「ありがとう、追い返してくれて。
まさか銀河七将を追い帰すなんて、あなたすごいバトラーなんだね」
「いや、ここではまだ駆け出しバトラーと大差ないですよ」
「そうなのか、なら名前を借りて守るというのもできないのか」
「そんなことでいいなら名前ぐらいお貸ししますよ。
俺の目的は当分人生を謳歌することですから、バトルだってものすごくやるだろうし。
そうだ旗とか作ってもらえたりするなら大丈夫だと思いますよ」
「そうなのか、なら船と一緒で交換でいいよ。だけどこれから名前を轟かせてくれよ」
「わかりました」
銀河七将かあと6人いるのか面白そうだ。
「おじさん、旗作るのにどれぐらい時間がかかるですか?」
「そうだなイラストしだいだが1日ぐらいで作れるだろう」
「そうかエリス。俺も追ってグリーンボール行くから先行っといてもらっていいか」
「わかった、だが早く来てくれよ。
私の水着姿を生で見る初めての男は強い男がいいからな」
「そりゃ、ほかの男に見られないように早くたどり着かなくちゃな」
「親方が男を口説いてるべ」
いつの間にかマレーネがエリスの横に立っていた。
「マレーネ、いつの間に!」
エリスは驚きのあまり腰を抜かしていた。
俺もあと数秒きずかなければエリスと同じく腰を抜かしていたであろう。
「親方がソロア殿に『早く来てくれよ』ってところからいたべ」
「なぁ!」
エリスは顔を真っ赤にしている。
「これはみんなに報せるべきだべ」
そういってマレーネはエリスの船にむかって走って行った。
「こらまて、マレーネ!」
エリスもマレーネを追いかけて船にいった。
「それじゃ、紙とペンをくれないか。イラストは口頭より見せたほうがはやいだろ」
「そうですね。そういえば船はどれにするかもう決めているのですか?」
「そうだな、だいたい決まってる」
「それじゃ、船置き場に行きましょう。そこでもイラストは書けるでしょう」
「そうだな」
おじさんの案内で船置き場にたどり着く。
「どれなんだい?」
「これでいいですよ」
俺が選んだのはエリスの船と同じぐらいのサイズの船だった。
「もっと、大きいのでもいいんですよ?」
「いいや、どうせ俺ぐらいしか乗らないんだから、これぐらいでも大きいほうですよ」
「そうかい。それと紙とペンここに置いておくよ」
「ありがとうございます」
おれは机に置かれた紙にペンで弓矢のイラストを描いた。
「これ、頼みます。
それと船は船着き場に丸い顔みたいな船があるんで、
見たらすぐわかるレベルなんで案内しなくても大丈夫ですよね?」
「あぁ、大丈夫だよ。
なにせギルドの船なんだろあれ?」
「なんで知ってるんですか?」
「いや、実は最初から目をつけていた船だったんでね。
あれがあれば少しはギルドの関税から逃れられるのではと思っていたんだが」
「そうなんですか」
「実は君が負けても、あの船買い取らせてもらおうかなと考えていたんだよ」
「まぁ、勝ったから俺は得できたんですかね?」
「特はできたと思うよ。それじゃ、この旗作るからどこかで油でも売ってきなよ」
「そうですね」
さてどこに行こうか。
そういえば卵のこと確認してなかったな。
おれは外に出るとカプセルのスイッチを押し、卵をカプセルの中から出した。
中から出した卵は前に触った時以上に暖かくなっていた。
「バトルをすればするほど卵が温まってくるということか?」
カプセルに卵を直し、酒屋に行く。
「たのもー!ここにいるバトラー、一人残さず倒すから並べ」
「なんだと貴様!」
これからは勝ち逃げリレーの開始である。
「大天使ヴィエルジュで最後のライフを砕く!」
「バカな!」
モブA
ライフ1→0
これで1勝。
「サジットアポロでシャイニングドラゴンにしてアタック!」
「このままじゃ」
光輝龍神サジットアポロドラゴン
BP 18000
VS
輝龍シャイニングドラゴン
BP 16000
「シャイニングドラゴン撃破!」
シャイニングソードを振るうシャイニングドラゴンを上空からシャインブレイザーで、
プレイヤーごとサジットが射抜く。
「BP 8000以上を破壊したことによりライフを1つ破壊」
モブB
ライフ1→0
これで2勝目。
「トールで最後のライフを破壊!」
モブC
ライフ 1→0
これで3勝目。
「ドルクスウシワカでライフを砕く」
モブD
ライフ 1→0
これで4勝目。
「俺が最後の相手だ!」
ターン10
「ジャッジメントドラゴニスでとどめ」
「グベラバァ!」
モブE
ライフ 1→0
これで5勝、酒場のカードバトラー全撃破。
「こずかい稼ぎは完了」
5000Gも集まった。
酒場を出るともう夕暮れだった。
「もう夕暮れか、旗の完成度でも確認しに行こうかな」
いまごろエリスたちは階層移動ゲートにむかっているのだろう。
俺も早くいかなくては暗黒神なんて怪しげなうわさがあることだし。
「おっ、ソロア殿、旗作り終えましたよ!」
あれ、1日かかるとか言ってなかったけ?
「おじさん、旗作るのに1日かかるって言ってなかったけ?」
「実は全自動ハタ織機が見つかりましてそれを使うと効率よく進んだものですから」
「そうなんだ」
「それと船、港に出しておきました」
「旗は?」
「船につけました」
「うん、ありがと」
俺はそれだけ言って港にむかった。
その後、船に乗りデッキケースを1つ船のエンジンにし全速力でグリーンスムージにむかった。
「目指すはグリーンスムージ、そしてエリスの水着姿を拝むこと!」