やる気と心を燃やしてできるだけ期間が開かないよう頑張ります…。
あと激覇の序盤が見れずほぼ記憶頼りになるかも…。
DVD後半ならあるんだけどな…。
盗賊の疑いが晴れた弾たちはミミ族の娘たちに謝罪も込めたおもてなしを受けていた。
「うんまいだぁー!」
「本当においしいわね〜」
「ありがとうございます。どうか遠慮せずお召し上がりください」
ズングリーは寿司に似た料理を頬張り、マギサはお酒を楽しむ。
「ダンも食べるだよぉ!」
「ああ、後で食べるよ」
一方弾とクラッキーはさっきのバトルの反省会とデッキ編集をしていた。
「『古代闘技場』のせいであのターンでソフィアを出さざるを得なかった。ネクサス除去のカードをもっと積んだ方が…ダン、ネクサス除去のいいマジックはないか?」
「『ヴィクトリーファイア』を積んでるならもういらなくないか?まあ『バスタースピア』等のドロー効果付きのマジックかネクサスに破壊耐性をつけられた時用の『メビウスリング』かな。ただあまりネクサス除去カードを積むと相手によっては死に札になるぞ」
「それはわかってるさ、だがさっきのバトルみたいに来ない時がきつい」
「無難にドローを増やすほうがいいんじゃないか?」
「う〜ん、ダンの言う通りドローを増やす方向でデッキのバランスをもうちょっと考えるか…」
「ズンちゃ〜ん、カードバカたちは放っておきなさい」
「…んだ」
「んでソフィアちゃん、このダンとズンちゃんにそっくりな人がいるデスマッチ団はなんでミミの村を狙ってるの?」
(そこまで似てないだよ…)
「はい…彼らの目当てはミミの村の守り神、神殿に眠る赤の究極龍『激神皇カタストロフドラゴン』」
「赤のXレアカードね」
「そうです。この村はカタストロフドラゴンの使い手が現れるまでお守りする為にできたと言われております。そしてカタストロフドラゴンが降臨する百年に一度の日が明日なのです」
「なるほど、じゃあ明日確実にデスマッチ団が襲ってくるわね」
「はい、そこで皆様にお願いなのですが、明日カタストロフドラゴンをお守りするのにお力をお貸しいただけないでしょうか」
「まあ乗りかかった船よね、いいわよ。ダンとズンちゃんもいいわよね?」
「うんまい飯をもらった礼だ、いいだよ!」
「俺も構わないけど、正直出番はないと思うぞ」
「当然だね、僕1人で十分さ」
「ああ、その通りだ」
「…張り合ってくれよダン」
〜次の日〜
村の門の前にデスマッチ団が集結していた。
「俺は赤き荒野をすべる男、冥王ジンだぁ!!この村にある伝説のXレアカードを俺らに差し出せ!お前らが持っててもあの…あれだ、猫に小判ってやつじゃぁねぇのかぁ?」
ジンの言葉にゲラゲラと笑うデスマッチ団の面々。
「悪いけど盗賊風情にはやれないな」
立ちはだかるは弾とクラッキー。
「誰だぁあいつら?」
「あれは…ジン様、彼は無敗のカードバトラー、激突王 馬神 ダンです。彼がいる以上、Xレアは諦めた方が良いかと…」
「ああ?無敗ぃ?じゃあ俺があのガキに最初の敗北ってやつを味わわせてやるよ!」
「…はぁ、やっぱりダメだね」
フルフェイスヘルメットを被る少年がサイドカーを降り、弾たちの元へ駆け寄る。
「何してんだ!新入り!」
「あいつ、こっち来るだ!」
「久しぶり、最後に会ったのはこの前のチャンピオンシップ前だったかな?」
「ダンの知り合いかい?」
「ああ、久しぶりだな硯」
ヘルメットを脱ぎながら硯と呼ばれた少年が弾と気さくに話す。
「新入り!裏切る気か!」
「悪いけど勝ち馬の方に乗らせてもらうよ。ダンくんがいる以上、こっちの勝ちは確定だからね」
「んだとゴラァ!」
「というわけでダンくん、あとはよろしく」
「ああ、バトルするのはクラッキーだがな。それにお前がバトルしても余裕だろ?」
「どうかな?」
2人は顔を見合わせて苦笑する。
「そういえば君の探してたカードを何枚か確保しておいたんだけど見る?」
「ああ、あとで見させてもらうよ」
「ダン、君たちのせいで僕が完全に空気じゃないか…」
「あっすまん」
「ごちゃごちゃうるせぇ!結局誰が俺とバトルすんだよぉ!」
「気が短いね、僕が相手をするよ。ゲートオープン!界放!!」
クラッキーの第1ターン
クラッキーはネクサス『白夜の虚空』を配置しターンエンド。
ジンの第2ターン
ジンは『スカルデビル』と『冥闘士バラム』を召喚し、バラムでアタック。
クラッキーはその攻撃をライフで受けた。
クラッキー ライフ5 → 4
クラッキーの第3ターン
クラッキーは『犬将クー・シー』を召喚しアタック。
