転生したらモンキー・ゴードでした   作:NEST中毒者

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バスキュラープラント襲撃①

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バスキュラープラント襲撃

 

作戦領域:ウォッチポイント・アルファ~ルビコン技研都市

依頼者:「ユーリ」

作戦目標:-

報酬:108,522,342COAM

 

詳細

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チャプター最終ミッション

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MISSION BRIEFING

 

「バスキュラープラントを襲撃する、つきあってほしい」

「……わたしたちの目的は、もうしってるよね」

「ウォルターは、わたしが自由にえらんでいいって、言ってくれた」

「……だから、これはわたしの選択」

「わたしの意味、ウォルターにもらったさいしょの意味を、あきらめられないから」

「だから、わたしは火をつける。燃えのこった、すべてに」

「……よかったら、協力してほしい」

「報酬は、わたしがかせいだお金ぜんぶと、このほしからでるシャトル」

「うけてくれるなら、指定の時間に、ウォッチポイントの近くで、合流しよう」

 

 

 

 

 

 

 

「作戦開始」

 

 依頼を受けることに決めてから、少し後。

 

 僅かな準備期間で、いくつかの「買い物」と「調達」、そして「準備」を済ませた俺は、ウォッチポイント・アルファの付近、合流地点にやってきた。

 

 準備期間を経て、俺の機体、「ジュピター」も多少様変わりしていた。

 

 

【挿絵表示】

 

 

 頭と足は、倉庫で埃を被っていた「ブラックアント」から取り外し、修理したものに置き換えている。

 射撃武器は、ハンドガンに代わって解放戦線から「調達」したものの1つであるニードルガンを装備。

 ブースタも近接攻撃推力の高いものに換装した。

 また、金に糸目をつける必要もなくなったので、錆びた部分を全体的に補修、交換してある。

 

 そんな機体で合流地点の雪を踏めば、雪の色に混じった白い機体が見えた。

 

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ALLY

 

VOYAGER 1/"Yuliy"

 

 

【挿絵表示】

 

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「……きて、くれたんだ」

 

「ああ、勿論」

 

「……ありがと、それから、ごめんね」

 

「問題ない、行こうか」

 

「……うん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「敵襲! オーバーシアーだ!」

 

「第3隊長と客員戦力が急行している、到着するまで持たせろ!」

 

「コーラルよ、ルビコンと共にあれ!」

 

 ウォッチポイントの入口付近に到達すれば、そこには混成部隊による防衛線が敷かれていた。

 封鎖機構の鹵獲兵器を主とするアーキバスの部隊に、BAWS製MTを主とする解放戦線の部隊。

 

 相容れない筈のそれらが手を取り合い、共通の脅威を迎え撃つべく立ちはだかっていた。

 

「まさか、解放戦線が味方になるとはな……!」

 

「ルビコンを、コーラルを焼かせるわけにはいかん。それだけさ」

 

「ふん、俺達で持たせるぞ!」

 

 数にして、おおよそ100。

 それらが、一斉に武器を構えた。

 

 

「わたしが、やる」

 

 そう呟いたユーリは、攻撃を躱して地面に降り立ち、左手の武器を光波ブレードに持ち替える。

 

「――――」

 

 僅かな溜めを置いて、その場で一回転。

 

 その動きに合わせて、薙ぎ払うように翠色の巨大な斬撃が飛んだ。

 

「な……なんだ!?」

 

「馬鹿な……こんな!?」

 

 EN武器の運用に特化したジェネレータで増幅され、近接武器の運用に特化した腕部で振るわれたその斬撃。

 

 それはたったの一撃で、敵部隊の大半を障害物やシールド諸共両断した。

 

「の、残ったのは……俺達だけか!?」

 

 LCに乗ったアーキバスの隊員が声を上げる。浮遊していた故に、地上を薙ぎ払う斬撃から逃れたようだ。

 

「…………」

 

「う、うわああああ!!」

 

 だが、それは間髪入れずに蹴り飛ばされ、冷却が終わった光波ブレードでとどめを刺される。

 

「……さきに、すすもう」

 

「ああ」

 

 こちらも、残った他のLCをチェーンソーで両断しながら返す。

  

「……それと、弾切れなら気にしなくていい、準備がある」

 

「わかった」

 

 レーザーショットガンを使っていないことを見かねてそう言ったあたりで、センサーが新手の反応を捕捉した。

 

「新手が4機、ウォッチポイント内部からだ」

 

 そう言って警戒を促せば、ウォッチポイントの入口となっている隔壁が開き、4つの機影が飛び出して来た。

 

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「ヴェスパー第3隊長にして、輜重(しちょう)部門責任者兼、情報部門長官兼、傭兵起用担当兼、臨時会計責任者兼、臨時渉外担当! V.Ⅲペイター! 現着した!!」

 

AA22:HEAVY CAVALRY/V.Ⅲ Pater

 

 

「匂い立つなぁ……随分殺したと見える」

 

DEADSLED/Coldcall

 

 

「なんとしても、ここで受けきるぞ……!」

 

TSUBASA/ Middle Flatwell

 

 

「モンキー・ゴード……! よくも……!」

 

YUE YU/Little Ziyi

 

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 アーキバスに、解放戦線に、独立傭兵。

 本来あり得ざる混成部隊が、姿を現した。

 

 




ボイジャー1

UNIT
R-ARM UNIT:WUERGER/66E(レーザーショットガン)
L-ARM UNIT:WUERGER/66E(レーザーショットガン)
R-BACK UNIT:IA-C01W3:AURORA(光波キャノン)
L-BACK UNIT:IA-C01W2:MOONLIGHT(光波ブレード)

FRAME
HEAD:20-081 MIND ALPHA
CORE:IA-C01C:EPHEMERA
ARMS:AA-J-123 BASHO
LEGS:NACHTREIHER/42E

INNER
BOOSTER:FLUEGEL/21Z
FCS:FCS-G2/P10SLT
GENERATOR:VE-20B

EXPANSION:ASSAULT ARMOR


【挿絵表示】


解説

150ジェネの化身。
とにかく150ジェネでEN火力を上げて殺す。

当初はW光波キャノンの予定だったが、月光が強化されたからには、ね……

ENの割には衝撃が高めの武器で構成されており、スタッガーも取りやすい。
光波と拡散レーザーでスタッガーを取り、収束レーザーで追撃するのが基本戦術。


欠点はEN出力がかなりカツカツなこと。
ALULAを付けられない程キツイし、EN回復も遅め。

あと、レザショの弾持ちもよくない。
余り長期戦向けではないが、機体1つで逃がされた以上換える余地も無かった。
が、モンキー君はしっかり対策してます。


あと、名前がボイジャー2号から1号になった。

ボイジャー1号は、実は2号より後に打ち上げられた。だが現在は2号より遠くに行っており、地球から最も離れた位置にある人工物らしい。
つまり最も高く飛んでいる存在とも言える。


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