「聞こえてる?『モンキー』」
「あれが、あなたを騙る傭兵……」
「ああ、見せてもらおうか」
「借り物の猿が、
「ええ『モンキー』私も感じているわ」
「この猿には、可能性がある」
「『モンキー』反撃を……!」
「そう、見届けようというのね」
「この猿が、彼らをどこに運ぶのかを」
……夢か。
なんだよ「聞こえてる?『モンキー』」って。煽りか?
なんだよ借り物の猿って。借りてきた猫みたいに言ってんじゃねーよ。
……依頼を確認しよう。
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海上グリッド制圧
作戦領域:アーレア海洋上-グリッド126
依頼者:
作戦目標:敵部隊殲滅
報酬:261,000COAM
詳細
・海上施設「グリッド126」の制圧
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MISSION BRIEFING
「独立傭兵モンキー・ゴード」
「私のご主人から依頼があるよ」
「えっと、ご主人はこの前」
「グリッド126ってところを買い取ったんだけど」
「そこに、「どーざー」?が、すみついたんだって」
「だから、あなたにはそれを「はいじょ」してほしいの」
「よろしくね」
……ついに名指しの依頼が来た。
621はちょっとMTを蹴散らすだけで名指しの依頼が来たというのに、こちらは長かったものだ。
……しかし、個人からの依頼とはな。
グリッドを丸ごと買い取ったという話に、今回の報酬額。
相当な富豪に違いない。
ブリーフィングがやたら棒読みだったのは気になるが。
まああれだ、個人の依頼だから、レッドやペイターみたいなブリーフィングに慣れてるやつがいなかったんだろう。
……ともかく、初の名指し依頼に、この報酬額。
受けない手はないだろう。
輸送ヘリに揺られて、目的地に向かう。
目指すは、べリウス大陸から少し離れた海上だ。
そこの高度5000メートルに、目的のグリッドがあるらしい。
……前から思ってたけど、高山病とか大丈夫なのか?
そこらの山より高い場所に平然と住んでるけど、空気薄くないの?
そんなことを考えていると、目的地に着いたらしい。
グリッドに降り立つと、ヘリはどこかに飛び去って行った。
ミッション開始だ。
ドーザーの集団がいるというマーカー地点に、一直線に向かう。
隔壁を抜けて屋内に入った時、
隔壁が後ろで閉まる音を聞いた。
「独立傭兵、モンキー・ゴード」
「騙して悪いが」
「依頼など初めから無い」
「仕事の時間だ」
「621」
ハーデン・タ―ウェルはアナグラムメイカーにHandler Walterとぶち込んで、出てきた中で人名っぽい響きのやつをチョイスしました。
雑魚戦は冗長かなと思ってなるべく端折ってるけど、あった方がいい?
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いいよ
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いらん