万魔殿生徒は自由を求めて   作:塵気

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カヨコ朴念仁概念・・・・・・よくない?


面接

あぁ〜チョコケーキが美味い〜♪

まろやかで溶けちゃいそうぅ〜カランカラン

コーヒーと合わせることで甘い!苦い!甘い!苦い!の無限ループに突入する!!

ゲヘナだけど天国にいるみたいぃ〜

あぁなんか鬼方先輩の幻覚が見えて来たような・・・・・・えっ

 

「えっと・・・鬼方先輩・・・?」

「やっと気づいた?」

 

・・・・・・くぁwせdrftgyふじこlp!?!??!!??!!!?

アイエエエ!?センパイ!?センパイナンデ!?

今さっきまでいなかったよね!?あれ今さっきまで私とろけたような顔を・・・?

イヤァァァアアアアア!!?!??恥ずかしすぎるし面接を受ける態度じゃねーだろぉぉおお!!

 

「あの、その、見なかったことになりませんか?」

「チョコケーキとコーヒーを飲んで顔を蕩けさせてたのを?」

 

イヤァァァアアアアア!!?!??(再放送)

 

「後生です・・・・・・忘れてください・・・・・・」

「良いよ。とりあえずそれ食べて移動しようか」

 

促されるまま私はチョコケーキとコーヒーを片付ける・・・・・・。

 

「食べ終わった?・・・うんそれじゃあ行こうか」

「はい!」

 

私たちは『ホリッシュ・エーベネ』から出て路地を歩く。少し周りを見ればゲヘナの生徒がお話をしたり、お店に入ったり、食べ歩きしてたり、自由にしている。

1人だけでも・・・友人を作っとけば良かったかな・・・。何気ない話題で盛り上がって、しょうもない理由で遊びにいける友人を・・・。

 

 

 

「ところで先輩。これ何処に向かってます?なんかどんどんゲヘナ地区から離れて行ってますけど・・・」

「電話では伝えてなかったけど、ヒナ委員長に目をつけられて校内の活動が厳しくなってる。だから事務所は校外の土地にあるんだ」

 

ああ、正式な部活じゃないから校則違反として追っかけ回されるんだ・・・・・・けど最高戦力であるヒナは書類仕事で忙殺されていて動けるのは下っ端しかいないと・・・・・・。もしかして私間接的に先輩を救ってた?嫌でも上司がするべき仕事を他人に渡している点は倫理観がないわ。

 

「けど一番面倒なのは資金不足かな。弾も買えないし、食事もままならない状況が続いてるし、依頼成功しても難癖つけて成功報酬を減らしてるしで大変だよ」

「それは・・・・・・大変ですね・・・。ところでその成功報酬を減らした依頼者って誰ですか?」

「探しても無駄だよ。最近、不祥事起こして芋蔓式に不正行為とか見つけられて倒産したらしいから」

「そうなんですか。因果応報ですね!先輩を騙したんだ。当然の報いだな

 

おっと、私のよくない人格が出てきた。ほれ巣に帰れ。

っとあれやこれやと話をしているとゲヘナ地区からアビドス地区へと入る。

アビドス地区はゲヘナ地区とは打って変わって人がいない。

アビドス自治区は砂漠化の影響で衰退した場所であるが、要注意人物であった小鳥遊ホシノがいる危険地帯でもある。

 

「・・・これ無許可ですよね?大丈夫なんですか?」

「校則上はダメだけど・・・社長が決めたことだから」

 

・・・・・・場合によっては沈めることを頭の内に入れておこう。先輩を誑かす奴はユルサナイ

 

「じゃあ中に社長がいるから。しっかりと挨拶してよ」

「はい!」

 

扉をノック。

 

「入ってちょうだい」

 

返事が返って来たので、失礼しますと言い扉を開く。

中にはコートを羽織るピンク髪の生徒と足をジタバトとさせる銀髪の生徒、その後ろでショットガンを抱え込む生徒を確認できる。

後ろにいる生徒は記憶にある。確かイジメの報告にあがっていた生徒だ。名前は伊草ハルカ。となると座っている生徒のうち1人は陸八魔アル、か。予想ではコートを羽織ってる方だと思うが・・・・・・。

 

「失礼します。私の名前は苜春菊トオム。学年は3年、元万魔殿所属の生徒でした。本日は貴重な時間を頂くことができて感謝しております。御社に所属している鬼方カヨコ先輩を通じて連絡をさせていただきました」

「話はカヨコから聞いているわ。どうやら私の会社、便利屋68に入社したいそうね?」

 

慎重に言葉を選ぶんだぞ苜春菊トオム・・・・・・少しでも間違えたら私は鬼方先輩と過ごせなくなる・・・!!

