ウマ娘に転生した(させられた)代理ちゃん 作:Yuyuyu-nekeneko67
~夜~
私はお風呂に入り、今日適当に買ったパジャマに着替えて部屋に戻った。
ウオッカ「そういえば明日から夏休みか……」
ロジャー「え?そうなの?」
ゴルシ「ああ、そうだぜ。明日で1学期は終わりだからな」
ロジャー「そうなんだ……夏にしては暑くないねー」
ウオッカ「え?そうなのか?」
私のさっきのとまったく同じ反応をするウオッカ。
ロジャー「この時期は普通に30度超えだよー」
ウオッカ「暑すぎね?どうなってんだよ日本」
ロジャー「うーん……地球温暖化?」
ウオッカ「あー、それかもなー」
そんな会話をしていた。すると……。
コンコンッ……!
誰かが部屋を訪ねてきたようだ。誰だろう……?そう思っているとドアが開き、そこには……。
ルドルフ「失礼するよ」
ロジャー「え!?ルドルフさん!?」
ルドルフ「やあ、ロジャー。こんばんは」
なんと生徒会長のシンボリルドルフが部屋に入ってきた。突然のことに私は驚きを隠せなかった。
ロジャー「ど、どうしてここに……?」
ルドルフ「いや、ちょっと君と話がしたくてね」
ロジャー「……そうなんですか」
私は戸惑いながらも返事をした。
シンボリルドルフって結構イケメンなんだよねー。
まあそんなこと考えてても特になにも意味はないけどね。
ルドルフ「ロジャー、君さえ良ければなんだが……明日一緒に出かけないか?」
ロジャー「え!?私とですか!?」
ルドルフ「ああ、そうだ」
ロジャー「ウオッカさん、明日予定ある?」
ウオッカ「いや、特にないぜ」
ロジャー「……じゃあ行く!」
ルドルフ「よかった……では明日の10時に校門前に集合だ。楽しみにしているよ」
私は頷きながら返事をした。すると……。
ルドルフ「おっと、もうこんな時間か……そろそろ失礼するよ」
ロジャー「あ!はい!おやすみなさい!」
ルドルフは手を振りながら帰っていった。
ウオッカ「楽しめよ!」
ロジャー「うん」
ウオッカ「じゃ、今日は早めに歯磨きして寝るぞー」
ロジャー「うん!」
私はウオッカと一緒に歯を磨き、寝る準備をした。そして……。
~翌日~
私は昨日買った服に着替えて寮を出た。昨日のTシャツ・ジーパンとバッグ(財布入り)だ。
ロジャー(よし!)
気合いを入れながら待ち合わせ場所に向かう。するとそこにはもうルドルフがいた。さすがは生徒会長だねーと思いながら声をかけることにした。
ロジャー「おはようございます」
ルドルフ「おはよう、ロジャー」
ロジャー「どこに行くんですか?」
ルドルフ「中京レース場だ。メイクデビューを観に行くぞ」
え、中京って。
ロジャー「愛知まで行くんですか!?」
ルドルフ「そうだ」
ロジャー「え?新幹線で行くんですか?」
ルドルフ「ああ。交通費は私が出すから心配しなくていい」
ロジャー「え、でも……」
ルドルフ「気にしなくていい。さあ行こう」
私は言われるがまま新幹線に乗った。そして……。
~中京レース場~
ロジャー「おおー!すごい!」
ルドルフ「ああ、すごいだろう。」
私たちは中京レース場に着いた。とても広くて大きい建物だった。私は興奮しながら中に入っていった。そして……。
~観客席~
ロジャー「ここならよく見えるね!」
ルドルフ「そうだな」
私達は観客席に座ってレースが始まるのを待っていた。すると……。
実況『さあ始まりました!第4R、メイクデビュー中京競馬場芝1400mコースです!』
解説『今回もいいメンバーが揃いましたね』
実況『そうですね!特に注目したいのは8番チェリーブロッサムですね!』
解説『そうですね。やる気十分、いい仕上がりです』
実況『さあ、各馬ゲートに入っていきます。ゲートイン完了!……スタートしました!』
ロジャー「おおー!」
実況『ここでまずチェリーブロッサムがハナに立ちました!後続との差をどんどん離して行きます!今は……なんと5馬身も離しています!これはすごい!』
解説『いいですね。逃げ切れるかもしれません』
ロジャー「おお……」
彼女の走りは誰をも魅了していく。でも私は、不思議なことがあった。
あの子、前仲良かった子に似てるような……。
私の転校した友達に見た目が似ているような気がした。
まあ何年も前だからあまり覚えていないんだけど……。
実況『さあコーナーをまわって終盤に入って来ました!先頭は依然チェリーブロッサム!このまま逃げ切るのか!後続との差は6馬身、7馬身、8馬身とどんどん開いていきます!』
解説『これは決まりましたね。彼女の勝ちです』
実況『今ゴールイン!1着はチェリーブロッサム!2着とは10馬身差をつけての完勝です!』
ロジャー「おおー……!」
ルドルフ「すごいな……」
私達はレースが終わってからもしばらくその場にいた。そして……。
~レース場近くのカフェ~
ロジャー「さっきのレース……すごかった!」
ルドルフ「ああ、そうだな」
私たちはカフェで感想を言い合っていた。すると……。
店員「お待たせしましたー!こちらカフェオレと紅茶でございます!」
店員が注文した飲み物を運んできた。私は早速一口飲んでみた。すると……。
ロジャー「うまっ……」
とても美味しかったので思わず声が出てしまった。
ルドルフ「ふふっ、気に入ってくれたようで良かった」
ロジャー「はい!とっても美味しいです!」
店員(かわいい……)
私たちはカフェオレと紅茶を楽しんだ後、レース場を後にした。
~帰り道~
ロジャー「今日はありがとうございました!」
ルドルフ「こちらこそありがとう。とても楽しかったよ」
ロジャー「私もです!」
ルドルフ「……また一緒に観にいこうか」
ロジャー「はい!ぜひお願いします!」
そんな会話をしながら駅まで歩いた。すると……
チェリーブロッサム(以下、チェリー)「あ、会長だ……おーい!」
ルドルフ「ん?」
ロジャー「え……?」
チェリーブロッサムは私たちに駆け寄ってきた。そして……。
チェリー「会長、こんなところで何してるの?もしかしてデート?」
ルドルフ「……いや、違うよ」
ロジャー「……」
私は彼女のことをじっとみていた。やっぱり……
ロジャー「ねぇ……サクラだよね?」
チェリー「……え?」
私の前の友達、サクラ。その子と特徴が……というか耳としっぽ以外完全に一致していた。
ロジャー「……」
チェリー「……えっと……私のこと知ってるの?」
ロジャー「うん」
チェリー「……???」
ロジャー「あ、わかんないか。流星でわかんなくなるね」
チェリー「あ!もしかして……ロジャー?」
ロジャー「そうだよー」
あ、よかった。やっぱりサクラだ。
ルドルフ「……よかったな、ロジャー」
ロジャー「うん!」
チェリー「じゃあ、改めて自己紹介するね。私はチェリーブロッサム!よろしくね!あ、チェリーって呼ばれるの慣れちゃったからチェリーって呼んでー」
ロジャー「うん!よろしく!」
ルドルフ「それでは、寮に戻ろうか」
ロジャー「はーい」
こうして私はルドルフとチェリーと一緒に寮に戻った。
主の語彙力がないせいでカイチョーの語彙力もない。