超昂大戦SS 究極の初体験! エクスタシーに溺れる超昂戦士たち   作:環 藍河

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第6話 甘美なる淫欲! ルビー&エスカレイヤー、唇の昂ぶりに屈す

ずるっ…わきわきわきっ…!

ぐじゅっ…どろっ、どぷっ…!

 

(ああっ…ダメえっ…!)

(おぞましいのに…気持ち悪いのにいっ…!)

 

エスカレイヤーとエスカ・ルビー。

誰もが認めるダイビート最強の超昂戦士2人が、今は冷たい床に尻もちをつき、魔物2匹になすがまま、一方的蹂躙を許している。

 

「ふふっ…エスカレイヤー、たあっぷり召し上がれ。」

かさかさかさっ…うねうねうねっ…

「わ…私を…どうするつもりですかっ…?!」

バレンタイン・ミゴーの意思に呼応して、エスカレイヤーの太ももが、スカートが、ボディスーツが…節足動物に這いずり回られ、琥珀色の粘着質で汚される。

「ひっ…!」

数多の節足でどろどろに超昂天使を汚し、戦士のおへそから頭を振り上げる、名状しがたきムカデのような生物は、その目を爛爛と輝かせ、百戦錬磨の戦士に嬉々として襲いかかる。

これは攻撃なのか、捕食なのか…?

妖しの蟲のダンスに魅入られ、エスカレイヤーの闘争本能は甘くかぐわしく、しかし確実に絡め取られていく。

 

「ダメっ…ダメなのに…!」

抗おうとも、ムカデの放つ粘液の薫りは、エスカレイヤーの脳の奥深くまで染み渡り、原始的衝動を焚きつけて逃がさない。

蜂蜜の甘ったるさと炭火で燻されるような苦味がないまぜに呼吸に混ざり、香草のような青臭さすらまとった粘液は、超昂天使を至高の悦楽にいざない、決して放さない。

「ほ…欲しいよおっ…欲しくなっちゃうううっ…!!」

「エ…エスカレイヤーさんっ、負けちゃダメですっ!」

 

するするするするっ…どろっ、ねちゃっ…!

「は…はひいっ!?」

「あれえ? ルビーも先輩の心配してる場合?」

ぎゅるるっ…じゅぶじゅぶっ…ちろちろっ…!

「いっ…いやあああーーーっ!!」

バレンタイン・アメイズのリボンの一振りと同時に、ルビーの小柄な身体を凌駕するほどの大蛇が、戦士の誇る右脚から螺旋を描いてよじ登る。

 

爬虫類の鱗からこんこんと湧くダークブラウンの粘液が、パールホワイトのブーツを、ヴァーミリオンレッドのスカートを、ボディのレオタードから引き締まったチェストまで…ルビーの戦闘服をべとべとに侵していく。

溺れそうな粘液が放つフレーバーは、ルビーの闘志を甘く妖しく愛撫し、紅蓮の超昂戦士はすっかり骨抜きにされてしまった。

「ああっ…あひっ…はひっ…!」

 

「お2人さん? タケノコも、たあんと味わっておくれよっ!」

「はうっ…! あああーーーーーっっ!!!」」

「はあっ…ああっ…。もう…もう、私っ…ダメえ…!」

併せて、蛇と蟲の眼に魅了されたエスカレイヤーとルビーを追い詰める、地から湧くタケノコのごとき祝福器。

最強戦士たちを襲うミゴーのタケノコは、地から一本ずつ、へたり込むエスカレイヤーとルビーの股間の大地から雄々しく立派に生え…まるで二人の一部となったかのように屹立し、その身をくねらせながら、自らの香りを蛇とムカデの粘液に追い掛けする。

愉悦に溺れてもがく超昂戦士たちは、抵抗も空しく、たちまちもう一段上の淫靡なエクスタシーに引きずり上げられてしまった。

 

「どう、ルビー? 素直になれたら、私たちのとっておき、あげちゃう。

 とろっとろの幸せ、約束しちゃうわよ?」

「うっ…ううう~~っ…!!」

アメイズの誘惑に頬を紅潮させ、ルビーは蛇と魔物の誘う桃源郷を脳裏に描く。

その眼にいつもの強靱な意志は失われ、瞳は潤み、呼吸は荒ぶる。

身体の芯からメルトダウンしそうな、胸の鼓動が鳴り止まない。

 

「…ください…!」

「ん~? ルビー、今なんて?」

「ううっ…!」

 

しばしの沈黙は、戦士の哀願に破られる。

 

「…くださいっ! 甘くて、苦くて、すごいのを!

