転生したらモンキー・ゴードでした   作:NEST中毒者

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航空基地確保

 

 前の件の()()()を済ませて数日が経った。

 相も変わらず、独立傭兵界隈は対封鎖機構の依頼で大盛り上がりだ。

 

 ……そういえば、中央氷原に来て以来ベイラムの依頼を受けてないな。

 独立傭兵としては、ある程度中立性をアピールしておかないと、特定の勢力の紐付きと見做されるかもしれない。

 ここはひとつ、ベイラムの依頼を探すとしよう。

 

 

 

 

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航空基地確保

 

作戦領域:中央氷原-アムンセン航空基地

依頼者:ベイラム・インダストリー

作戦目標:拠点襲撃/敵部隊殲滅

報酬:320,000COAM

 

詳細

・惑星封鎖機構の所有する航空基地の確保

・敵撃破に応じて報酬加算

・僚機あり

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MISSION BRIEFING

 

「独立傭兵 モンキー・ゴードに伝達!」

「これはベイラム本社により認可された軍事作戦だ」

「我々はこの度、惑星封鎖機構の所有する航空基地の確保を決定した」

「この基地は、べリウス地方との物流を確保する上で重要な拠点となるはずだ」

「なお、この作戦はG4(ガンズフォー) ヴォルタとG7(ガンズセブン) ハークラーが中心となって行う」

「独立傭兵 モンキー・ゴード、奮闘を期待する!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「久しぶりだな、独立傭兵」

 

「『壁越え』以来じゃねえか、猿野郎」

 

「ああ」

 

 作戦領域付近で僚機2機と合流した。

 

 そういえばこいつらと協働するのは『壁越え』以来か。

 あの時もこの3機での作戦だった。

 

 俺とハークラーで横から砲台を潰し、ヴォルタが正面突破した形だったか。

 その後現れたジャガーノートは、ヴォルタが注意を引いている間にハークラーのパイルと俺のチェーンソーで潰したっけ。

 

 そんな風に回想しているうちに、作戦領域が近づいてきた。

 

 

「「「作戦開始」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「コード15! AC3機!」

 

「コード78! コード78!」

 

 その後はまあ、順調だった。

 

 MTや砲台を薙ぎ払い、高台から狙撃しようとするLCを垂直カタパルトで昇って潰す。

 途中HCが1機現れるも、3対1だ。この前のジャガーノートと同じように、ヴォルタが注意を引き、ハークラーが背中にパイルを撃ち込む。

 怯んだところを俺のチェーンソーで抉り、あっさりと片が付いた。

 

 

「相変わらず、やるじゃねえか。猿野郎」

 

「そう思うなら、その呼び方やめろよ」

 

「二人とも、軽口を叩くのも大概に――」

 

 ハークラーが言いかけたところで、何かに気づいたらしい。

 この中でスキャナーの性能が一番いいのが彼女だしな。

 

「新手だ!上から何か来るぞ!」

 

 促されるまま、上を見上げる。

 

「なあ、ハークラー」

 

「……何だ」

 

「あんたと組むと、こんなんとばっか遭わないか?」

 

「……私のせいじゃないだろ」

 

 視界に入った、赤い光を放つ松ぼっくりじみた何か。

 

 まあ、そうか。オールマインドが改造した奴を複数持っているくらいだ。1機きりのワンオフってこともないわな。

 

 現れたのは、技研の遺産。シースパイダーだ。

 

 当然の権利のように、こちらの限界高度の2倍ほどの距離に浮かんでいた。

 

「……ッ! 避けろ!」

 

 刹那、コーラルキャノンが爆撃のように放たれた。

 慌てて着弾地点から飛び退き、事無きを得る。

 

「何なんだ、あいつは!」

 

「クソが! イグアスの野郎が消えてからこっち、ロクなことがねぇ!」

 

 ハークラーとヴォルタも何とか凌いだか。

 

「クソ、どうやって奴に攻撃を当てる?」

 

「……この前みたいにやるか?」

 

「ダメだ、奴は固すぎる。この前のやり方じゃ追いつかないだろ」

 

 クソ。高高度に陣取っているって意味じゃ、この前のヘリと同じ。

 だが、耐久力が違う。この前の方法で1度や2度奴に飛びついたところで、落とし切れない。

 何度もやってるうちに反撃でこちらがやられる可能性の方が高いだろう。

 

 考えろ。ヘリに無くて、奴にある弱点。この前には無くて、今はある物。何か…

 

「ハークラー! ヴォルタ! 今マーカーを出した! その地点まで奴を誘導する!」

 

「何!?」

 

()()()()()()! 逃げれば何も考えずについてきてくれるだろ!」

 

「おい、誘導してどうするってんだ、猿野郎?」

 

「忘れたか、マーカー地点には()()がある!」

 

「なるほど、そういう事か」

 

「総員、急ぐぞ!」

 

 爆撃を掻い潜りながら、来た道を引き返す。

 

 向かうのは、先ほどLCを倒したところ。

 

 

 

 

 そう、垂直カタパルトだ。

 

 

「今だ! 跳べっ!」

 

 シースパイダーが射程内に入ってきたのを見計らい、3機が同時に跳び上がる。

 

 そのまま奴に肉薄して、集中砲火。まず弾丸、砲弾、ミサイルの雨を浴びせ、姿勢が崩れたところにパイルバンカー、チェーンソー、アサルトアーマーを次々と撃ち込む。

 とどめに2機の蹴り、1機の体当たりが同時に放たれ、シースパイダーは赤い光を上げて爆散した。

 

 

「……済んだか」

 

「ったく、無茶しやがるぜ、猿野郎」

 

「……はあ」

 

 

 次にハークラーと協働する時は、上昇推力の高いブースタにでも換えるかな。

 

 そんなことを考えながら、俺たちは残存勢力の掃討を始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 同時刻。

 ヨルゲン燃料基地にて、コーラルを輸送していたアーキバスの輸送部隊が襲撃に遭い、全機撃墜される。

 彼らの死に際の通信によれば、襲撃者は2機の銀色をしたACとのこと。




今回のミッションは、またkevin-acid様の意見を一部参考にさせていただきました。
重ねてありがとうございます。





そういえばしばらく解説してなかった現在のジュピター


UNIT
R-ARM UNIT:NOT EQUIPPED
L-ARM UNIT:WB-0010 DOUBLE TROUBLE
R-BACK UNIT:HG-003 COQUILLETT
L-BACK UNIT:HG-003 COQUILLETT

FRAME
HEAD:DF-HD-08 TIAN-QIANG
CORE:AC-J-120/RC JAILBREAK
ARMS:AA-J-120 BASHO
LEGS:LG-011 MELANDER

INNER
BOOSTER:BST-G1/P10
FCS:FC-006 ABBOT
GENERATOR:AG-T-005 HOKUSHI

EXPANSION:ASSAULT ARMOR


【挿絵表示】



解説

大分性能的にはマシになってきた。
まだ耐久力はかなり低いが。

ぶっちゃけ足については決めかねてました(自白)
クイズとか抜かしつつしれっと多数派の意見を採用する屑。
ごめんなさい。

罵倒祭

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