ジンのライフを削り、【聖命】の効果でライフを回復させた。
ジン ライフ5 → 4
クラッキー ライフ4 → 5
ジンの第4ターン
ジンは2体目の『冥闘士バラム』をLv.2で召喚。
そして2体のバラムでアタック。
クラッキーはどちらもライフで受けた。
クラッキー ライフ5 → 3
クラッキーの第5ターン
クラッキーは『グレムリー』、『百合の妖精ユリィ』を召喚。
さらにクー・シーとユリィをLv.2にアップさせ、その2体でアタック。
ジンのライフを2つ削り、【聖命】の効果でライフを回復させた。
ジン ライフ4 → 2
クラッキー ライフ3 → 5
そしてジンの第6ターン。
「クソガァァ!!ライフが全然減らねぇ!!」
クラッキーの【聖命】を駆使した戦術に苛立ちを隠しきれないジン。
「荒れてるわね〜」
「クラッキーにいいように転がされてるな」
「彼、前見た時とデッキの内容が全然違うね」
「クラッキーか?確かに前は黄属性のいろんな女の子のスピリットを入れましたって感じだったな」
「そうだね。でも今は【聖命】を主軸にした戦術のデッキかな?」
「昨日バトルしたから言えるんだが、【聖命】と【光芒】の2つが主軸のデッキだと思うぞ」
「えっバトルしたの?僕も見たかったな〜。もちろんダンくんが勝ったよね?」
「ギリギリの勝利だったけどな…」
「あの〜あなたたちが駄弁ってる間に悲惨なことになってるわよ」
「「ん?」」
クラッキーの第7ターン
「クー・シーでアタック!」
「ライフで受ける!ガァッ!!」
ジン ライフ2 → 1
「クー・シーの効果【聖命】が発動」
クラッキーのライフが光を取り戻す。
クラッキー ライフ5 → 6
クラッキーのフィールド
犬将クー・シー
百合の妖精ユリィ
グレムリー
白夜の虚空
ジンのフィールド
スカルデビル×2
ヘルスコルピオ
2体のバラムはクー・シーの効果を警戒してLvを下げ、ブロッカーとして残していたがメインのヴィクトリーファイアで焼かれた。
「圧倒的ね…」
「さすがは光の貴公子」
マギサと硯が感嘆の声を漏らす。
「相手側は白夜の虚空と相性が悪かったからな。序盤のバラムの攻撃を控えたらここまでにはならなかったろうに…」
弾は終わりゆくバトルを冷静に考察する。
「終わりだよ!グレムリーでアタック!」
「クソガァァ!!」
ジン ライフ1 → 0
winnerクラッキー・レイ
「覚えとけよぉぉ!」
クラッキーの勝利により、テンプレの捨て台詞と共にデスマッチ団は去り、その夜、ミミの村では祝勝会が催された。
「皆様、この度は本当にありがとうございました。お礼してもしきれません」
「肝心の主役たちはカードに夢中だけどね〜」
ソフィアが弾たちに感謝を伝えるが、カードに夢中の男衆をマギサがジト目で見つめる。
「うわぁー!カードがいっぱいだで!」
「すごいな…oh!これは!憧れの『大天使ミカファール』!!」
「ミカファールターボ…うっ頭が」
※ 本作は禁止制限第5回改定を反映している為、禁止カード入りしてます。
「欲しいのがあったら言って、内容によっては交換できるよ。ダンくんには…はいこれ」
硯から何枚かのカードを受け取る。
「ありがとう、いつも助かってるよ硯」
「どういたしまして。集めるのが大変だったよ」
(この世界のパックとかは現実とは違って闇鍋だからな…集めるのに本当に苦労するから硯と出会えて本当に運がよかった)
「そういえば2人はどういうつながりなんだい?」
「ダンくんとは2年前のチャンピオンシップで知り合ってね。ダンくんが使うカードの調達とデッキ調整の相手をやっているんだ」
「そのチャンピオンシップの時に硯の欲しいカードに対する行動力を見てな…俺から提案したんだ」
「なるほどね、ダンには優秀なサポーターが付いていたわけだ」
「まあその分僕もいい思いができてるからね」
「そうなのかい?」
「うん」
「ちょっと男衆!ソフィアちゃんが呼んでるわよ!」
弾たちが楽しく会話している中、マギサからの呼び声が響く。
「どうしたんだいマギサ?ソフィアが呼んでるって」
「なんか外に出て欲しいみたいよ?」
「外だか?」
弾たちは疑問に思いながらも、外に出ていくミミ族の娘たちに続いて外へと向かった。
外に出るとミミの村の娘たちが勢揃いして何かを今か今かと待ち侘びている様子だった。
ソフィアは天に向かって祈りを捧げている。
「何が始まるんだい?」
「「「キャー!!」」」
そうクラッキーがソフィアに尋ねた瞬間に周りから歓声が上がった。
