おまわりさん、
ほんと許して。つい出来心で投稿しちゃったの。反省してるから。
本当に、もう続かないですからね。
(訳:そろそろちゃんと原作合流に向けて考えます)
スペースシャトルに搭乗し、月を目指す。
元の世界ではSFチックなその表現も、この世界では海外旅行に近いニュアンスになる。シャトルで片道3日近くかかるけどね。
そしてそのシャトルの発射手段はジブラルタルにある
現実世界において忘れられがちではあるが、ジブラルタルは英国領である。イベリア半島、スペインにすっぽりと囲われたこの岬というか崖は大西洋から地中海につながる政治的、経済的、そして軍事的要所であり、そしてそれは
一方、この世界の軍事で地上から宇宙に物資を送る手段としてはHLVというロケットが主流であった。マ・クベがオデッサ基地から「ジオンはあと10年は戦える」と言って発射させていたアレだ。
ギレンの野望プレイヤーならザンジバルとかが本格稼働するまでザクとかドムとかを地上へ降下させたり宇宙へ上げたりするのに頻繁に使っていただろうが、マップで移動できないしコストパフォーマンスが悪いことでも有名だ。
だが、一年戦争の時代にマスドライバーが無かったとは考えづらい。実際、公式からキャリフォルニアベースにマスドライバーが設置されていたというアナウンスがされたこともあるし、原作には描かれていないものの、恐らくは人類100億の宇宙移民に際して世界各地にいくつかそうした発射設備があったのだろう。
逆に宇宙から地球等へ物を送るためにマスドライバーが使われることもあるが、宇宙世紀で描かれているのは専ら兵器としてのマスドライバーであり、宇宙世紀0153、Vガンダムの時代になってようやくその存在意義が説明されたのだ。
それ以来、∀やコズミック・イラ等の作品にも度々出てくるようになり、スパロボでもそれらを題材にしたステージが存在する。
そんなこんなでシャトル内からこんにちは。
おそらきれい(白目)。
ガタガタ震えているのは自分なのかシャトルなのかわからないが、高校の授業で習った限り、大気圏を脱する際は第二宇宙速度―――秒速約11.2km以上を出さなくてはならないそうだ。そのため、スペースシャトルに乗る人員には3Gほどの負荷がかかるという。*1
少しばかりビビッてはいたものの身体中にかかるGは意外にも心地よく、私は何十分にも思える何十秒かの間、特殊ガラスの向こうに流れる青と白が黒になるのを見届け、ふわりと浮かぶ感覚に身を任せて
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問い。人は平等であるか否か。
突然だが少し考えてみて欲しい。
この世界にいたのかどうかは知らないが、ある偉人が『天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず』と言った。彼が言うには産まれた時は平等だが、その後に差が生まれるのは学問に励んだか励まなかったか、そこで違いが生じるという。
だが私ことマキ・カナオカには別の見解がある。
転生者(憑依者)にとって、産まれた時点で平等などという概念は無いのだ。
前世でのオタ活動……もとい、徳の積み方によって産まれた時の価値が決まる。平等なんて在りもしない、まやかし。
もし私が実力至上主義の教室へ放り込まれたって、プチッときよぽん君に潰されてお終い。例え彼らと別学年であっても、一芸に秀でたものも無い私では万年Dクラスで無事高卒無職待った無しなのだ。上下の学年、えげつないことになってるしね。
そんな私が宇宙世紀の世界に放り込まれたって、出来ることは限られてる。私は前世――死んだつもりはないのだけど、もう前世でいいか――ありふれた三流文系大学生なので、なにかこの世界でチートできるものなんて持っちゃいない。
マキの身体になって1週間強、文化は違うわ、技術レベルは違うわ、っていうかそもそも性別が違うわで適応するだけで精一杯おっぱいだ。
まさに不幸中の幸いとばかりにパイロット適性が高かったので何とか生きる道筋を立てられたものの、
あの名も知らぬリガ・ミリティアの基地に居たらどうなっていただろうか。確かウッソが住んでいたカサレリアやウーイッグに近いラゲーン基地はザンスカールの攻撃部隊・ベスパの地上侵攻により接収されるはずだ。とすると、あそこもカサレリアと同様の運命をたどっていた確率は非常に高い。
あるいはマキちゃんが北米とか地球のどこか違うところに降りていればタイヤ付戦艦にプチッと潰されていたかもしれないし、エンジェル・ハイロゥの照射によってオギャりつつ死んでいた可能性もある。
そう考えればやはりパイロットとして生き残る道を選んだのはベストではないかもしれないが、自分が取り得る選択肢の中ではベターだったと思う。
さて、リガ・ミリティアの一員として生きるなら、勝利条件を少し考えてみよう。
1.カガチの殺害
2.エンジェル・ハイロゥの破壊もしくは無力化
この2つはマストだろうな。この世界で生きていくためにこの2つはあってはならない。物騒すぎる。
そう言えばエンジェル・ハイロゥと2万人のサイキッカーって最後どうなったんだっけ……。パーツが落ちてシャクティ以外の中身だけどっか行ったんだっけか。この世界のカガチがサイキッカーを脳みそだけにするような倫理観を持った人間で無いことを祈ろう。あと部品に巻き込まれないようにしなきゃな。
まぁこの辺は後で考えても良い。問題はそこまでどうやって辿り着くかだ。
