七囚人『深淵の蛇』 作:ゲヘナ狂
×月〇日
明日はまちにまった入学式です!!!
あぁ…いったいどのようなにちじょーがまっているのでしょうか……
ともだちはできるのか……べんきょうがやっていけるか………ふあんときたいが入りまじっています…………
入学いわいにかってもらったこの日記がどうか楽しいことでうまりますように
〇月×日
やりました!!おともだちゲットです!!!!!
その子のお名前はやまたやつめちゃんといって、とってもにぎやかでたのしいこです!!!!
へいろーの形がげへなのマークみたいでかっこいいといったら、もっとげんきになってくれました!!!!
▼月■日
今日はやつめちゃんといっしょにじちくをたんけんしてまわりました。
そしたらとおくにいきすぎだーっておんみょうぶのせんぱいたちにおこられちゃってかなしかったです。
でもそのあとにやつめちゃんが「くやしかったらおいついてみろー!」だなんていっちゃって、それにおこったせんぱいがたとそのままじゅうげきせんになってしまいました。
今日のはっけんはじゅうげきせんはいたいけど楽しいことです!やつめちゃんもいっしょだといってくれました!うれしい!!!!!
(´・ω・`)月(`・ω・´)日
随分と懐かしいものを見つけました。
初等部に入学してから三日………いえ二日で書くのをやめている……三日坊主どころの騒ぎではありませんね……
でも、確かに日記のことなど忘れてしまう程に濃い日常だったのは今でも鮮明に覚えています。
……もしかすると、私が今の趣味を見つけるに至ったのはあの日の…前のページに書いた日の出来事が始まりなのかもしれません
くぁw月せdr日
折角なので付けて見ましょう。
ヤツメとの関係も今となっては長いものです。
思えばあの子はあの時から大して変わっていません。
…いえ…幼い頃は今一つ銃撃戦やらの荒事に消極的でしたが、いまとなっては不良の喧嘩に自分から突っ込んでいくほどの戦闘狂になってしまいましたね。
そこは変化と言えるでしょう、確証を持って。
……私も似たようなものですが
※月*日
今日も元気に囀っていたヘルメットをいくつか破壊しました。
彼女ら、ヘルメットが壊れた途端に尻尾を巻いて逃げるものですから、ついつい完膚なきまでに叩きのめしてしまいました。
百花繚乱に怒られてしまいましたが、私に言わせるならあんな壊し甲斐のある反応、誘っているとしか思えません。
ヤツメにそう言ったら普通に引かれました。
何故?何故?何故?何故?何故?何故?何故?何故?何故?何故?
ヤツメだってノリノリで蹴っ転がしていたでしょう!?!?!?!?
腹が立ったので今度百夜堂で一番高いメニューを奢らせることにしましょうそうしましょう。
☆月★日
今時流行りませんよ、ヘイロー差別なんて。
持って生まれたものを本人でも無い輩が知った風な顔で語るな。虫唾が走る。
銃弾にいつもより少々多めに神秘を込めてしまいましたが、私はこの行動に後悔はありません。
似たような輩は初等部の頃に飽きるほどぶちのめしてきましたが、未だ戯けた言動をする輩は絶えません。
気に入らないなら気に入らないとハッキリ言いなさい、羽虫共。
きちんとぶちのめしてあげますから。
■月◇日
つかれた。
今日はふりょーをこわしてこわしてこわしまくりました。
ねむいのでねます。
(寝ぼけて走らせたペンの跡が付いている)
:(;゙゚'ω゚'):月( ゚д゚)日
喧嘩しました。
発端はヤツメのバカが「ペロロって意外とかわいくね?」などと言い出したことです。
もとよりアレの感性は変わっているのですが、さすがにあの気の狂ったような顔の鳥人形*1をかわいいと評する程とは思いませんでした。
しかも無駄に手広くメディア展開しているためにグッズも多く、このまま行けば待っているのは友人から変なグッズ*2を押し付けられる日常。
それだけは嫌だとタイマンで撃ち合いになったのですが、その最中にアレから言われた発言が頭から離れません。
…………私のこの趣味は、やはり周囲からの理解を得難いのでしょうか………
ᓀ‸ᓂ月눈_눈日
(乱雑にページが破り取られている)
◎月(⌒∇⌒)日
すき、だいすき、まぢとうとい…
あぁ…どうやっても語彙力が溶けてしまいます。
数日前の己が殺したいほど愚かしい…
しかし、あの子はそんな愚かな私にすら手を差し伸べてくれました。
ヤツメ、私は貴女がこの先どのような苦難に遭おうと貴女の味方であり続けます…
私達は最強なんです。
…さすがにこんなこと、恥ずかしくて言えませんが。
( ´ー)月×日
これを開くのも久しぶりですね。
元々初等部の頃に使い切ってしまう想定だったのですが、それをするには私の語彙が足りなかったようです。
しかし、楽しいことでいっぱい埋まっているのは間違いありません。
かつての私が今の私を見れば何を言うのでしょうか…
……案外、かっこいいと言ってくれるかもしれません。
あの子もそう言ってくれましたし…
しかし再会が獄中になるとはこの私の目を以てしても見抜けませんでした。
まだまだ精進が必要ですね。
何故だか分かりませんが矯正局が混乱していたので何となく脱獄してみましたが…存外にやることが無い…
……アヤメやナグサ達は元気にやっているでしょうか?
…会ってみないと分かりませんよね
………………………………見せてもらおう、当代の百花繚乱の性能とやらを!
「コッ…コクリコ様ぁ!」
「どうしたシュロちゃん」
「さっ…災厄の狐です!何故かこっちを嗅ぎ付けてきてますぅ!!!!」
「えぇっそれは大変─
ドッゴォォォォォォォォォォォン!!!!
「クク……………いつの時代も絶えぬものですね、無明の場にて暗躍する輩は…」
「ワカモ…………先輩?」
「行きなさいアヤメ、ナグサを連れて」
「でッ…でも!」
「あら、では貴女達も一緒に破壊して差し上げましょう、狐は存外凶暴なんですよ?」
「っ…」
「行こうアヤメッ!」
「………………………………それでいいのです」
↓ワカモ的忘れられない発言の詳細↓
ワカモ「貴女のその壊滅的な美的センス………徹底的に破壊しつくしてあげますよ…」
ヤツメ「ダハハッ!!また同じ脅し文句を垂れたな!他のは無いのか?」
ワカモ「……っ」