ハイスクール・フリート〜時空を越えた航海日誌〜2 BATTLE OF 2026 【打ち切り】 作:小説設営隊隊長
尖閣諸島に中国工作員が上陸して、富士演習場で中国軍の多足歩行戦術機が侵入して動乱の時代が訪れようとした中、ペガサス計画の集大成である【いぶき型航空機搭載護衛艦】1番艦【いぶき】が、新たな矛と盾として進水したのだった。
注意 この話のあとがきで[重要なお知らせ]があります。
必ず読んでください。
2026年10月16日 13:00
東シナ海 先島諸島沖
派遣艦隊旗艦 第2護衛隊群第2護衛隊所属
護衛艦あたご
同 航海艦橋
艦長兼艦隊司令:涌井継治一等海佐「航海長。尖閣諸島まで後何海里だ?」
あたご航海長「あと、15海里です。」
涌井継治「了解。しらぬいにも伝えておくんだ。対空警戒を厳に頼むよ。」
あたご副長「は。それにしても、中国の連中もこまったものですな。海警局の船ならともかく、尖閣諸島沖に中国海軍の駆逐艦を寄越してくるとは……。」
涌井継治「まぁ、これも仕事のうちだよ。いぶきも無事進水して、例の学生艦隊も明日には全艦入渠明けするしな。さて、そろそろ行くとするかな?」
あたご副長「艦長。どちらへ?」
涌井継治「CICにだよ。突発的な戦闘があるかもしれんからな。」
あたご副長「わかりました。」
蒼海の海をかき分けながら、尖閣諸島へと急ぐあたごとしらぬい。
涌井継治達がCICに入った直後、しらぬいの対空レーダーが艦隊後方から急速に接近する機影を捉えた。
護衛艦しらぬい CIC
しらぬいレーダー手「4番スパイレーダー、目標探知!機数1!艦隊後方から急速に接近中!!」
しらぬい艦長「なに?!」
しらぬい砲雷長「対空戦闘用意!!」
しらぬい艦長「あたごにも詳細知らせ!!それと、戦闘用意が整っても絶対に撃つんじゃないぞ!!」
護衛艦あたご CIC
涌井継治「なに?!艦隊後方から機影?!」
あたご副長「艦長!!」
涌井継治『対空戦闘用意!!こっちから絶対に撃つなよ!!』
あたご副長「了解!!対空戦闘用意、急げ!!」
これにより、艦隊の雰囲気は一気に険しくなる。
あたご砲雷長「各部対空戦闘用意よし!!」
あたごレーダー手「機種特定!!中国海軍機の殲撃15型!機影1!!艦隊後方から接近中!!」
あたご副長「中国海軍の艦載機が、なぜこんなところに!」
あたご水雷長「まさか、中国海軍の空母が近くに?!」
すると、状況は悪化の一途を辿った。
殲撃15から、ミサイルシーカー波があたごに向けて発信されたのだ!
あたごレーダー手「殲撃15からFCS!!ロックオンされました!!」
涌井継治「なに?!」
次の瞬間、殲撃15から1発の対艦誘導弾が発射された。
あたごレーダー手「殲撃15から小型目標分離!!対艦誘導弾と思われます!!」
あたご砲雷長「対艦誘導弾?!」
あたご副長「た、対空戦闘!!ESSM攻撃!!」
涌井継治『待て!!レーダー手!ミサイルシーカー波は来ているか!!』
あたごレーダー手「ミサイルシーカー波の反応なし!!なおも接近中!!」
涌井継治『進路速度このまま!!対空戦闘そのまま待機!!』
あたご副長「か、艦長!!」
涌井継治『ミサイルは直進で来る!!これは威嚇だ!!絶対に撃つんじゃないぞ!!』
涌井の勘は的を射抜いていた。
殲撃15から発射された対艦誘導弾は無誘導で、わざと外れるようにセットされていたのだ。
あたごレーダー手「誘導弾、更に接近!!め、命中する!!」
あたご副長「応急修理班、即時待機!!火災・浸水に備えろ!!」
あたご水雷長「か、艦長!!CIWSの使用許可を!!」
涌井継治『絶対に撃つなよ!!これは命令だ!!』
対艦誘導弾があたごに命中………するかと思われたが、あたごのマストの左側を掠めて、海上へ着水したのだ。
あたごレーダー手「対艦誘導弾、外れました!!」
あたご応急修理員《本艦に被害なし!!》
あたご副長「は、外したのか……?」
あたご水雷長「わざと、なのか?」
涌井継治『次は威嚇じゃないぞ!!迎撃準備急げ!!』
その後、在日米軍の空軍機が尖閣諸島の警戒任務を肩代わりしたことにより、海上自衛隊の派遣艦隊は安全確保のため、任務を中止して佐世保へと撤退した。
後日、日本政府は中国政府に対して抗議文を発信したが、対する中国は【自国の領土を守るための正当な権利である】として自身の行為を正当化した。
2026年10月18日 08:30
横須賀基地
超大型直接教育艦 武蔵:戦闘艦橋
知名もえか「全艦、出港準備完了!!」
武蔵機関員《ガスタービン全機起動!!出力安定!!》
宗谷真雪「全艦、出港せよ!」
朝日とともに、近代化改修を受けた学生艦隊が完熟訓練のため出港した。
近代化改修を受けた学生艦隊の概要を遅ばきながらここで紹介しよう。
今回の改修では、各種装備の換装と性能の向上が行われた。