3.ウッソの合流
これは外せない。当代最強のニュータイプであり、両親から教育という名の魔改造をされた彼は今回の戦争での切り札だ。ホワイトルームにでも入っていたのだろうかと思わんばかりのなろう系主人公である彼は、幼い頃からサバイバルスキルや高度なミノフスキー物理工学の知識、モビルスーツの操縦技術等の教育を徹底的に受けて育てられた。
サバイバル生活を強制させられたり、後天的に両利きに矯正させられるなど、考えられないくらいの児童虐待だが、13歳という年齢でグレなかったのは両親の洗脳とシャクティの献身的な介護のおかげだろう。
……でも彼って盗撮したカテジナさんの写真をPCのトップ画にしてるんだよなぁ。。。
相互介護ではあったけど、曲がりなりにも介護してくれてる可愛い幼馴染を放っておいて鬼畜の所業だぜ。そら『おかカテ』*2だって鬱陶しがるよ。「私のセリフぅ!」とか思ってそう。冷静に見てストーカーだもんね。
4.シュラク隊問題
そんなウッソ君たちを影に日向に支援するのが彼女たち―――いや、私たちシュラク隊だ。
ちなみに『
……なんで読み方のほうが漢字より短いんだよ。
我孫子、中百舌鳥、読ませる気が全く無いよね。
話がそれた。そんなシュラク隊のリーダーは我らがオリファー、メンバーには先日睨まれた?ジュンコ、私をMSに乗せた張本人であるペギー、それからヘレン、マヘリア、ケイト、コニー、これらのメンバーとはこの一週間で顔を合わせた。
普通に良い人達なんだよな。
マキちゃんの記憶でも邪険にされたことが無いし、むしろ積極的に構ってきてくれる。もちろんメンバーによって温度差は在れど、年下の私や他の民間人を守ろうという気概は否が応でも感じてしまう。
先日、「宇宙では身体がなまるから」と半ば強制的に『熱血オリファー's ブートキャンプ』に参加させられた。正直しんどかったが、何とかクリアしたことで彼・彼女らとも交流を深めることが出来た。
この人たちを守ってあげたい。
このまま事が進めば、彼女たちは皆、戦場で散ってしまう。
この世界に来て最初は割と「自分以外の人間なんてどうでもいいから生き延びたい」と思ってたけど、触れ合ってみると情が沸くというか何というか、あんなわけわからん人たちによって命を落とすのは違うと思うんだ。
もちろん彼女たちだけでは無い。まだ見ぬユカ、フラニー、ミリエラなど、ゲームでしか知らぬ彼女たちだがいずれもいい女たちだった。
……クロノクル、潰すか。
こいつが全ての元凶だ。シュラク隊およびホワイトアーク隊の主な死因であるカテ公だって、こいつに拉致されなければそれなりに幸せな人生を歩んだかもしれないのに。
全てが中途半端な白マスク男。カルト教団の教主の弟で、軍でも特別なポジションにいる男。昔は「変なマスク付けてる……」と思ったけど、コロナ禍でみんな似た様なマスク付けてたからそれは正直すまんかった。
あれだな、思いっきり出来の悪いラインハルトみたいなもんだな。大人しく姉のスカートの中に隠れていればいいものを、能力に見合ったポジションにいないせいで争いの種にしかならない男だ。
こいつが物語序盤で伯爵とカテジナを拉致するあたりがターニングポイントだろう。
あぁでもそれに介入するとしてシュラク隊がカミオン隊と合流するのとどっちが先なんだっけ……。
シャクティとカテジナ、実際に会ったら私はどうなるんだろうなぁ……。
思考をあちこちに飛ばしながら目をつぶっていると、いつの間にか寝てしまった。
私は夢の中で、私はもう会えないかもしれないあちらの父母との思い出に浸っていた。
▼
「父さん、母さん……」
「ん? 何だい?」
「シッ! ……寝言ですよ、マキの」
後ろの座席に居るマキの方から声が聞こえたと思い俺が聞き返すと、ジュンコから声が掛かった。
「……久々に
「まだまだ子供だってことですよ、隊長。いくら私たちがスペシャルだ何だと言ったところで、まだ16歳。保護が必要な年齢なんです」
「保護、か……」
俺が呟くと隣席のマーベットが不服そうな顔で俺の顔を覗き込む。
「何だ?」
「オリファーはこの子をどうする気なの?」
「どうするもこうするも、マキを戦えるようにしてやる。それだけさ」
「こんな子どもを?」
「ただの子どもは、あんな覚悟が決まった顔であのトレーニングを乗り越えたりしない。彼女は立派な戦士の卵さ。それが彼女にとって幸せかどうかなんて、知ったこっちゃない」
「そんな無責任な……」
「無責任なのはザンスカールの連中だよ。マキみたいな、いや、それ以上の悲劇を今でも宇宙に振りまいているのだから。それにこんな時代だからこそ、戦う力がないというのはそれだけで―――いや、これ以上は俺のエゴだな。とにかく、月に着いたら無重力空間での戦闘を叩き込む。だからマーベット、ジュンコ、頼むぞ」
「……了解」「任せといて」
マーベットはまだ何か言いたげではあったが、それ以上俺達はマキについて議論することを止めた。
全ては彼女が何を選択するか、そして世界がどう動くかによって変わってくるのだ。
俺は本格的な戦争が始まる予感を胸の内にしまい込み、そっと目を閉じた。
何で日間ランキング載ってるん?(半ギレ)
33位とかやったから三度見くらいした。(感謝平伏)
流石にもう続かないのですが、『付けられた評価』で頂いたコメントを紹介します。
「書きなさい。それがマリア様の意志である」
「うんうん、頑張ろう 次回もw」
マリア姉さん、助けてよ……