーたちにコマンダーどもの前で生き恥かかせたんだぁ。」

「ヒャイッ」

 

博士と最高経理責任者を弄び、恩赦の希望を絶望に叩き落とす、紫光のおすまし猫。

クラリスには…そして、戦士でも魔女でもないさやかにさえも。

その背中に、憤怒する蛇の女王が見えたという。

 

「チ…チギャウンデス…」

「ダーメ。これはルビーたちの分、お・し・お・き。

 とろける迷夢を、たっぷり見るにゃん❤」

「[うひいいいいーーーーーっっ!!]」

 

こうして、ネコミミメイドエスカチームの開発は凍結された。

だが、これを読むクズ市民たちは決してその勇姿を忘れない。

跳べ、アメイズ! 舞え、トパーズ! 恥じらえ、サファイア!

そして歌え、ルビー!

いつかステージでしっぽ振り振り、エスカチームが弾けるその日は…来る。




読者の皆さん、こんにちは。壁のシミです。
…
今回のSSは特殊背景。アリスソフト放送局第54回・2周年公開収録inAkibaにインスパイアされて、悪ノリマシマシで書き上げたところ、普段の2倍ボリューム、ユリネコ満載でお届けの運びとなりました。

というわけで、放送局を聴いた人が読むと1.2倍楽しめるSSとなっております。ネタはいくつ入ってるかな?
…いや、肝心のパジャマパーティネタをぶっ込み失敗してますが。
※そうでない方もそれなりにトパーズ×ルビー×サファイア×ハルヒーナでお楽しみいただけるはず…?

普段のルビー推しのスタイルとはかなり異なる斜め上方向に展開しておりますが、ビビらずお読みいただけたなら幸いです。ではまた。
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