周りの娘たちが空を見上げているのを見て弾たちも同じように空を見上げると。
空に浮かぶ月、そこには大きな×印が刻まれていた。
「月に×印が…」
それに気づいた硯が呟く。
「いいえ、あれはX。XレアのXです」
硯の呟きが聞こえたのか、祈りを続けるソフィアからの訂正が入る。
「Xレア…カタストロフドラゴンか」
「はい、昨夜お伝えしたとおりこの村はカタストロフドラゴンの使い手が現れるまでお守りする為にできたと言われております。そして100年に一度降臨する」
「その降臨する日が今日なのね」
「はい、あの月こそがカタストロフドラゴンが降臨している証です」
「もういるだかぁ!?」
「…」
「硯、いいのか?」
黙っている硯に弾が何かを問いかける。
「ん?何が?」
「カタストロフドラゴンだよ。狙いだったんだろ?」
「「「えっ!?」」」
弾の言葉に周りのマギサたちが騒然とする。
「…まあね。ダンくんがいなければ貰いに行ってたかも」
「「「えぇ…」」」
おいおいと言う目で硯を見つめる皆の図。
「ちなみにソフィアちゃん、カードが奪われたらどうなるの?」
疑問に思ったマギサがソフィアに尋ねる。
「カタストロフドラゴンがこの地を離れるということは神の恩恵を失うということです。程なくしてこの村は滅びるでしょう」
「硯!お前絶対に盗るなよ!僕のベイベたちを悲しませたら許さないからな!」
「盗らないよ!?」
「なあなあマギサ様、なんか月が赤くなっていってるだよ」
くいくいっとマギサの服を引っ張りながらズングリーが月の方を指差す。
「あら!本当だわ!」
「あれは!」
「何か知っているのかいソフィア?」
「はい…あの赤き月は…」
「ッ!?」
ソフィアの言葉を遮るかのように弾の腰にあるデッキケースが月と同じ輝きを放つ。
「ダン!」
「なんなのこの輝きは!」
「ダンくん!」
「まさか…」
皆が驚く中ソフィアだけが何かを悟ったような顔をする。
「こいつか…」
弾がデッキケースから赤く光り輝く一枚のカードを取り出す。
そのカードは『龍皇ジークフリード』。
皆がジークフリードのカードに注目する中、カードがより強い輝きを放った。
光が収まると場には静寂だけが残った。
赤く輝くXの月も既に普通の月へと戻っていたが、この場でただ一点違うモノが存在した。
弾の手にある一枚のカード。
それは…
『激神皇カタストロフドラゴン』
「…」
弾はカタストロフドラゴンのカードを黙って見つめる。
「ダンのジークフリードが…」
「カタストロフドラゴンになっちゃっただぁ!!」
「ソフィア!ミミの村は大丈夫なのかい!?」
皆が弾の手にあるカタストロフドラゴンのカードを見て慌てる。
落ち着いているのは弾と硯、ソフィアの3人だけであった。
「皆様!大丈夫です!ダン様はカタストロフドラゴンに選ばれたのです!」
「…選ばれた?」
「ソフィアちゃんそれってもしかして昨日言ってた…」
「はい、ダン様こそ我らが待ち望んでいたカタストロフドラゴンの使い手様です」
「そんなことが…まあダンなら…」
「へ〜、まあダンくんなら当然か」
「そこ!受け入れるの早すぎ!」
「…」
「ダン?大丈夫だか?」
「…ああ、大丈夫だよズングリー」
「でソフィアちゃん、結局村は大丈夫なの?選ばれたってことはカタストロフドラゴンはダンが持ってっちゃうってことよね?」
「はい、問題ありません。カタストロフドラゴンの意思とは関係なく使用したり持っていったりすることが問題なだけですので。むしろダン様という使い手が現れてくださったのでこの村には神からの祝福があるでしょう」
「なるほどね〜」
「ダァン!カタストロフドラゴン見せて欲しいだぁ!」
「いいぞ、ほら」
「おー!すごいだぁ!」
「これがカタストロフドラゴンか、すごいね」
「ダンが強化されてしまったか…だが僕は負けない!次バトルしたその時こそ!」
各自がそれぞれの反応を見せる中、ソフィアの声が響く。
「皆様、今宵はとてもめでたい日となりました!再度宴を催し、盛大に祝いましょう!」
「いいわね〜」
「やるだやるだー!」
宴を再度行うことに皆が喜びの声をあげる中、弾が硯に話しかける。
「硯、デッキ調整後の相手を頼む」
「…了解」
to be continued…
カタストロフドラゴンを手に入れた弾は、
デッキ調整の相手に硯を指名する。
そんな硯のバトルに皆が困惑を見せる。
次回バトルスピリッツ憑依転生ダン
硯の実力
ちなみにカタストロフドラゴンをゲットした時の弾の心情
(ジークフリードとトレードか…。いや嬉しいけどおっもぉ…)