UB?なにそれ美味しいの?   作:白井あおい

7 / 24
どうでもいいけどなんで60人になったの?って補足。ジキ兄の視点…?


4.5.密談

「貴様ら、今年度は60人にヒーロー科を増やせ」

 

公安委員会の昼下がり。(オレ)はクズ共に向かい決定事項を突きつけた。

 

「馬鹿も休み休みに言え。もう一回言ってみろ」

「愚物が…聞こえているのに聞き返すのは愚の骨頂だ。まあ、何度でも言ってやろう。貴様ら、今年度は60人にヒーロー科を増やせ」

 

阿呆の言葉に言い返した途端、騒がしくなる会場。そこまでおかしなことではないだろうに、なぜここまで騒ぐ必要があるのだろうか。

 

「一応、理由も聞いておこう…」

「はぁ。貴様らに期待した(オレ)が愚かだった。やはり愚物はそのままだな」

 

わざとらしく奴らに聞こえるようにため息をつき、説明をしておく。

 

「第一に、オールマイトに関して。平和の象徴足り得るものとして充分ではあるが…いかんせん次にオール・フォー・ワンと戦闘してしまえば容易に崩れ去る時間制限付きの象徴となる。しかし今から後発を作るのは不可能…故に数を増やして対処せねばならない。その為の施行策として60名に、という理由」

 

「第二に、世界での犯罪率の増加。ここ数年、どうやら犯罪の回数が倍々式に増えてきている。その中には勿論日本も含まれており、オールマイトが消えた瞬間に増加するであろう。それだけならまだヒーローが辞めなければ対処できるが、度重なる犯罪全てに正しく対処できなくてはヒーロー不信に陥り、自衛の術を用いてさらに被害は増加…という負のスパイラルが生まれるだろう。オールマイトにこの国が頼りすぎていた弊害だな。また、現在であれば個性も(オレ)らの世代よりも異常に発達しており、『雄英高校に落ちた』というそれだけの理由で逆恨みして特攻してくる捨て駒も出ないとは限らない。更に重ねるのなら、それに乗じて闇組織が関与するということも可能性の一つとして考えられるのが理由」

 

「第三に、拾い子の事件の未解決。データの中から最低でも五、最大で二十が脱走者として逃亡している。危険性から保護又は監視下に置かなければならず、十年経った今でも放置をすることは到底できない。現在なら中学3年生…受験の合否に関わらずそのような者共を入学させなければならない。下手をしたらヴィランに与しているような輩もいるかも知れないが、無知蒙昧でしかない輩を利用するならする組織を崩壊させればよかろう。放置するより危険なことはない、瀬戸際の対策としての理由」

 

「第四に、我が姉上が半年寝込むほどの予言で担任の増加をしなければ確実に二人死ぬ、とな。ただ副担任であるとどうしてもヒーローとの兼任の都合上全員の名前を覚えるのは不可能。マークしたとしてもそれは間違いなく失敗することが目に見えている…それならばいっそ一クラスを増やしたほうがわかりやすい。フォローに入らなければならないのが非常に多そうなのも一つの理由」

 

一息に話し切った(オレ)は、公安の愚物共からの反論を待つ。

 

「馬鹿たれ!オールマイトが倒れるなど有り得ぬ!」

「そのようにオールマイトに対しての盲目的な信頼があるからこそ抜けた時の穴は大きい。オールフォーワンとの戦いによって引き分けに持ち込んでから五年…普通、倒れてもおかしくない傷を残してあえて放置して身を隠しているのはあちらも大きな怪我を負った証拠…と、思っているのだろう?」

 

「その推理を踏まえて考えたかっただろう。が、裏社会の情報屋曰く、『超再生』持ちの個性の殺し屋が殺害されたらしい。首を飛ばされても殺しにくる関係上、間違いなく剥がした後に殺した…それが自然だ」

「だから何だと言うのだ。然程変わりあるまい」

 

全く、ここまで情報が出揃っているのに何故わからないのだろうか。公安の脳の腐り具合に呆れ返る。

 

「非常に重要だ。超再生を踏まえればこの五年間、奴も動いて個性を蓄えていた、ということだ。もしかすれば奴の周到さのことだ、自身が敗れてもいいように後継者を育てているのかもしれんな。となると、今度はどちらが死んでもおかしくないコロシアイに発展していく他あるまい。それによって殺害されたあと貴様らは民衆の不信と戦える材料はないだろう?」

「…だが、認めることはできん」

「無能が…吠えることしか能のないなら黙ればよいのではないか?なに、別に(オレ)は公安と契約をした立場だがな、それでも貴様らを殺してヴィランサイドでも構わんのだ」

 

「とにかく、貴様らは黙ってこれに従え。いいな?」

 

騒ごうとする奴らに対し、暴食の触手を出して牽制をする。

 

「雑種が…生きているのは(オレ)の裁量ということを忘れるな」

 

触手で随分と広くなった会場から後にした。さて、主に報告せねば。

 

 

 

 


 

「はい、貴方の通りに。…しかし、これでは誰か落ちぶれるのでは…?」

 

「なるほど…?理解しました…」

 

「はぁ…もっと砕けた口調にしろ、と…?というより昔に戻れ…?」

 

「……はいはい、この口調でいいか。…やっば。というよか、それなら俺はどのタイミングで…?」

 

「わかったよ。やりゃいいんだろ、やりゃ。相変わらずそこらへん徹底したいんだな…」

 

「ん…?まあいいけど…うん、うんそうか…そうかぁ…そうなりゃいよいよいよそうだな。…絶対に、ミスるなよ?」

 

 

「『オール・フォー・ワンオ(全ては貴方と私の為に)』…」

 

 

序章 僕の為のモラトリアム 

 

 

怪物(モンスター)

狩野斬夜に与えられた転生者特典。モンスターであると判断したならばそれを真似ることができる。性質上、真似る部分が怪物になる異形型に見えるが変化型の個性。デメリットとして戻したり治すだけで三大欲求が高まっていく。また、個性の関係上頭脳そのものは変わらないので、個性の活用は頭脳の強化にのみ託される。

 

 

『日光』

日中であれば最強。日没であれば最弱。シンプル。対になる。

 

『月光』

日没であれば最強。日中であれば最弱。シンプル。対になる。

 

『予言』

力=うつ病。長く長く寝込むような予言は重要。

 

『調薬』

薬にも毒にもなる。作り出した彼女次第の個性。果たして何を作るのだろうか。

 

『触手』

貴方は私のもの。白くて細長い檻。きっと、あなたも私の恋に気づくはず。心の底からの悪夢を貴方に。

 

『暴食』

危険なものは喰らう。大切なものを守る。たとえ何かを食らっても、喰らえぬものはなにもない。家族は必ず、守り切る。

 

『蛇』

蛇である。鱗が生え、長い舌を持ち、地を這い、ドぐろを巻く。絡みついて、離れない。爬虫類の、蛇。

 

 

残り不明個性   ??個




何だコレはたまげたなぁ…

「ふふっ、僕だってようやく動くんだよ!いちゃつきたいもん!」

別にやってもいいけどさぁ…やってもいいけどさぁ…?区切りどこ…?

「体育祭、林間、インターン…かな?」

まあやってみる…つーかいつ収集つくのかなぁ…?

どれヒロインがよき?

  • ウツロイド
  • アーゴヨン
  • ガブリアス
  • ゲンガー
  • イベルタル
  • ドラパルト
  • カイリュー
  • テッカグヤ
  • ルカリオ
  • リザードン
  • キュレム
  • 二つ以上
  • その他
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。