ウマ娘に転生した(させられた)代理ちゃん 作:Yuyuyu-nekeneko67
ウオッカ「なぁ……お前さ、レースに出るのか……?」
ロジャー「……うん、出るよ」
ウオッカ「じゃあ……夢は?」
ロジャー「……夢かぁ……」
ロジャーはしばらく考えて、答えた。
ロジャー「私、走ったことない。。」
走ったことない!?いや、、さすがにないだろ。小学校で走らなかったのか?
ウオッカ「え、なんでだよ!?」
ロジャーはかなり悩んだあと、
ロジャー「他の人に言わないでね」
ウオッカ「ああ、うん」
ロジャー「……私、転生者なんだよね。なんかさっき転生させられたから、走ってないってわけ」
ウオッカ「転生者!?」
ロジャー「うん、そう」
ウオッカ「……てか、夢ないのか?」
ロジャー「うーん……無敗?どうせなら三冠とか?」
ウオッカ「無敗で三冠……!今まで誰も成し遂げていないけど……!いいなそれ!」
ロジャー「ん?……あ、ありがと」
ロジャーは一瞬不思議そうな顔を浮かべたが、すぐにまた笑みを浮かべた。
ウオッカ「あ、俺の夢はな……いや、これはまだ言わない方がいいか……」
ロジャー「え?」
こんなすごい夢言われたら自分の夢がちっぽけに見えちまったわ……
今まで俺の夢は笑われたことしかない。友達にも、教官にも、母ちゃんにだって。
理由はいたって簡単、俺が左耳飾りのウマ娘だから。
路線は耳飾りのついている耳で決まる。右耳ならクラシック路線、左耳ならティアラ路線を目指すのが普通だ。
また一般的に三冠というとクラシック路線三冠のこと。
ロジャーはまだ耳飾りはついていないけど、きっと右耳飾りのウマ娘なんだろうな……
ウオッカ「いつか言うよ。その時まで取っておく」
ロジャー「……わかった」
ウオッカ「……暇だな」
ロジャー「確かに……。あ、そうだ!今日さ、買い物行こうかなと思うんだけど」
ウオッカ「おお!いいじゃねぇか!」
ロジャー「一緒に行く?」
ウオッカ「いいのか!?」
ロジャー「うん、いいよ。さっきたづなさんからお小遣いもらったし私服なんて持ってないから買いに行かないとなんだよね……」
ウオッカ「俺もあんまり私服とか持ってねぇから買いに行くか!」
こうして俺たちは二人で買い物に行くことになった。
ロジャー「よし、準備できたし行こうか」
ウオッカ「おう!」
ロジャー「まずどこから行こうか?」
ウオッカ「うーん……とりあえずカフェテリア行くか?腹減ってきたし……」
ロジャー「……たしかに。そうしよ」
そんなこんなでカフェテリアについた。
ウオッカ「あ、ここの料理うめーんだぜ!」
ロジャー「へー、そうなんだ」
ウオッカ「とりあえず食べようぜー」
ロジャー「うん!」
ということでとりま席に着く。するとあるウマ娘から声をかけられた。
ゴールドシップ「よおウオッカ!……なあ、そのとなりのウマ娘誰だ?」
メジロマックイーン「見ない子ですわね」
ゴルシとマックイーンだ。この二人は仲がいい。
ウオッカ「ああ、こいつか?今日から同室なんだよ」
ゴルシ「へー、そうなのか!アタシはゴールドシップ。よろしくな!」
マックイーン「メジロマックイーンですわ。よろしくお願いします」
ロジャー「ロジャーステイルです。よろしくね」
ウオッカ「……なあ、ロジャーってどこ出身なんだ?」
ロジャー「……秘密かな」
ゴルシ(なんか訳ありっぽかったし、聞かない方がいいか……)「そうだ!一緒になんか食おうぜー」
ウオッカ「お、いいな。俺も腹減ってたし」
マックイーン「あら、私もご一緒してよろしくて?」
ゴルシ「おう!いいぜー!」
……こうして俺たち四人は一緒に食事をとることになった。
マックイーン「わたくし、スイーツが好きですの。ロジャーさんはスイーツはお好きで?」
ロジャー「うん、好きだよ!」
ゴルシ「お、ならおすすめの店教えてやるよ!アタシが考えた最高のスイーツを出す店があるんだ!」
ウオッカ「……俺も行ったことあんだけどよ、結構すごいんだよな」
マックイーン「……私もご一緒してよろしくて?」
ウオッカ「おう!いいぜー!」
ゴルシ「じゃあまた後日決めようぜ!……でお前(ロジャー)さ、マジでどこから現れたんだ?」
ロジャー「それは……また今度話すよ」
ゴルシ「なんだよそれー」
ウオッカ「気になるじゃねぇか!」
ロジャー「……ごめんね。今はまだ話せないんだ……」
ゴルシとマックイーンは残念そうにしていたが、それ以上追求してくることはなかった。
ということで俺たちはカフェで昼飯。
従業員「ご注文はお決まりでしょうか」
ウオッカ「えーっと、俺はオムライス!」
ゴルシ「アタシはカレーライス!」
マックイーン「私はサンドイッチで」
ロジャー「……私はこの季節のフルーツパフェにしようかな」
ウオッカ「お!いいな!」
ゴルシ「いいセンスしてるじゃねぇか!」
マックイーン(……ロジャーさんはどこか不思議な方ですわね……。でも、悪い方には見えないし……)
ゴルシ「じゃあ注文するぜー」
ウオッカ「おう!」
ロジャー「……楽しみ」
従業員「注文を繰り返します。オムライスがお一つ、カレーライスがお一つ、サンドイッチがお一つ、季節のフルーツパフェが一つでよろしいでしょうか?」
ゴルシ「おう!」
ウオッカ「はい!」
マックイーン「ええ」
ロジャー「はい」
従業員「かしこまりました。少々お待ちくださいませ」
ウオッカ「いやー、楽しみだな!」
ゴルシ「だな!……あ、そうだ。ロジャーってどんな走り方するんだ?」
ロジャー「私?うーん……たぶん先行以外ならできるんじゃないかな……」
ゴルシ「おお!じゃあ今度併走しようぜ!」
ロジャー「うん、いいよ」
ウオッカ「……俺もいいか?」
ロジャー「あ、うん、もちろん!」
こうして俺たちは料理が来るのを待った。そして……
従業員「お待たせいたしました。ごゆっくりどうぞ」
ウオッカ「おお!来たぞー!」
ゴルシ「うひょー!美味そうじゃん!」
ロジャー「おー、美味しそうだね」
みんな「いただきまーす!」
マックイーン(……これはとても美味しいですわね)モグモグ
ロジャー「さすがトレセン……量が多い……」
ウオッカ「ん?そうか?これくらい普通だろ?」モグモグ
ゴルシ「アタシもそう思うぜ!」モグモグ
ロジャー「……二人ともよく食べるね」
ウオッカ「まあな!これでも足りねぇくらいだし……」
ゴルシ「アタシはまだまだいけるけどな!」
ロジャー(すごい……)
こうして俺たちは楽しいひとときを過ごしたのだった。
今度こそ商店街に行くぜーbyウオッカ
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