というか68だったのか。ずっと69だと思っていたよ。

 

「確か便利屋68は去年から設立した会社、というより部活でしたね。当初は2人だけだっと記憶しておりましたが、活躍は風紀委員会から報告で聞いていますよ。悪徳商人の店を爆発させ失脚させたり、不良生徒を何十人も倒したとか」

「え〜?でもその後、風紀委員会に捕まりそうになったはずだよ?本当に活躍したことの報告だったの?」

「・・・事実、悪行を働いていた企業や事業は倒されているのでしょう?それは活躍なのではないですか?」

「あなたがそう思うのならそうなんじゃないかな〜♪」

 

 

どこかの資料で見たことがある姿なんだよね・・・・・・銀髪、黒いシュッシュ、紫とピンクのグラデーションの瞳・・・・・・浅黄ムツキか!?

近くにカバンは・・・ない・・・。

まさかあの爆弾魔がいるとは・・・・・・それに彼女はやけに鋭い。面接にはいてほしくないタイプだ。

 

 

 

 

 

質問は続き、最後の質問となった

 

「それじゃあ最後に、入社したい理由は何かしら?この質問は非常に重要よ」

「建前とかは要らないよ。本当の理由を言ってね?」

「・・・・・・そう、ですね。入社理由は鬼方先輩ですね。私はもう一度先輩の横に並びたいんです。そして万魔殿とは違う姿を見てみたい。そう思いました。だからせめて最後の一年間ぐらいは自由に過ごそうと思い入社しようと連絡をさせていただきました」

 

浅黄ムツキに牽制されて建前を言おうと思っていたけれど、先に封じられてしまった。

だから本音を言おう嘘でもつけば良いはずだが彼女たちなら大丈夫だと思う。きっと受け入れてくれると。

 

「・・・じゃああなたは自由のためなら校則を破るのかしら?元万魔殿生徒としてはどうなの?」

「万魔殿という檻から解放されたんですから、私は今はただのゲヘナ学園の一般生徒ですよ?校風は『自由と混沌』なのですから構う必要は無いでしょう?」

「・・・・・・」フルフル

 

私が答えるとアル社長は震え出した。あれ?まずった?

 

それは杞憂に終わるのだが。

 

「〜ッアウトローだわ!!」

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・へ?」

 

「アハハ!変な顔してる〜♪それに『へ?』ってww」

「ルールという常識に縛られず自分の自由を貫き通すそれはまさしく『アウトロー』の姿よ!」

「あの・・・つまり、どういうことですか?」

 

何でこの人は急に『アウトロー』なんて叫び出したんだ・・・?

ただしこれだけはわかる。

 

これ別ベクトルのマコトだ!?胃薬は必要にならないかもだけど、大変なのは間違いない。

 

「合格!あなたも今日から便利屋68の一員よ!!」

「何が何だがですけど・・・ありがとうございます?」

 

「おめでとー!知ってるとは思うけど私の名前は浅黄ムツキだよ!よろしくね♪」

「あ、あの・・・私の名前は伊草ハルカ、です」

「便利屋68の社長の陸八魔アルよ!!これからよろしく頼むわ!!」

 

メンバーは1人1人自己紹介をしてくれる。そして最後の1人も。

 

「おめでとうトオム。またよろしく」

 

少し微笑み祝福してくれる。

それだけの動きで私の心は満たされるのがわかる。

自然と口角が上がっているのがわかる。

嬉しい・・・!

 

「ありがとうございます、先輩!!!」




プロフィールを一摘みっと

名前:苜春菊トオム
所属:ゲヘナ学園
学年:3年
部活:便利屋68
年齢:17歳
誕生日:8月31日
身長:159cm
趣味:仕事(?)、鬼方先輩
攻撃:神秘
防御:重装甲
レア度:★2
戦術的な役割:STRIKER
クラス:アタッカー
使用武器:AR
配置:MIDDLE
遮蔽物:◯
装備:シューズ、ヘアピン、ネックレス
市街地:A
屋外:C
屋内:SS


EX:yew bow Lv5
コスト:5
敵1人に攻撃力の798%のダメージ
カヨコがいる場合、敵1人に攻撃力の875%/カヨコの攻撃力を26.6%増加

ノーマル:Hunting Time Lv10
30秒ごとに、攻撃力を40%増加(30秒)
カヨコがいる場合、30秒ごとに、カヨコの攻撃力を30%増加(30秒)。30秒ごとに攻撃力を40%増加(20秒)

パッシブ:顔無し Lv10
会心ダメージ率を26.6%増加

サブ:毒を一滴 Lv10
攻撃時、30%の確率で防御力を15.3%減少(16秒間)(クールタイム7秒)

固有武器:ダー・イェーガ
武器種:AR
上昇ステータス(Lv50):攻撃力512、最大HP3012
強化状態による追加効果
★2 顔無し+(Lv10) 攻撃力を687増加/さらに会心ダメージ率を26.6%増加
★3市街地戦への地形別戦闘力をSSに強化

トオムが普段持ち歩いているアサルトライフル。
便利屋68に入部してからはこの銃しか使っていないと言っていたが、他にも銃を持っているのだろうか。

「護衛対象は必ず守り抜きます」
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