機関は地球温暖化を考慮して、ボイラー缶を全て撤去して、ガスタービンとディーゼル機関に換装。これにより、より高速性が増して駆逐艦タイプは40ノット以上で、大和型でも35ノットまで出せるようになった。
装備に関しては、全部の砲塔に最新タイプの自動装填装置が組み込まれて、新たに【CIC 戦闘指揮所】が組み込まれて戦闘指揮が格段に向上。
更に新たに対空兵器として【20mm高性能機関砲 CIWS】・【SeaRAM 近SAM11連装発射機】・【シースパロー近SAM8連装発射機】等が装備された。
相模湾沖
武蔵:戦闘艦橋
宗谷真冬「航空機発着艦訓練を始める!」
知名もえか「戦闘指揮所!航空機1機、発艦用意!」
武蔵:後部甲板
昇降機が格納庫からせり上がってきて、運搬してきた【SH-60K シーホーク】を発着スポットへと移動させる。
パイロット5《こちらシーホーク。発艦準備完了!》
航空機整備士7「り、了解!ベアトラップ、接続解除!準備ができ次第、発艦してください!」
パイロット5《こちらシーホーク。了解。》
激しいローター音と共に、シーホークが飛び上がった。
大和型及び金剛型と一部の駆逐艦はヘリコプター格納庫を増設して対潜能力が格段に上がり、軽巡洋艦は【はるな型】と【くらま型】を参考にして、ヘリコプター搭載軽巡洋艦と生まれ変わった。
そして、ヘリコプターの運用により新たに【飛行科】が創設されて、1クラス航空整備士とパイロット合計約13名と新しい教育体制が整いつつあった。
重巡洋艦には、海自のあきづき型と同じ【ミニイージスシステム】を搭載して、艦隊防空の性能を付与された。
戦艦に関しては、対空兵器と左副砲を撤去して、単装速射砲と各種ミサイル、VLSとスパイレーダーなどを搭載して、さながら【僕が考えた最強の戦艦】の様相を呈していた。
しかし、晴風改三に施された改修はかなり独特であった。
ミニイージスシステムを搭載して、対空兵器もCIWSとSeaRAMに変更したうえ、魚雷発射管はそのままにして、【対潜魚雷】と【Mk.47魚雷】も使用が出来るようにした。
その後、学生艦隊は各種兵装の試験運用を行い、ヘリコプターの発着訓練を行った後、米海軍第7艦隊と合同訓練を行った。
その様子はテレビでも放映されて、世界最大級の【ニミッツ級原子力航空母艦】と世界最大級の戦艦【大和型戦艦】が並走する姿がまさに絶賛という声が上がり、アメリカ軍でも既に予備役となっている【アイオワ級戦艦】を全艦再復帰させる計画が立ち上がったのだ。
そして、ここ横須賀基地では…………
海上自衛隊横須賀地方隊 逸見埠頭
坂本美緒「久しぶりだな、ミーナ。」
ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ中佐「元気そうで何よりだわ。宮藤さんも、少尉への昇進おめでとう。」
海上自衛隊第28航空隊所属:宮藤芳佳3等海尉「は、はい!ありがとうございます!」
ゲルトルート・バルクホルン大尉「なに?宮藤が2階級も昇進したのか?」
坂本美緒「北郷先生の計らいでな。優先的に現役復帰したんだ。」
エーリカ・ハルトマン中尉「へぇ〜。」
第501統合戦闘航空団の再結成に向けて、かつての戦士たちが着実に集結しつつあった。
そしてこの日、空母いぶきを主力とした【第5護衛隊群】と学生艦隊で構成された【第6護衛隊群】の結成が宣言された。
遂に役者は揃い、歴史の歯車は軋みを上げて動き出した!!
第3話[先島諸島占領?!護衛隊群、出撃せよ!!]
に続く…
重要なお知らせ
皆さんどうも。
作者の小説設営隊隊長です。
今回は皆様に重要な事をお話すべく、ここに参上した次第です。
先ずは………前作のUA数4000に到達しました!
こんな拙い小説ですが、読んでいただきありがとうございます!嬉しいです!はい!
次はかなり重要なことですが…………
本作【ハイスクール・フリート〜時空を越えた航海日誌〜2 BATTLE OF 2026】の更新を少しの間だけ、休止させていただくことにしました。
理由としましては、リアルの仕事(パン屋の仕事)が忙しく、モチベーションが危険値に突入しかけていることです。
幸い、今のところはアズレンでなんとか保てていますが、やはりこのままじゃいかんなと思い、休止させていただくことにしました。(これは疾走予告じゃないよ!)
それとは別に、モチベーションの回復を図るために【全く別の小説】を出そうかと思っています。
原作は【シンフォギア(原作あまり知らない)】か【クロスアンジュ(割といけるかも?)】のどちらかを考えてます。
進行方式は【掲示板形式】で聞かせてもらいます!(初めての試み)
モチベーションが回復して、投稿可能な状態になりましたら新小説の方でお知らせいたします。
今後とも、よろしくお願いいたします。