七囚人『深淵の蛇』 作:ゲヘナ狂
お盆は死にそうになってて書く暇も無かったよね…ご先祖さま一緒に連れてって〜って感じだった(?)
桐生キキョウの場合
──ヤツメ先輩のこと?
──なんていうか……破天荒な人だね
──少し目を離したらす〜ぐ騒ぎを起こして百花繚乱に追いかけ回されてたわ、狐坂ワカモと一緒に。
──後、私のことを桐生ちゃんって呼んでくるの
──レンゲや他の皆は名前で呼んでるのに…!何で私だけ…!
──……え?
──…ふーん……
──……それがあの人なりの信頼の証っていうこと…なのかな?
──ふふ…そっか…
──さ、他の人にも聞くんでしょう?
──パトロールがてら一緒に行きましょう…
桐藤ナギサの場合
──ヤツメさん、ですか。
──あの人とは色々ありましたが……今やかけがえのない友人と言っても差し支えない仲ですね
──始まりはミカさんが馬鹿なことを言ってゲヘナに出奔したことでしたか……いやはや、あれからたった2年でゲヘナとトリニティの因縁が精算されつつあると過去の私に言っても信じないでしょう…
──それほどに濃密な時間でしたよ。
──出会った頃は警戒しかしていませんでしたね…ミカさんはその、ええっと…正直者ですから、ええ、確実に何か裏があると信じて色々調べたこともあります。
──まぁ、結果として分かったのはヤツメさんもミカさんと同類の………その、はい、少々力自慢な正直者ということだけでしたが
──まぁ、諸々の勘繰りが取り越し苦労だと判明して改めてヤツメさんという個人を見れた気がします。
──……そう、ミカさんと同類なんです、彼女。
──ミカさんにお転婆さと突拍子の無さと破天荒さを追加で沢山トッピングしたような…ステレオタイプのゲヘナ生でした。
──いえ、ステレオタイプと言ってもトリニティのことは嫌いじゃないんですよ?そうでなければミカさんとウマが合う訳ありませんし…
──いわば……ニュータイプ…?
──まぁそんなことはどうでもいいんです。さして重要な事ではありません*1。
──つまりですね、私はほっとけなかったんです。
──毎度不良に突撃して煤まみれで帰ってくるその姿が、幼い頃服を泥まみれにして帰ってくるミカさんと重なって…あぁ…この子は私がいないとダメなんだなぁって…
──……自分で言っておいてなんですが、私も相当絆されているみたいですね…
──…その、これ以上語ると流石に気恥ずかしくなってくるので今回はここまでにしてもらっていいですか?
──え?ダメ?そんなつれないこと言わずに…ほら、紅茶あげますから、これ結構いい香りしますよ
──ええ、そうでしょうそうでしょう、ですからこれ以上は見逃していただけると助かります……
梔子ユメの場合
──ほぇ?やうめひゃんのほほ?
──モグモグ……ゴクン、うーんとね〜〜なんて言うんだろ〜ね〜
──親友?いやそれ以上?
──あ!あれだ!魂のソウルメイトってやつだ!
──ふふふ〜きっと前世はやむを得ず敵対することになったけど誰よりもお互いのことを信頼しているヒットマンだったんだよ私たち!
──え?流石に無理がある?
──んもう!妄想するくらいなら自由でしょ!
──そういう〇〇ちゃんだって!もしかしたら前世では廃れた惑星でなんかこう……わちゃわちゃしてたロボット戦士かもしれないじゃん!
──でしょ!?素敵でしょ!!
──ふっふっふ、梔子伝説がまた増えちゃったね…
──………実際、ヤツメちゃんがいなかったら私はあの時、例の預言者に焼き殺されてたと思うんだ。
──蛇みたいな、鯨みたいなあの怪物に。
──……だから、あの子は私の命の恩人で、色々辛かったあの時を一緒に乗り越えてくれた大事な大事な友人なの。
──…でもね、ひとつだけ、ひとつだけ不満なところがあるの…
──ヤツメちゃんがアビドス生じゃなかったことだよぉぉぉ!!
──あの子がうちにいたら色々楽だったよ絶対!!
──ヤツメちゃん、なんやかんやしっかりしてるからね!さすが私のソウルメイト!
──え?他にも素敵なエピソードは無いのかって?
──たっくさんあるよ!そもそも私たちの初対面は柴関ラーメンでね〜………
(インタビューは当分終わりそうもない……)
???の場合
──今回はインタビューに応じていただき、ありがとうございます
──……
──えぇ、存じ上げておりますとも、この場ではお互いに気の置けないご友人としてヤツメについて語ってもらえればこれほど嬉しいことはありません。
──まして入学式で共に肩を並べた貴女からどんな話が出てくるのか…
──あるいはかつて『雷帝』と呼ばれた貴女だからこそ語れるヤツメのやらかしエピソードもあるのかもしれません…素敵だ…
──………!…………………!
──なるほど、やはりあの人は入学時から破天荒でしたか…まさか教員のヅラをパクって水酸化ナトリウムに付けてしまうとは………………………………???
──wwwwwwwwwwwww
──あぁ!大丈夫ですか!?…ダメだ完全にツボに入ってる………………!
──え?他にもある万魔殿の生徒が食べ残したコッペパンをホルマリン漬けにしてブラックマーケットで売り捌いたこともある?????
──挙句ワイルドハントに高値で落札された!?!?
──ふむ……予想してはいましたが…素の貴女も大概フリーダムじゃあないですか
──……
──…やれやれ、こんなの先輩方が知ったらどんな反応をするのやら
──ww
──……そうですねぇ、貴女の仰る通りです
──…!
──緊急の要件ですか?ならば取材は一旦終了です
──…!…………?
──おや?まだ画面は付いたままなのに行ってしまった…
──まぁ、忙しそうですし切りますか。
──では、また
哀れなる
インタビューに臨んでいる元総監部現クロノス生ちゃんのステータス(?)
身長:159cm
体重:乙女の秘密
好物:バタースコッチパイ
小柄でどことなく庇護欲をそそられる容姿をしており、ゲヘナでも先輩に可愛がられていた、もちろんそれはクロノスでも変わらない。
しかしいざという時に見せる意志の強さはクロノスの現生徒会長も舌を巻く程で、普段とのギャップも相まって更に可愛がられている。
「もっと聞かせてください!あなたの意見を!」
「あぁ…貴女のその輝かんばかりの意志、とても素敵だ…」
「ふふ…つまり私たちは今から『ご友人』という訳なんですね…」
「ああ!いけませんカスミちゃん!それはサーモバリック爆薬で(ry」