ハンマー少女はバズらない! 固有スキル【隠遁】で自由に探索してたら伝説になってました   作:chikuwabu

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サンタクロースは、いるんだよ

「というわけで。お前たち。今日はカレーの代わりに。ケーキとチキン。食べていいぞ」

 

 ヘノの言葉に、調理室に集まった多数の妖精たちから歓声が上がる。

 よくヘノたちと一緒に居る、強い自我を得ている子たちはもちろんのこと、それよりも小さな数多の妖精たち。

 中には、現在のクルラのように、少女の姿を得ていない光の珠の姿をした子などもいる。

 

 桃子は知っている。

 彼女たちはカレーが大好きだけれど、カレー以外も大好きだ。つまり、美味しいものはだいたい大好きなのだ。

 

 特に、大半の妖精たちが初めて目にするであろう、生クリームの乗っている甘くて美味しいクリスマスケーキは、この上なく大好評だった。

 

 ケーキに群がる数多の光を横目に、自分たちのチキンとケーキをお皿に確保しているのは人間の少女たち。桃子と柚花の二人である。

 二人とも、やはりまだ食べ盛りの若者なので、なんだかんだでクリスマスのケーキはもとより、チキンも好物の一つである。

 だがしかし、ケーキとチキンだけが乗せられた皿の上を見て、互いに何か『足りない』と感じていた。

 

「自分で買っておいてなんだけど、サラダも欲しいねえ」

 

「そういえばここって、お野菜ないんですよね」

 

「八百屋さんのお野菜って、人工的に品種改良されてきたものが殆どだからね。ダンジョンの中で自生してる植物だと、ああいう食べやすいものはなかなか見つからなくて」

 

「そのくせ果物は豊富なのはなんなんでしょうね、ダンジョンって」

 

 皿に盛られた大量のチキン。

 桃子も柚花も、特別にサラダが好物というわけではないものの、こう肉ばかりだと付け合わせに何かしらのサラダが欲しくなってきたのだった。

 とはいえ、今から地上に出てサラダを購入してこようと思うほどではない、絶妙な塩梅の欲求だ。

 そしてその絶妙な欲求がどうにかならないものかと二人で考えてから、柚花が一つのアイデアを導き出した。

 

「あ、薬草とかって水で洗ってお皿に盛ったらサラダっぽくなりませんかね?」

 

「……やってみる?」

 

「……やってみます?」

 

 薬草ならば、畑に沢山生えている。

 それぞれの効能は、薬草畑を管理している毒の妖精――ではなく、本当は薬草の妖精のルイに聞かねばわからないが、しかし今のところは効能が目的ではないのでそこに拘る必要はないだろう。

 思いついたら、やってみようとばかりに、少女二人は妖精の畑へと向かうのだった。

 

 

 

 

 

 

 

「ククク……どうだい? 薬草の盛り合わせの味は」

 

 妖精の畑の、薬草区画。ここまで案内してくれたのは、二人の様子に気づいたルイだった。

 ヘノよりも暗い色合いのしっとりとした緑髪で、顔の半分ほどを隠している妖精、ルイ。

 その陰気な様相から妖精の仲間からも毒の妖精だと思われている彼女だが、実はれっきとした薬草の妖精であり、薬草のエキスパートである。

 そんな彼女に事情を話したところ、いつものように怪しい笑みを浮かべつつ、ルイがお勧めの薬草を見繕ってくれた。

 

 が。

 

「……苦味のミルフィーユ」

 

「……濃縮されたボタニカル」

 

 皿に盛られた薬草サラダを咀嚼した人間二人は、それはもう眉の間に深い皺ができ、いい感じに苦悶の表情を浮かべていた。

 それぞれの食レポも、今一つ覇気がない。

 

「むぐむぐ。なにやってるんだ。二人とも」

 

「はぐ……ゆ、柚花さん……と、とっても渋いお顔に……はぐ……な、なってますよぉ?」

 

