バトルに勝った俺はハシブトに望みを伝えた。
「俺をギルド本部まで連れて行ってくれ」
「あんた正気!?本部は私たちじゃ、足元にも及ばない化け物ばかりよ!?」
「そうだYO!絶対に別の事にした方がいいYO!」
「そうだぜ旦那、やめといた方が身のためだぜ」
(まさか3人そろって否定するなんて思ってもなかったぜ)
内心でそう思いながら俺はそこまで言わしめる強者がどんなものか見てみたかった。
「そこまで言うなら尚更だ。連れていけ、それが勝った者の権利だ」
俺がそう言うと3人は渋々、船の中に入れてくれた。
中を見てみると操縦席の前にデッキが置けそうな場所があった。
「なぁ、ここにデッキを入れて船のエンジンを動かすのか?」
「そうだぜ旦那こういう風に置くと」
ワタリがデッキを置くとデッキはそこに吸い込まれていった。
それと同時にエンジンがかかる音が聞こえた。
「こんな風にエンジンが動くんだぜ。ちなみにデッキは帰ってくるから安心していいぜ」
「そうかなら俺のデッキを入れたら」
興味本位でデッキを入れるとさっきよりものすごい音たてながらエンジンが回り始めた。
「おい旦那、あんたのデッキどれだけ強いんだよ」
驚きとあきれの顔でワタリがこっちを見てくる。
「そんなことどうだっていいじゃぁんか、行こうぜギルド本部」
3羽鴉はいつもより勢いのいい船の運転に戸惑いながらもギルド本部まで船を走らせた。
ギルド本部は見れば一発でわかるぐらい奇抜なかっこをしていた。
「あれ、だれの趣味だよ」
「俺らのボスの趣味だ」
何とも分からない趣味である。
「そうなのか」
俺は戸惑いながらも合図地をうった。
そんなこんなしているうちに船はギルド本部内部に入って行った。
「ここが我らがギルドの本部だYO!」
中は外とは違って結構普通の作りになって行った。
「外とはえらい違いだな」
俺が感想を述べながら船を降りると青髪で褐色肌の少年と眼があった。
するとデッキがいきなり動き始めた。
「どういうことだ?」
俺は不思議に思ってデッキケースを開けるとカードが1枚青髪の少年めがけて飛び出していった。
青髪の少年はそれをキャッチするとこちらに返してくれた。
「これは君のカードだろ大事にしたまえ」
俺は受け取ってカードを確認すると光輝龍神サッジトアポロドラゴンだった。
さらにこのカードはこいつと一緒にいたいとでもいうばかりに光り輝いている。
「このカードあんたにあげるよ。大事にしてくれよ」
俺はそれだけ告げ歩き始めた。
「さ—て、面白いこともあったしそろそろこの痛みどうにかするか」
さっきからずっと蛇のような腕の痣が疼くのである。
しかもこの痛みは多分目的の場所に近づくほど増していく。
俺は痛みを我慢しながら痛みが増していく方に歩を進める。
「はぁ、ここか」
俺は痛みで意識が飛びそうになるのを何とか耐え、
おもっきり目の前の扉に拳をたたきつけた。
すると扉は壊れ飛んでいきはしないがその場に倒れた。
「ずいぶん手荒な入室だね」
扉の中に入った先には黒いローブに身を包んだ少年だった。
「そうなのか知らなかったぜ。なにせ記憶があいまいだからな」
手にあった痣はもう首元まで足していた。
「おかっしいな、その毒を受けてそこまでの状態なのに動けるってどういうこと?」
「思い出した、その言葉で思い出した。俺は蛇遣い座の毒を受けたんだ」
そして俺はそのままあの暗い場所に落とされた。
さらにあそこは落ちた者の記憶をくらうという趣味の悪い仕掛けだった。
「どうする、ネイクス?」
少年は指輪にネイクスと呼びかけたすると指輪から巨大な蛇が現れた。
「私がこやつを喰らう、さすれば12級の内の2枚が手に入る」
「なるほど、いい考えだね。よしそれにしよう」
巨大な蛇は俺めがけて巨大な咢をむけて襲い掛かってきた。
だがそれを俺は力任せに地面にたたきつけた。
「なにどこにそんな力が!」
「さぁ、俺にもわからない?」
なぜか湧き上がるように力がわいてくる。
俺が蛇を押さえているとデッキケースが光り始めた。
さらに俺が来ていた黒いコートが燃え上がり中から赤と金の鎧が出現した。
「その姿!まるで昔のお前ではないかまさか力を取り戻したのか!?」
俺はそのまま蛇を蹴り飛ばすとデッキケースを開いた。
すると俺の目の前に今まで色を失っていた射手座のブレイヴが色を取り戻し飛び出てきた。
さらに今まで体を這うように有った痣が燃え上がってきれいさっぱりなくなっていた。
「どうやら毒は、なくなったみたいだし船だけもらうぜ」
俺はそう言ってもと来た場所まで走って行った。
この基地の港にたどり着いた俺は一番近くに有った三羽鴉の船をパクリ宇宙へ飛び出しって言った。
「また会ったらバトルでもしようぜ」
そのまま全速力でプラトンからもらった記憶にある船の星まで船を走らせた。
アドバイスあれば教えてください