--------------------
捕虜救出阻止
作戦領域:べリウス南部-汚染市街
依頼者:オールマインド
作戦目標:重要人物排除/敵部隊殲滅
報酬:-
詳細
・ルビコン解放戦線によって行われる捕虜救出作戦の阻止
および同組織の思想的指導者「サム・ドルマヤン」の排除
--------------------
MISSION BRIEFING
「それでは、記念すべき初ミッションの内容を説明いたしましょうか」
「ルビコン解放戦線が、捕虜となった重要人物の奪還作戦を計画しています」
「目標地域は、べリウス南部の汚染市街、ベイラム・インダストリーの拠点」
「主要奪還目標は、ルビコン解放戦線の思想的指導者、『サム・ドルマヤン』です」
「貴方には、この作戦を阻止するとともに、彼を排除していただきます」
「……ルビコン解放戦線の戦力を削ぐことは、計画の第1要件達成の後押しとなるでしょう」
「なにより、彼は我々の計画に関する情報の一端を握っている」
「……確実に、排除してください」
「ミッション開始です。まずは目標地点に移動してください」
汚染市街、ベイラムの拠点から少し離れた場所に降り立ち、オールマインドの首輪付きとしては最初のミッションが始まった。
内容は、解放戦線の思想的指導者であるサム・ドルマヤンの排除。最初から飛ばすものだ。
ちなみに、オールマインドの計画については、少し前に大雑把な説明を受けたのみだ。
それに関しても、コーラルリリースとかその辺の核心的な情報に関しては大分ぼかされて伝えられており、まあ今のところ俺はただの戦力に過ぎないといった感じだ。
まあ、いい。
ACを駆り、任務をこなす。そのことに変わりはないのだから。
「解放戦線の奪還部隊ですが……輸送ヘリが1機と、その護衛にACが1機です」
秘匿回線からオールマインドの声がして、情報を伝えてくれる。
何気に、極貧傭兵時代では考えられなかったオペレータのようなものである。
「ACの名は『バーンピカクス』。搭乗者はインデックス・ダナム、Fランクです。戦力としては乏しいと言わざるを得ませんね」
ほう。どうやら、「独立傭兵レイヴン」こと「強化人間C4-621」は解放戦線からの依頼を受けなかったらしい。となると……
「サム・ドルマヤンを確実に排除するためには、解放戦線に彼を1度救出させた上で輸送ヘリを叩くのが良いでしょう。まずはベイラムの部隊を撹乱し、輸送ヘリを目標地点に到達させることを推奨します」
「……そうなるな」
解放戦線と違って、こちらは歩兵戦力を有している訳ではない。収容施設からドルマヤンを引っ張り出すまでは奴らにやってもらった方が上手くいくだろう。
だが、護衛がインデックス・ダナムだけでは、ドルマヤンの収容地点までヘリが保つかも怪しいところだ。
要するに、こちらでテコ入れをする必要があるということである。
「……別方向から新手だ!」
「解放戦線の雇われか……?」
早速、解放戦線の部隊とは別の方向から突入。ベイラムの防衛戦力を蹴散らしていく。
「何だ、こいつ……?」
「見慣れない機体だ……」
MTを搭載して待機している輸送機にバズーカを撃ち込み、バーストライフルでドローンを撃ち落とす。
近くにいた2脚MTには、逆関節の脚力を活かした強烈な蹴りを叩きこんだ。
「アセンブラージュ」の両肩にある特殊ミサイルは、対多数戦にはあまり適さない。
故に、掃討は基本ライフル、バズーカ、そして蹴りのみで行うことになるが、それを差し引いても「アセンブラージュ」の掃討能力はそれなりにある。
「クソ……持ちこたえろ! このままでは捕虜が……!」
蹴りを放ちながらチャージしていたライフルで3点バーストを放ち、近くにいたMTを撃破。
動く兵器類を粗方片付けたことを確認し、次はガトリングやミサイル砲台を潰しにかかる。
「ベイラムの部隊が混乱している……? いったい何が……」
「……今は構うな、とにかく同志の救出を急ごう」
第3勢力の介入により混乱するベイラム部隊、当然解放戦線の救出部隊もそれに不審さを覚えるが、だからといって目の前に転がってきた同志救出のチャンスを逃すこともできないようだ。
「メッサムを……収容した。これよりC地点に向かう」
「畜生……メッサム……!」
同胞の死を嘆く、ヘリの操縦士と救出された少女の声。
ヘリは第2地点を通過し、いよいよ最終地点に差し掛かった。
「情報によれば、次の地点にはサム・ドルマヤンが収容されているようです。救出開始と共に護衛を叩いてください。同時にこちらで通信の切断を行います」
「……了解」
秘匿回線から聞こえるオールマインドの指示通り、ヘリに接近する。
「C地点到達……帥父ドルマヤンを救出する。あと1歩だ……よろしく頼んだぞ、同志ダナム」
「ああ、コーラルよ、ルビコンと共にあれ……何っ!?」
救出が始まり、護衛が足を止めたタイミングで仕掛ける。
物陰から「バーンピカクス」にバズーカを撃ち込み、そのままライフルを連射しながら躍り出た。
同時に、オールマインドはジャミングを展開。救出部隊と護衛間の情報共有を断つ。
何も知らない救出部隊がドルマヤンを連れて戻って来た頃には、護衛は消えてヘリは丸裸、という寸法だ。
ちなみに、俺たちには秘匿回線を含めたすべての通信が丸聞こえ、割り込みも自由らしい。
……通信関連についてはオールマインドの右に出るものはいないと言っていいかもしれないな。
「貴様、一体何者――」
奇襲を受けた「バーンピカクス」は、少し遅れて左手の小型バズーカを構える。
だが遅い。そこから榴弾が放たれるより早く、逆関節の脚部が「バーンピカクス」を打ち据えた。
「くっ、侵略者め……!」
不意打ちのバズーカにより少なくないACS負荷を受けていた「バーンピカクス」は、その衝撃がとどめとなって
すかさずバーストライフルのチャージショットを叩きこんだのち、さらに蹴る。
「おのれ……だが私はコーラルの戦士、ここで屈するわけには……!」
蹴りで盛大に吹き飛び、そこでようやく
だが、その左右から挟み込むように、爆導索の尾を引く特殊ミサイルが飛来する。
「灰かぶりて……我ら……」
連鎖爆発を起こすそれは、
最後の爆発がとどめとなって、その旧式ACは動きを止めた。
「AC『バーンピカクス』の撃破を確認。素晴らしいでしょう? 我々のパーツの性能は」
「……ま、癖が強いのは否めないが、使いこなせば強いのは間違いないな」
「そうでしょうそうでしょう、分かればいいんですよ分かれば……さて、後はサム・ドルマヤンの救出を待って……」
「馬鹿な……!
「あ、あれ?」
輸送ヘリの人員が放った困惑の叫びと、オールマインドの素っ頓狂な声が響く。
「お、おかしいですね? 確かに情報ではここに……」
直後、付近にあった格納庫の隔壁が、爆音を立てて内側から吹き飛んだ。
「この反応は……AC……?」
煙の中から姿を現したのは、ベイラム製の標準フレームで構成されたACだ。
装備もベイラム製をメインに固められたそれは、塗装すらされていない。
そのACは、こちらの姿を認めるなり、右手に持ったアサルトライフルを投げ捨てる。
同時に、通信機から
「見つけたぞ……ルビコンの脅威……!」
初期ジェネの価格
-
もっと安い
-
50,000
-
60,000
-
70,000
-
80,000
-
90,000(霊台と同額)
-
100,000
-
110,000
-
もっと高い