「う、うー、薬草サラダを試してみたんだけど、これがなかなかちょっとね」

 

「薬草って、まとめて食べるものじゃないですね。苦味も増しますし、青臭さが半端なくて……これはサラダじゃないですね」

 

 そんな二人の様子に気付いたそれぞれのパートナー、ヘノとニムがチキンで頬っぺたを膨らませながらやって来た。

 どうやら、食事をとりながらもそれぞれ桃子と柚花を探してくれてはいたようである。食べながらだが。

 

 桃子と柚花は薬草盛りを咀嚼する手を止めて、ヘノたちに説明をする。

 これはサラダみたいな外見だけれど、サラダではない。まず単純に、苦い。回復目当てで食べるときはそんなことを気にして食べはしないが、いざお皿に乗せて、複数の葉をまとめて咀嚼するとなると、苦さが重なり合い、より一層苦味が増している気がする。

 そして次に、その苦味と共に沸き立つ香りがすごい。まさに、濃密な葉っぱの香り。葉っぱが好きな妖精ならば喜ぶかもしれないが、口中に広がる葉っぱの香りで、気分はもう青虫だ。

 

「……薬効効果が高いものは……ククク……その分、毒性も、高いからねえ……」

 

「ルイちゃん、さてはこうなることわかってて見てたね? 悪い子じゃん」

 

「ルイさん、私たちの苦悶の表情を見て楽しんでたんですね? 一杯食わされましたよ、もう」

 

 ニムが出してくれた水で口内の薬草を流しこみ、どうにか一息ついた桃子と柚花だが、どうやらこうなることを予想していたであろうルイにジト目を向ける。

 自分たちが言い出したこととはいえ、しかし先ほどから「ククク」と笑っていたこの妖精は、人間たちが渋い顔になるのを分かっていて楽しんでいたのだ。なんて悪い妖精だろうか。

 桃子がイタズラのお返しとして、ルイのほっぺたつつきの刑でも実行しようかと思ったところで、さらにルイは物騒なことを言い出し始めた。

 

「ククク……実は、そのサラダの中には猛毒が……ククク」

 

「え、大丈夫なんですか? このサラダ、少し食べちゃいましたけど……?」

 

 猛毒。

 毒の妖精と言われているルイが言うとそれはシャレにならず、それを聞いた柚花の背中に冷や汗が流れる。

 柚花は妖精に対しては人間ほど不信感を持ってはいないが、しかしそもそも古来より妖精とは人間に悪戯をするものだと言われているのだ。ルイにとっては悪戯心でも、人間にとっては命に響く可能性もある。

 

「あはは、大丈夫だよ。ルイちゃんはちょっと悪ぶってるけど、私に黙って毒を盛ったことないもん。サラダの薬草も、大丈夫なものを選んでくれたしね」

 

 しかし、そんな柚花の恐れを吹き飛ばすように、桃子が笑顔のままルイのほっぺたをつんつんと突きだす。

 

「でも柚花を怖がらせた罰で、頬っぺたツンツンの刑を執行中です」

 

「なんだルイ。お前。意外と。桃子に気をつかってるんだな」

 

「香川ダンジョンの騒動も、ルイちゃんが薬草煙草を沢山作ってくれたから解決出来たんだもんね。ありがとう、ルイちゃん」

 

 いきなり褒められ、更には頬をつつかれて、ルイは明らかに言葉を失っている。

 しかしそこに更なる褒め言葉を重ねていく桃子に、ルイはうつむき、長い前髪でその表情が完全に隠れてしまった。

 が、髪の間から見える耳が、心なしか熱を持っているようにも見える。

 

「ク、ククク……そうだ、チ、チキンのお代わりを、貰ってこないとねえ……」

 

「あ……いっちゃった」

 

 そして、ルイは、たった今思い出したかのようにチキンを取りにその場から逃走してしまった。

 