 私のこと、とろっとろにとろかして、めちゃくちゃにしてくださいいいいっ!!」

 

五体すべてが打ち震え、押さえ込む理性をなじるように、吹き出す汗。

ルビーはうなじから胸の双丘、丹田から股間までをじっとり火照らせ、被虐を切望した。

魅惑の甘露を求める五感に屈服し、遂にエスカ・ルビーの鋼のハートが砕け散った。

 

「よく言えたわね、エスカ・ルビー。」

「『!!』」

 

ムカデと蛇とタケノコを巧みに操るアメイズとミゴーを制止し、割って入ったのは威厳高くも妖艶な天使。

「ご褒美よ。どうぞ、お試しくださいな。」

くいっ。「あ…っ?」

身動きが取れないルビーに吐息がかかるほど近づき、その顎に伸ばした左の手のひらで、うつむくルビーの眼差しを上げる。

 

天使長アズエルは、次の瞬間。

くちゅっ。「んんっ! んう~~っ!!」

小さなルビーの口に、ひとかけらのボンボンショコラをねじ込んだ。

「んくうっ、んう~~っ!!」

 

「ル…ルビーっ! どうしたのっ!?」

「ふふっ、この冬貴女に贈る、選りすぐりのカカオとブランデーのマリアージュよ。

 燃える心を熱く滾らせる、女性の本気を応援する逸品でございます。」

大人の女性の気品に憧れて背伸びする少女をからかうように、ルビーの舌上では、カカオのアロマを鼻腔に喉に、気道から全身へと立ち上らせる、神の雫の蒸留酒が暴虐の限りを尽くしていた。

「けほっ! うえっ、かふっ…!!」

洋酒など飲み慣れているはずもないルビーを翻弄する、灼けるようなアルコールの刺激。

口から鼻へ、眼にさえ抜けるように、ラム酒とブレンドしたブランデーの芳醇な香気が、戦士に強烈なアッパーカットを突き刺した。

 

「あ…あふっ、ふにゃあ〜っ…。」

「ダ…ダメっ、ルビー! 起きてっ…!」

「お客様には、是非こちらを。」

くいっ…くちゅっ。「むううううっっ!?」

 

(ダメっ…は…吐き出さなくちゃ…!)

そう思った理性が吹き飛んだのは、一瞬のことだった。

舌を、鼻腔を、喉を。

甘ったるくオイリーなクーベルチュールの奥に潜む、ジンベースの乱暴なカクテルをなみなみ湛えたプラリネが、その牙をがぶりがぶりとエスカレイヤーに突き立てた。

「あ…ああ〜〜っっ!!」

消えかけの蠟燭がひときわ輝くように、エスカレイヤーは激しく身悶え…回った酔いに全身の神経を焼き切られたように、ぷつりと脱力する。

 

とろん…。

 

「うふふっ、お二方、甘い夢はまだまだこれからよ?」

「あ…あふっ…」「はあっ…はあっ…」

 

蒸留酒とはいえ、その量は僅か。

だが、ミゴーのタケノコのバフに後押しされ、ルビーにもエスカレイヤーにも、強烈なスピリッツをショットでくいっとがぶ飲みしてしまったように、急激に酔いが廻る。

アズエルを見上げる2人の双眸は光を失い、おねむの赤ちゃんのように潤む。

火照る頬と高鳴る胸、汗はじわりと全身を滴り落ち、戦士はすっかりバレンタイン戦士たちの虜に。

(あ…熱い…!)

(体中が…じんじん、疼くよおっ…!)

 

ずぶっ。「んむうううーーーーっ!!」

小休止の終わりを告げる、さらなる蹂躙の皮切りとなった一番槍。

エリスのチョコバナナがエスカレイヤーの扉を乱暴にこじ開けた。

 

じゅぶっ、ぬちゅっ、ぐぷっ…

 

「んんんーーっ!! んふっ、おぶっ、うえっ…!」

「うふふっ。どうですか、エスカレイヤー? わたしのは太くて大きいでしょう?

