《魔王討伐RTA》多分これが最速だと思います。 作:サクラ
はい、皆さんどうも。こんな所から失礼します。 いや、こんな所って言ったらいつも此処にいるゴロツキの皆さんに怒られてしまうので辞めておきましょう。ワンルームで風を通しにくくて、豚がよく鳴いてそうな良いお部屋ですね。
さぁ、冗談は此処までにして今現在の状況を確認しておきましょう。初見の人もいるでしょうし、優しくて気が聞く五歳児だ。(自画自賛)
現在は、先程この子がやらかしたせいで、今王都の地下牢にブチ込まれたって言うのが正しいですかね。
《我のせいか》
そうです、彼のせいです。何をしでかしたかと言うと、話は数分前に戻ります。
立ち入り禁止地区の近くで二人で王都に行きたいねって話をしていたんですよ。そしたらテラさんが《我の魔法ならひとっ飛びだ》って言い出したんで、嘘だろ〜って思いながらやって貰ったんです。
それが本当なら凄い便利ですし、場所の指定とかも出来るみたいなんで王都の王城近くにお願いしました。で、準備は万端でいざ移動ってなって。
移動した場所が王の寝室の主が寝ているベッドに転送したせいで、王は潰れそうになるわ。僕は近く過ぎてパニックになるわで兵を呼ぶ大騒ぎになりまして結局話を聞いてもらえず、王様を夜襲した五歳児って言う実績を解除してしまいました。
それで今こんな感じなんですけど、まあ結果オーライってことにしましょう。王様にも面識が出来たし、少しぐらい出会いに衝撃があった方が良いですしね。
「おい囚人、出て来い。王様がお前に頼みたい事があるらしい。それをこなせばそこから出してやるし、話も聞いてやろう」
そう牢の外の衛兵に言われ、王様の元へ行きます。なんか面倒臭そう。
「来たか、まず頼む前に色々言う事があるからな。覚悟しろ」
王様の長くなりそうなお話は、近くにあった高そうな壺を割る"覚悟"でスキップします。この時に強い態度を見せないと失敗するので自分の意思を見せつけましょう。
「お、お前に頼みたいのは"悪霊の館"の悪霊達の殲滅及び駆除、そして悪霊の館にいる者全員の
って事で、王国から離れて徒歩10分。交通インフラがあまり整っていないこの世界でこれはかなり良い物件です。が、ココからこの広いお屋敷を捜索するには残念ながら少しばかり、時間が足りないので。