「先輩ってたまに、何て言うか……鬼畜ですよね」

 

「ええっ?! なんで?!」

 

 悪気無しに、ルイを褒め殺しする桃子の所業。ほっぺたツンツン付き。

 横からそれを見ていた柚花は、ルイの意外な可愛さに気付くとともに、己の先輩の天然鬼畜っぷりを改めて認識するのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ポンね、ポンね、おうどんになるっすよぉ」

 

「そうね♪ おうどんね♪」

 

 桃子が次に花畑の中を歩いていると、そこには顔を真っ赤にしてぐでんぐでんになった狸の少女がいた。

 その横では、まだ少女の姿を取り戻していない金色の光の珠、クルラが、お酒の入ったグラスに浸っている。

 

「うわっ、ポンコちゃん顔が真っ赤だよ?! 駄目だよクルラちゃん、子供にお酒飲ませたらいけないんだよ」

 

「桃子。こいつ化け狸だから。人間の法律は。あんまし関係ないぞ」

 

「えーと、まあそれはそうだけど、やっぱり子供にお酒は駄目じゃない?」

 

 桃子は慌ててポンコを介抱するが、どうやら急性アルコール中毒のような緊急の症状に陥っているわけではなく、普通に酔っぱらってむにゃむにゃ気持ちよさげに喋っているだけのようだった。

 狸の世界では飲酒が何歳から認められているのかは分からないが、しかし女の子がここまで酔っぱらうのはやはりアウトだろう。倫理的にも、危機管理的にも。

 

「このお酒、ポンコちゃんが持ってきてくれたのよ♪ 桃子もお酒、飲みましょ♪」

 

「クルラ。桃子はお酒に弱いんだ。迂闊に飲ませたら。危ないから。駄目だぞ」

 

「ポン……し、ししょおと、かれーうどんに……むにゃ……」

 

 桃子も以前、致し方ない理由によりクルラが用意してくれたお酒を飲んだことがあるのだが、その時の記憶はあまり残っていない。

 ヘノが言うには「桃子はお酒は禁止だ」とのことなので、桃子もお酒にはかなり弱い体質なのだろう。来年で二十歳になるはずなのだが、誘われたとしても飲酒はやめておこうと思う。

 

 お酒の話をしている間にもポンコは謎の寝言のようなものを呟いていたのだが、ポンコを中心に突然『ボフン』という音と、煙が立ち上る。

 

「狸になっちゃった」

 

 そして、桃子の膝の上には、ぐでっとだらしなくお腹を上にして伸びた、一匹の子狸がいた。

 これはこれで可愛いのだが、流石に今回ばかりは心配が勝っており、桃子もたぬ吸いとかする気分にはならなかった。

 

「こいつも。酒には。弱かったみたいだな。寝かせておくか」

 

「私が見ておくわね♪ お酒♪ 美味しいのよ♪」

 

「酔っぱらいに。酔っぱらいを任せるのは。かなり。不安だけどな。桃子はそろそろ。女王のところに行くんだろ」

 

 桃子は促されるままに、花畑の上に子狸ポンコを寝かせる。

 

 気持ちよさげな寝息も聞こえるし、クルラが見ていてくれるというので、今はとりあえずそれでいいだろう。

 クルラはきちんと人を護ってくれる妖精だから、彼女に任せておけば大丈夫に違いない。

 

 ――と、思ったものの、お酒のグラスに全身で浸っているクルラの姿を見ていると、ヘノの言う通りかなり不安になってきた。

 

「……あとでニムちゃんに頼んで、お水を飲ませてあげてもらおうね」

 

 クルラを信頼していないわけではない。

 信頼しないわけではない、が。

 

 あとでニムに診て貰うことにしよう。桃子はそう心に決めて、その場を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふふふ。クリスマスとは、楽しいものなのですね。妖精たちも皆、ケーキとチキンを喜んでいますよ」