 お上品な高級チョコとはひと味もふた味も違う快楽、心ゆくまで咥えてしゃぶって、存分にそのお口で堪能してくださいね。」

ぐりっ、ぐりぐりっ、

じゅぽっ、ずぐんっ、ぶちゅっ、ぱちゅっ…

「む…むふっ…おぐうっ…(そ…そんなっ、喉のっ、奥までえ…!)」

 

エクシールの聖剣が、エスカレイヤーの口を貫き、前後運動で強制的にその舌に、その喉の奥に、南国の豊穣をこすりつける。

まだ口中で暴れ続けるリキュールの残り香が、むせ返るようなバナナの臭気をスパークさせ、胸の鼓動をさらに衝き上げる。

さながら神騎の力でマーキングされたかのように、エスカレイヤーはエクシールのチョコバナナの甘美な愉悦に身も心も預け、身をよじらせていた。

 

ちゃきっ。「ひっ…!」

「さあ、エスカ・ルビー。私の聖槍も味わうのです。

我が眼前に敵無し。立ちはだかる戦士がいかに強靱な盾を構えようとも、必ずやその心まで貫いてみせましょう!」

神騎スピカのショコラスピアが、その切っ先をルビーの眉間から、口先に突きつける。

(あ…ああっ…!)

意識朦朧のまま、ルビーは震える唇をその尖端に寄せ、主人にすがる飼い犬のように、だらしなく舌を垂れる。

 

ちろっ…ぺちゃっ。

ぺろっ、くちゅっ…!

(ああっ…甘いのに…とろけるのに…

 か…硬くてっ…鋭くてえっ…)

 

びしっ。じゃきっ。「!?」

「次はわたしのチョコ手裏剣だよっ。心を込めてテンパリングした1枚1枚で、ルビーのハートを狙い撃ちっ!」

「こちらのチョコ苦無も召し上がれ。総身に走る私の迅雷、ルビーさんだっていちころにしてみせましょう!」

スピカの横からナリカが、そしてルビーの背後を取ったハルカが、鈍く輝くチョコの刃をルビーの眼前にことごとく突きつける。

 

(だ…ダメえっ…! こんなのでっ、私のお口っ、貫かれたら…!!)

 

ちろちろっ…とろっ。

ちゅぷちゅぷっ…。

拒む理性と裏腹に、ルビーは3つのチョコをかわるがわる舐め舐め、吸ってはとろかし、その甘さと苦さに恍惚となって頬を火照らせ、瞳を潤ませる。

 

仕方なく舐め回しているはずなのに、喜びを感じている…!

エスカ・ルビーは…正義の超昂戦士としての矜持を忘れ、槍と手裏剣と苦無の暴力と、チョコの蜜に心を預けている自分を恥じていた。

実はミゴーのタケノコがルビーを昂ぶらせ、交感神経を直に愛撫されるに等しいエクスタシーに身を焦がしていたのだが…そのことを知るよしもないルビーは、自らの堕落がさらに昂奮を高めているのだと錯覚していた。

そして、ルビーは背筋を一層仰け反らせ、指先から爪先をびくびくっと震わせ、双丘の端をぴくんぴくんと尖らせる。

(私…私っ、おかしくっ、なっちゃうううーーっっ!!)

 

 

 ちゅぽっ。

「う…うえっ、けほっ…!」

「ふふっ、ご堪能いただけたようですね。」

エクシールのチョコバナナからようやく開放された口腔で、エスカレイヤーはむせ返る淫らな香気を吐きだし、呼吸器を清めようと息を荒くする。

 

 ざっ。ざざっ。「!!」

「我が血汚塊(チョコ)秘剣は天下無双! いざ尋常に、召しませ、召しませいっ!」

「恋する乙女はお祭り騒ぎ、暴れ太鼓で応援だあいっ!」

 

 ぐぶっ! ぐぶぶぶぶっ!

「むうっ、むぐうーーーーっっ!!」

刀と呼ぶより、実物大チョコバットとも呼ぶべき、バレンタイン・ショウコの刀。

それほどまでに、あまりにも太く長く、そして黒く輝く一振りが、チョコバナナで痛々しいほど押し広げられたエスカレイヤーの口を、顎ごとこじ開けてさらにえぐり抜く。

 

 ぐりぐりっ! ぐちゅっ、ぶちゅっ!

(イ…イヤあっ…私のお口っ…チョコで埋め立てられてるうううっ!!

