転生したらモンキー・ゴードでした   作:NEST中毒者

26 / 99
聞きたいことが山ほどあるのにアンケートを置くところが無い!

今回の話はアンケートを置くためだけにひねり出しました。


駐屯基地制圧

「登録番号 Rb37、識別名 モンキー・ゴード」

「貴方は『ログハント・プログラム』において、ハンタークラス3を達成されました」

「その貢献を称え、2脚パーツ『06-041 MIND ALPHA(272,000COAM)』を贈呈します」

 

「あ、売却で」

 

「……………はい」

 

 

 

 さてさて、今日も今日とて世間は対封鎖機構で大盛り上がりだ。

 ここのところは毎日のように封鎖機構を叩いている。

 ……にもかかわらず、借金は一向に無くならないが。

 

 ところで、対封鎖機構の依頼を出しているのは主にアーキバスとベイラムの2企業だが、中には変わり種もある。今回はそれを見ていこうか。

 

 

 

--------------------

駐屯基地制圧

 

作戦領域:中央氷原-ガウス駐屯地

依頼者:ルビコン解放戦線

作戦目標:敵部隊殲滅/拠点襲撃

報酬:290,000COAM

 

詳細

・惑星封鎖機構の所有する駐屯基地の制圧

・敵撃破に応じて報酬加算

・僚機あり

--------------------

 

「独立傭兵モンキー・ゴード、貴方に引き受けてもらいたい作戦がある」

「我々は、きたる反攻作戦に向けて中央氷原における拠点の確保を進めている」

「そこで目を付けたのが、惑星封鎖機構の所有するガウス駐屯地だ」

「今の状況を加味すれば、我々が封鎖機構を叩いたところで企業に目を付けられることも無いだろう」

「貴方には、この基地の守備隊を掃討、制圧してもらいたい」

「なお、この作戦にはもう1人独立傭兵がアサインされている」

「彼と共同で作戦に当たってくれ」

「ブリーフィングは以上だ、色好い返事を期待する」

 

 

 

 

 ……解放戦線からの依頼も、久しぶりだな。

 バランスを取る意味でも、次はこれにしよう。

 

 

 

 

 

 

 そんなこんなで、アサインされたもう1人の傭兵とやらと輸送機内で対面したのだが。

 

 

「ハハハ、君か!海越え以来じゃないか!」

 

 ……お前かよ。

 

 そこには相も変わらず全身金色のACが居た。

 

「というか、また機体変えたのかよお前。重さは火力ってのはどうしたんだ?」

 

「ハハハ!重苦しい実弾兵器など古い!火力と言えばEN兵器さ!」

 

「……あっそ」

 

 適当に相槌を打ちながら、金色のACを眺める。

 手にはパルスミサイルとレーザースライサー、肩にはレーザータレットとレーザー オービット?よくわからん武装構成だ。

 

 フレームを見れば、限界までEN負荷を削っているのが見て取れた。

 どういうジェネレータしてるんだ、こいつ?

 

 まあ、いいや。自動制御のタレットとオービットに、ロックオンさえすれば相手に飛んでいくパルスミサイル。

 乗り手の腕がアレでもそこそこ役に立ちそうだ。

 

「……作戦開始」

 

「作戦開始!!!」

 

 

 言葉と共に、輸送機から飛び降りる。

 

 

 

「コード15! 敵AC2機!」

 

 もはや親の声より聴いたセリフを聞き流しながら、MTやらを掃討。

 

 その傍ら、隣で変なことを言っているアホ(ゴールド・テセウス)の方を見る。

 

「ハハハハ! この最高のEN兵器の数々を見るがいい!!」

 

「全て最新鋭のものだ! 市場にもまだ出回っていないプロトタイプだってある!」

 

「特に苦労したのがこのオービットだ! 戦闘ログを片っ端から買い取って傭兵支援システム(オールマインド)に送るのは骨が折れたものだ!」

 

「そして何より、この()()()()()()()()()()()()()()()!!」

 

「これによってただでさえ高い火力が何倍にも増幅されるのだ!!」

 

 

 そんなことを言いながら、2種の自律兵器でレーザーをばら撒き、遠くの敵にはパルスミサイルを発射。

 近くに敵が来れば、左手のレーザースライサーで切り刻……もうとして盛大に失敗している。

 

「ハハハ、この超火力を前にひれ伏すがいい!!」

 

…………

 

「……なあ、1つ言っていいか?」

 

「何かね? 君の助言なら、喜んで聞こうじゃないか」

 

「…………」

 

 

 

 

「……その武器全部、ジェネレータのEN適性とは無関係だぞ?」

 

 

「えっ」

 

 

 はい。

 

 自律兵器にミサイル、近接武器。これらはすべてEN武器であってもエネルギー供給系統がジェネレータから独立している。

 要するに、ジェネレータのEN武器適性の影響を受けないのだ。

 

 つまり、これらの武器はEN武器適性の低いジェネレータでも十全に扱える半面、EN武器適性の高いジェネレータに替えても何の意味も無いわけである。

 そしてまあ、EN武器適性の高いジェネレータというものはどこかピーキーなものだ。

出力だったり、重量だったり。そしてそのしわ寄せは…

 

「ギャー!!」

 

 後ろから砲台に撃たれて吹っ飛ぶ金のAC。

 限界ギリギリまでEN負荷を切り詰めた結果、防御性能はおざなりのようだ。

 

「危なかったぞ今のは!!死ぬかと思った!!!」

 

 ……何とかターミナルアーマーで生きてたらしい。リペアキットを使いながら叫んでいる。

コア拡張機能を知った分、この前より成長したと褒めるべきか。

 

「…………」

 

「……もう下がってろよ、お前」

 

「…………」

 

 

 

 

 

 

 

 それから、だいたい1人で駐屯基地を掃討した。

 撃破報酬はほぼ俺が独り占め、向こうは安全に作戦を終えられたのでWIN-WINというやつである。

 

 一応、途中で現れたHCのガン盾にパルスミサイルがそこそこ効いたりはしたが、それはまた別の話だ。

 

 

 そんなこんなで、今日も仕事を終えたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 時を同じくして、傭兵支援システム(オールマインド)に新たな独立傭兵が登録された。

 

 識別名は、「パラナ(Paraná)」。

 

 登録AC名は――――「イオタ(Ι)」。

 





オールドアックス(EN)

UNIT
R-ARM UNIT:PFAU/66D(パルスハンドミサイル)
L-ARM UNIT:Vvc-774LS(レーザースライサー)
R-BACK UNIT:VP-60LT(レーザータレット)
L-BACK UNIT:45-091 ORBT(レーザーオービット)

FRAME
HEAD:AH-J-124 BASHO
CORE:LAMMERGEIER/40F
ARMS:AA-J-123 BASHO
LEGS:2C-2000 CRAWLER

INNER
BOOSTER:ALULA/21E
FCS:FCS-G2/P10SLT
GENERATOR:VE-20B

EXPANSION:TERMINAL ARMOR


【挿絵表示】



解説

テセウス君のネタアセン第3弾。
「EN武器適性のかからないEN武器」+「150ジェネ」という何の意味もない組み合わせ。

実際EN武器適性の適用対象か否かはわかりにくいので、割と初心者にありがちなミスだと思う。

150ジェネのしわ寄せでEN出力がカツカツなので、徹底的に負荷を切り詰めたフレーム構成にもかかわらずEN回復がかなり遅い。

オキーフって解放戦線とも繋がってると思う?

  • 思う
  • 思わない
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。