 

 ここは女王ティタニアの間。

 桃子と柚花は、妖精の国の少女たちにケーキとチキンを配り終えた後、この女王の間で自分たちも食事をとることにした。

 ティタニアと3人で食べるためのケーキとチキン。それと、味はともかく、せっかくのサラダなので薬草盛りも一応持ってきた。

 光の膜を作ってくれたヘノとニムは、チキンの骨で悪さをする妖精がいないかどうか見回りをするらしく、この場には人間二人と女王だけである。

 

「ティタニア様、実はクリスマスはそれだけではないんですよ。クリスマスプレゼントが貰えるんです!」

 

「プレゼント、ですか? サンタクロースが、子供たちにプレゼントをするという話は知っておりますが……」

 

「えとですね、今でも子供たちはサンタクロースのプレゼントを待ってはいるんですけれど。それとは別に、家族や恋人、仲の良い友達などにプレゼントを贈る風習があるんですよ」

 

「なるほど」

 

 クリスマスの基礎知識があるティタニアなので、プレゼントの風習もある程度の説明で察してくれたのでありがたい。

 桃子はさっそく、ジャンパーのポケットから綺麗なリボンで包まれた袋を取り出して、卓上の、ティタニアの前に差し出した。

 

「それで、柚花と私からティタニア様へのプレゼントが、こちらです!」

 

「これを、私に……?」

 

 自分がプレゼントをされる側だとは思わなかったのだろう。ティタニアは半ば困惑したまま、桃子に促されるままにその袋に手を伸ばす。

 身体の小さなティタニアでも開けやすいように、緩いリボンを引っ張ればすぐに袋の口が開く仕組みになっている。お陰ですぐに中身を取り出すことが出来た。

 その中から出て来たのは、平たく、四角形の物体。綺麗な木製の縁取りがされており、そしてその中には――。

 

「ま、まあ……! お母さま!」

 

 木製のフォトフレーム。

 そして、その中に飾られているのは、配信者りりたんの写真だった。

 りりたんの配信映像を元にしているのだろうが、それはいつもこの場所で端末越しに見るよりも鮮明で、りりたんの深海のような瞳の色までもがしっかりと映し出されている。

 

「りりたんのいい笑顔の写真を、柚花がなんかすごい最新の技術で最高画質の写真にしてくれたんです」

 

「そのフレームは、先輩の手作りなんですよ。ダンジョンの木を使って先輩が作った、世界で一つだけのフォトフレームです。正直、私も欲しいくらいですよ」

 

「ふふふ。ああ、嬉しい、嬉しいです……! ああ、さっそくどこかに飾らないと。でも、私が胸に抱いていても良いのかしら」

 

「女王様、流石にそれを抱きしめていると、他の妖精の子たちが困惑してしまいますし……」

 

 ティタニアの喜びようは、桃子たちの想像以上だった。フォトフレームを、そして写真のりりたんを全身で抱きしめるようにして涙を浮かべている。

 プレゼントした甲斐があった、とは思うのだが、なんだかこのまま放置していると女王様がそのままフォトフレームとくっついて離れなくなってしまいそうだったので、どうにか説得し、落ちついて貰った。

 

 それから数分の後。ティタニアは、花弁の玉座のすぐ横にりりたんのフォトフレームを飾ってニコニコ笑顔である。

 なんだか美少女配信者の熱心なファンの図みたいになってしまったが、それはそれで事実でもあるし、先代女王の肖像画と考えれば場所的にも間違ってはいないのかもしれない。

 桃子と柚花は、そういうことにして納得した。

 

 

 

 

「桃子さんと柚花さんは、本当に、私のサンタクロースなのですね」

 

「えへへ、でもそこまでじゃないですよ。私、サンタさんみたいに世界中の子供にプレゼントを配ったりは出来ませんからね」

 