 もう…もう入らないっ…入らないのにいっ…!!)

 

 すっ…ぐいっ、ぐりぐりっ。

「むぐっ、うううーーーーっっ!!」

「まだまだあっ、アタシの太鼓だって、心にずんずん響く美味しさなんだからっ!」

 刀を口に突き立てられたまま、頬にぐりぐりとチョコ太鼓を擦りつけられ、エスカレイヤーは2対1でなすすべ無く翻弄される。

(こ…こんなのっ、食べられるわけっ、無いのにいっ…!

 …でも、でも…)

 

歴戦の戦士の沈着冷静をアズエルのリカーボンボンとミゴーのタケノコに根こそぎ奪われ…エスカレイヤーは想像する。

大人買いのチョコを代わる代わるむさぼり喰らうように、チョコバナナとチョコバット、この大太鼓チョコまでお腹いっぱい食べ尽くしたら、一体どれほどの高揚感と幸福に包まれ、どこまで舞い上がってしまうことだろうか…!!

 

(あはっ…あははっ…!!)

 

…じゅぼっ、じゅぶぶぶぶっ。

ごくんっ。ごぶっ、どぷっ。

 

口いっぱいの茶色の暴力を、拒まずにすすり始め、ついに飲み下す超昂天使。

唇の端から垂れ落ちるチョコまじりの唾液が、真珠色とピンクの戦闘服に、剥き出しの双丘に、遂にはプリーツスカートまで滴り落ち…ミゴーのムカデに汚された下半身までもを、一層ぐちゃぐちゃに汚していく。

抗う心は淡く溶けて消え去り、エスカレイヤーはチョコの暴力にすっかり溺れ、身も心も隷属していた。

 

……

 

…どさっ。

(あ…あはあっ…!)(あふうっ…ううっ…。)

びくんっ。どくっ、どくんっ。

 

バレンタイン戦士の連続攻撃に、ダイビート最強の超昂戦士たちさえも太刀打ちできなかった。

2対9とはいえ、一方的に打ちのめされ、ルビーとエスカレイヤーは折り重なって冷たい床に大の字となり、ほろ酔いの朦朧とする意識の中、天を仰いで胸焼けと屈辱を噛みしめた。

 

びびーーーーっ。

《皆さん、ご協力ありがとうございました。

これにてNAUショコラティエールブランド・合同試食会をお開きにいたします!》

 

スピーカー越しに響くバレンタイン・クラリスの声を合図に、バレンタイン戦士たちが臨戦態勢を解く。

 

《おかげさまでNAUのプロデュースするチョコレートブランドは、「チョコっとアーク」「ウィッチ」に加え、高価格帯の新ブランド「サルース」を軌道に乗せることができました。

その全てを支える特製国産カカオは接現力の宝庫。是非ともバレンタイン戦士の皆さんのパワーアップにお役立ていただきたい次第です。》

『諸君から頂戴する本日の戦闘の感想は、我輩と弟子がフィードバックし、さらにパワーアップしたチョコレート祝福器の開発に邁進する所存だ。楽しみにしてくれたまえ。』

貴重な戦闘データの数々にほくそ笑むルカと、胸の中でそろばんを弾き、ダイビートに卸すカカオの利潤に思いを馳せるクラリス。

 

「あ…あのっ…!」「ク…クラリス…さん…?」

《…? ルビーさん、エスカレイヤーさん? 美味しくなかったですか?》

「そ…それはっ、美味しかった…ですよ…。

 けど…!」

「私たちっ…当分…」

「『チョコはもう、たくさんですうううっっ!!!』」

 

チョコをたらふくお見舞いされた少女たち2人の悲鳴が、試食会場にユニゾンした。

なお、2人はさらにこの後、体重計の上で悲鳴を上げたという。

 

【第6話 完】




筆者です。なんと2月は投稿ゼロ、このままエターナるくらいのブランク(大穴)空けてしまいました。
…いや、職場が超絶ブラックでしてね…。
そんなわけで、余裕を持って書き始めたはずの季節イベント合わせSS第6弾は、見事に夏炉冬扇と化しました…ホントすみません。

次作の約束ができない現状ですが、プロットはあります。
ウチのSSでは年単位でご無沙汰でした、飽くなき挑戦を続ける彼女のパワーアップ補完計画が再び動き出す!? 乞うご期待。
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