ウマ娘に転生した(させられた)代理ちゃん   作:Yuyuyu-nekeneko67

6 / 16
第6R 友達

~夜~

私はお風呂に入り、今日適当に買ったパジャマに着替えて部屋に戻った。

ウオッカ「そういえば明日から夏休みか……」

ロジャー「え?そうなの?」

ゴルシ「ああ、そうだぜ。明日で1学期は終わりだからな」

ロジャー「そうなんだ……夏にしては暑くないねー」

ウオッカ「え?そうなのか?」

私のさっきのとまったく同じ反応をするウオッカ。

ロジャー「この時期は普通に30度超えだよー」

ウオッカ「暑すぎね?どうなってんだよ日本」

ロジャー「うーん……地球温暖化?」

ウオッカ「あー、それかもなー」

そんな会話をしていた。すると……。

コンコンッ……!

誰かが部屋を訪ねてきたようだ。誰だろう……?そう思っているとドアが開き、そこには……。

ルドルフ「失礼するよ」

ロジャー「え!?ルドルフさん!?」

ルドルフ「やあ、ロジャー。こんばんは」

なんと生徒会長のシンボリルドルフが部屋に入ってきた。突然のことに私は驚きを隠せなかった。

ロジャー「ど、どうしてここに……?」

ルドルフ「いや、ちょっと君と話がしたくてね」

ロジャー「……そうなんですか」

私は戸惑いながらも返事をした。

シンボリルドルフって結構イケメンなんだよねー。

まあそんなこと考えてても特になにも意味はないけどね。

ルドルフ「ロジャー、君さえ良ければなんだが……明日一緒に出かけないか?」

ロジャー「え!?私とですか!?」

ルドルフ「ああ、そうだ」

ロジャー「ウオッカさん、明日予定ある?」

ウオッカ「いや、特にないぜ」

ロジャー「……じゃあ行く!」

ルドルフ「よかった……では明日の10時に校門前に集合だ。楽しみにしているよ」

私は頷きながら返事をした。すると……。

ルドルフ「おっと、もうこんな時間か……そろそろ失礼するよ」

ロジャー「あ!はい!おやすみなさい!」

ルドルフは手を振りながら帰っていった。

ウオッカ「楽しめよ!」

ロジャー「うん」

ウオッカ「じゃ、今日は早めに歯磨きして寝るぞー」

ロジャー「うん!」

私はウオッカと一緒に歯を磨き、寝る準備をした。そして……。

~翌日~

私は昨日買った服に着替えて寮を出た。昨日のTシャツ・ジーパンとバッグ(財布入り)だ。

ロジャー(よし!)

気合いを入れながら待ち合わせ場所に向かう。するとそこにはもうルドルフがいた。さすがは生徒会長だねーと思いながら声をかけることにした。

ロジャー「おはようございます」

ルドルフ「おはよう、ロジャー」

ロジャー「どこに行くんですか?」

ルドルフ「中京レース場だ。メイクデビューを観に行くぞ」

え、中京って。

ロジャー「愛知まで行くんですか!?」

ルドルフ「そうだ」

ロジャー「え?新幹線で行くんですか?」

ルドルフ「ああ。交通費は私が出すから心配しなくていい」

ロジャー「え、でも……」

ルドルフ「気にしなくていい。さあ行こう」

私は言われるがまま新幹線に乗った。そして……。

~中京レース場~

ロジャー「おおー!すごい!」

ルドルフ「ああ、すごいだろう。」

私たちは中京レース場に着いた。とても広くて大きい建物だった。私は興奮しながら中に入っていった。そして……。

~観客席~

ロジャー「ここならよく見えるね!」

ルドルフ「そうだな」

私達は観客席に座ってレースが始まるのを待っていた。すると……。

実況『さあ始まりました!第4R、メイクデビュー中京競馬場芝1400mコースです!』

解説『今回もいいメンバーが揃いましたね』

実況『そうですね!特に注目したいのは8番チェリーブロッサムですね!』

解説『そうですね。やる気十分、いい仕上がりです』

実況『さあ、各馬ゲートに入っていきます。ゲートイン完了!……スタートしました!』

ロジャー「おおー!」

実況『ここでまずチェリーブロッサムがハナに立ちました!後続との差をどんどん離して行きます!今は……なんと5馬身も離しています!これはすごい!』

解説『いいですね。逃げ切れるかもしれません』

ロジャー「おお……」

彼女の走りは誰をも魅了していく。でも私は、不思議なことがあった。

 

あの子、前仲良かった子に似てるような……。

 

私の転校した友達に見た目が似ているような気がした。

まあ何年も前だからあまり覚えていないんだけど……。

実況『さあコーナーをまわって終盤に入って来ました!先頭は依然チェリーブロッサム!このまま逃げ切るのか!後続との差は6馬身、7馬身、8馬身とどんどん開いていきます!』

解説『これは決まりましたね。彼女の勝ちです』

実況『今ゴールイン!1着はチェリーブロッサム!2着とは10馬身差をつけての完勝です!』

ロジャー「おおー……!」

ルドルフ「すごいな……」

私達はレースが終わってからもしばらくその場にいた。そして……。

~レース場近くのカフェ~

ロジャー「さっきのレース……すごかった!」

ルドルフ「ああ、そうだな」

私たちはカフェで感想を言い合っていた。すると……。

店員「お待たせしましたー!こちらカフェオレと紅茶でございます!」

店員が注文した飲み物を運んできた。私は早速一口飲んでみた。すると……。

ロジャー「うまっ……」

とても美味しかったので思わず声が出てしまった。

ルドルフ「ふふっ、気に入ってくれたようで良かった」

ロジャー「はい!とっても美味しいです!」

店員(かわいい……)

私たちはカフェオレと紅茶を楽しんだ後、レース場を後にした。

~帰り道~

ロジャー「今日はありがとうございました!」

ルドルフ「こちらこそありがとう。とても楽しかったよ」

ロジャー「私もです!」

ルドルフ「……また一緒に観にいこうか」

ロジャー「はい!ぜひお願いします!」

そんな会話をしながら駅まで歩いた。すると……

チェリーブロッサム(以下、チェリー)「あ、会長だ……おーい!」

ルドルフ「ん?」

ロジャー「え……?」

チェリーブロッサムは私たちに駆け寄ってきた。そして……。

チェリー「会長、こんなところで何してるの?もしかしてデート?」

ルドルフ「……いや、違うよ」

ロジャー「……」

私は彼女のことをじっとみていた。やっぱり……

ロジャー「ねぇ……サクラだよね?」

チェリー「……え?」

私の前の友達、サクラ。その子と特徴が……というか耳としっぽ以外完全に一致していた。

ロジャー「……」

チェリー「……えっと……私のこと知ってるの?」

ロジャー「うん」

チェリー「……???」

ロジャー「あ、わかんないか。流星でわかんなくなるね」

チェリー「あ!もしかして……ロジャー?」

ロジャー「そうだよー」

あ、よかった。やっぱりサクラだ。

ルドルフ「……よかったな、ロジャー」

ロジャー「うん!」

チェリー「じゃあ、改めて自己紹介するね。私はチェリーブロッサム!よろしくね!あ、チェリーって呼ばれるの慣れちゃったからチェリーって呼んでー」

ロジャー「うん!よろしく!」

ルドルフ「それでは、寮に戻ろうか」

ロジャー「はーい」

こうして私はルドルフとチェリーと一緒に寮に戻った。




主の語彙力がないせいでカイチョーの語彙力もない。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。