 サンタクロース。

 それは言うまでもなく、トナカイとともに、世界中の子供たちにプレゼントを配ってまわる存在。

 もちろん、聖ニコラウスという聖人が由来ではあるが、今の世で信じられているサンタクロースはもっと都市伝説然とした、不思議な優しいお爺さんのことだろう。

 

 しかし、そこで柚花が恐る恐る口を開く。

 

「あの、先輩? うっかり【創造】でサンタクロースを作っちゃったりしませんよね? 信仰としては十分すぎる存在ですけど……」

 

「え、サンタさん? うーん……大丈夫というか、その必要はないんじゃないかなあ」

 

「まあ、先輩の魔力が変な動きを見せてないので、大丈夫なんでしょうけど。必要がないって、どういう?」

 

 桃子の【創造】は、不特定多数の人々がその存在を信じることがキーになっているという。

 ドワーフしかり、萌々子ちゃんしかり、人魚姫しかり。はじめはただの勘違いや見間違いだったものが、いつしか多くの人たちの中で共通の像が出来上がっていき、そこに【創造】が命を吹き込むのだ。

 ならば、ドワーフや座敷童子など比べ物にならないほどの人数に信じられ、信仰されているサンタクロースは?

 

 しかし、その疑問に対して、桃子はなんてことないように首を横に振ってみせる。

 

「仮にサンタさんが、実在しない伝説上のお爺さんだったとしてもね。サンタさんは、ずーっと昔から世界中の人から信じられていたんだよ。だからさ」

 

 スキル【創造】は、決して桃子だけのものではない。風間の祖父もそうだし、今でも世界中を探せば同じスキルを持つ人はいるかもしれない。

 

「世界中の子供たちの想いと、過去にいた、大勢の【創造】所有者の力でね、私が今更何かするまでもなく」

 

 世界中の探索者の数を考えれば、地球にダンジョンが現れるようになってからの長い歴史を考えれば、歴代の【創造】所有者の数は十や二十ではないだろう。

 そして、それら歴代の所有者たちが、サンタクロースを信じる人々の心を受け取っていたならば。

 

「サンタクロースは、いるんだよ」

 

 当たり前のことを語るように、桃子は柚花に優しく諭すのだった。

 既に、当たり前のように、当然のこととして。サンタはいるんだよ、と。

 

 

 

「ふふふ。そうですね、桃子さんの言う通りです」

 

 話を聞いていた女王ティタニアが、嬉しそうに微笑む。

 妖精の女王がいるのだから、サンタクロースがいないわけがない。

 

「先輩、本当に考え方が優しくて好きですよ。今夜は、もっと色んなお話聞かせてくださいね」

 

 当然のようにサンタを肯定する桃子に、後輩である柚花も笑顔を浮かべる。

 柚花は、当たり前のように夢を肯定してくれる桃子が好きだった。そして、その桃子と聖夜を過ごせるのは、とても幸せなことだと思う。

 

「え? 私明日は仕事だから今日はもう帰るよ?」

 

「えっ?!」

 

 そして、桃子は柚花の言葉をうけてきょとんとする。

 24日が日曜日なら、25日は月曜日。学校はすでに冬休みかもしれないが、社会人たる桃子は普通にお仕事で、柚花を花畑に残して自分は帰宅する気でいたのだ。

 

「せ、先輩! クリスマスイヴですよ? 聖夜ですよ? こういう日って、大切な後輩と一緒に寝るものじゃないですか?」

 

「ええ……さすがに聞いたことないよそれは」

 

「あらあら」

 

 涙目でしょんぼりする柚花と、ぽかんとする桃子を見ながら、ティタニアは楽し気に微笑むのだった。

 

 

 

 なお、なんだかんだで次の日は朝イチで房総ダンジョンを駆け上がる、後輩には甘い桃子の姿があったとか、なんとか。

 

 

 

 

 

 

   幕間 サンタクロース 了

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