東京と宮崎を結ぶ、寝台特急「富士」は1日1往復運転され九州へ行く人には寝台特急の旅は欠かせないのだ。
この日、穂乃果とことりと歩夢は寝台特急「富士」の食堂車の担当になった。
「さぁ、行くわよ。」
「はい。」
「ワクワクしてきたわね、穂乃果ちゃん。」
「穂乃果ちゃんは、寝台特急「富士」には載ったことがあるの?。」
歩夢は、穂乃果に言った。
「ええ、もちろんよ。」
「でも、私たちの仕事は食堂車だからね。」
「うん。」
「この時期になると、客が多くなるわね。」
寝台特急に食堂車が連結されているのは、次のとおりである。
寝台特急「あさかぜ1・4号」
東京-博多
寝台特急「富士」
東京-宮崎
寝台特急「はやぶさ」
東京-西鹿児島
寝台特急「さくら」
東京-長崎・佐世保
寝台特急「みずほ」
東京-熊本・長崎
寝台特急「出雲1・4号」
東京-浜田
の6本が食堂車が営業している。
そして、穂乃果は車内放送で食堂車の営業開始の放送した。
「こちらは日本食堂でございます、ただいま食堂車では皆様のご利用をお待ちしております、関門定食、焼肉定食、うなぎご飯、そしてハンバーグ定食、ビーフシチュー定食もございます、ぜひご利用ください。」
と、穂乃果は乗客に放送で呼びかけた。
寝台特急「富士」の食堂車にて
「すいません。」
「はい。」
「関門定食1つ。」
「はい、関門定食ですね、かしこまりました。」
と、穂乃果は注文署に書いた。
「すいません、ビールと焼肉定食をお願いします。」
「はい、焼肉定食とビールですね。」
「ええ。」
「かしこまりました。」
そして、穂乃果は食堂車の厨房へ行ってコックに料理を注文した。
「すいません、僕はハンバーグ定食1つ。」
「ハンバーク定食ですね。」
「うん。」
「かしこまりました。」
そして、料理が出来たことりはお客に運んだ。
一方、歩夢は瓶ビールを持って客に渡した。
「はい、ビール1つね。」
「はい。」
「あのー、焼肉定食は。」
「もう少しできます。」
と、言ってことりは客の方へ向かった。
「はい、関門定食です。」
「うわー、おいしそう。」
「はい、ハンバーグ定食です。」
「おお、ありがとうお姉ちゃん。」
「いいえ、どういたしまして。」
「ことりちゃん、焼肉定食が出来たわよ。」
「ありがとう、穂乃果ちゃん。」
ことりは、焼肉定食を客に届けた。
「はい、焼肉定食です。」
「うわー、おいしそうだな。」
と、客は言った。
寝台特急「富士」は東海道本線を通り過ぎて、翌朝には九州の宮崎へ向かって走り続けたのだ。
懐かしいですね、食堂車と寝台特急「富士」は。