めっちゃビックリしたよね。
私が便利屋68に入部してから2日経ちました。
役職は主任っとなったのだが、先に入っていたハルカより上でいいのだろうか。
聞いてみたところ、アル様のお役に立てるのであれば構わないといことらしい。やけに自己肯定感が低いけれどそんなことはないと思うが。
それとムツキがうざいです。とにかくうざい。よくイタズラを仕掛けてくるし、揶揄ってくるし、爆弾投げてくるし。その上、鬼方先輩の話題を出して地雷原をタップダンスしてくる。
人はこういうのを小悪魔系とか言ってるらしいけど当人になってみたらわかる。腹立つって。
アル社長は、その、なんというか、人並みのことはできるんだけど金銭面において脆弱すぎる。とにかく財布が緩い。金銭的余裕がないというのに無理に金を出したり、無駄金を消費したりと・・・・・・けどまぁ、大体それが仲間のためにやっているとなると叱るに叱れない。
だからこうしようッ!
「帳簿を書きましょうか!!」
「帳簿って、何ですか?」
「帳簿というのは企業が事業を行ううえで発生する取引やお金の流れを記録する書類のことですよ、ハルカ」
「確かに帳簿はつけといた方がいいかもね。うちの場合、かなり出費があるし」
「でも帳簿書き方なんて私知らないよ〜?」
「わ、私は当然書けるわよ!」
「では総勘定元帳はありますか?先輩から聞いた話では借金もあると聞いているので・・・」
「ソ、ソウカンジョウモトチョウ・・・・・・?」
「ハァ・・・・・・」
・・・これは、もしかしなくても・・・。
「あの怒らないので正直に言ってくださいね。帳簿は書けますか?」
「書けません・・・・・・」
「また見栄張って・・・帳簿をつけれない人は普通にいるんだから」
「ドンマイだってアルちゃん♪」
「あ、あの!その帳簿を作っている会社を破壊してきましょうか!?」
帳簿が無くなったら会計士が死んでしまうぞ。ただ数字を書けばいいっていうものじゃない。
「やめてくださいねハルカ。たくさんの会社が倒産してしまうので」
総勘定元帳は私が買ってきて、いついくら出したのとか、いついくら収入が入ったのかを聞いていく。
借金300万、収入5万・・・・・・・・・・・・出費17万。
ウッ胃が・・・・・・
「ち、ちなみに聞きますけどこれまでどのくらいの依頼を受けて支払いをしてもらった依頼はどのくらいありました・・・?」
「え?えっと確か・・・依頼数は14件で報酬を払ってもらったのは2件ぐらい・・・だったかしら?」
「・・・・・・支払いをしなかった依頼というのはどんなものでしたか。大まかに答えていただければ」
「闇オークションの護衛だったり、悪徳業者の護衛だったり・・・・・・」
この感じアル、契約書読んでないなこれ。適当な契約書作って騙されないようにしないとダメかもしれない。それと交渉術の勉強もさせよう。
契約というのは一つの戦いだ。報酬を得るにおいて重要なファクターになる。本来、
「も、もしかして私何かやっちゃったのかしら・・・!?」
「大丈夫、多分あれ何か考えてるだけだから」
「Zzzz・・・・・・」
「や、やっぱりアル様に楯突く奴らを全員消してしまいましょうか!?」
「大丈夫よハルカ!?」
よしハルカは威圧役として依頼人の横に。鬼方先輩は契約書の最終確認役として隣に。ムツキは瞬間制圧が可能なアルと鬼方先輩の後ろに立てば良い。私はハルカの反対側に立てば良い威圧になるはずだ。
「アル
「何かしら!」
「総勘定元帳は私が書くので、社長は契約書を読む練習と交渉術の勉強をしましょうか」
「・・・それは良いかも。基本的に契約書を見るのは社長だから読む練習はした方がいいし、トップの立場だから交渉術の一つや二つぐらいは覚えといた方がいい」
「・・・わかったわ!私は真のアウトローを目指すものとして身につけてやるわよ!!」
よかった・・・・・・拒否したら確実に胃が空いてしまっていた。
・・・カヨコ先輩がアル社長についていく理由が少しわかった。
アル社長は優しすぎる。
全く・・・アウトローに向いていないのに我武者羅に向かっていく姿が本当に羨ましい。
金欠
→帳簿を書いて現状把握しよう!
→嘘・・・帳簿を書く能力無い・・・
→アル社長・・・勉強、しようか
業務日誌を読んだ人は知っているはず。
流されたまま契約しようとしたアル社長を。
トオムが許すわけないよなァ!!
元の銃の名前載せてなかったから載せるね
H&K HK33